2017年05月01日
使いづらいあのバッグに日の目を
こんばんは、パイル二等兵です
ベトナム戦争マニア、特に海兵隊マニアなら必ず持っているバックパック・・・
それがM-1941ハーバーサック&カーゴパックです。
M-1941ハーバーサック&カーゴパック

上部パックがM-1941ハーバーサック、下部パックがM-1941カーゴパックと呼ばれるものなのですが、
基本的にはM-1941ハーバーサックしか使わず、M-1941カーゴパックは段ボールの中で眠っています。
何故M-1941カーゴパックは段ボールの中で眠っているのか・・・?
それは実際の海兵隊員たちが戦闘で全く使わなかったから。
そしてもう一つ、
このM-1941カーゴパックが単品では使いようが無いからです
※画像のハーバーサックはナイロン製の最終後期型、カーゴパックはコットン製の最初期型と
気持ち悪いくらい時代があっていませんが手近にあったのがこの2つだったのでご容赦下さい・・・
M-1941カーゴパック

容量もデザインも普段使いのバッグとしては問題ないのですが、
単品として使うための持ち手やショルダーストラップが無いのです・・・
一応M-1941ハーバーサックと連結する為の連結用ストラップがついているのですが、
幅3.5cm長さ48cmと持ち手やショルダーストラップにするには中途半端で、はっきり言って使えないです。
(まさに「帯に短し襷に長し」です)
そんなある日、ネット上でM-1941カーゴパックをショルダーバック化する1940年代のマニュアルを発見!
(残念なことにそのマニュアルが載ったサイトを見失ってしまいましたが・・・
)
そのマニュアルでは連結用ストラップにGIベルトを取り付けてショルダーバックとして使う用法が載っていました
M-1941カーゴパックのショルダーバッグ

①連結用ストラップをGIベルトのバックルに取り付ける
②GIベルトをM-1941カーゴパックの金具に取り付ける
③ショルダーバッグの完成
連結用ストラップとGIベルトの幅が同じという事は、開発当初からこの用法が考慮されていたという事ですね。
※画像のGIベルトは量販店で購入した300円のバッタもんです
結果的にショルダーバッグとして使えることが判明しましたが、
わざわざGIベルトを取り付けてまで普段使うのか? と問われると迷わずこう答えます・・・
「使わぬ!!」・・・と。
そもそもマニュアルに載っていたという事は、マニアの方々にとっては周知の事実なのかも
ただ単に私の無知を晒しただけの記事になっている可能性も
無きにしも非ずですね・・・
それでは今回はこのへんで
本日のタバコNo.019:ブラックデビル・ピンクローズは『続きを読む』をクリック
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ベトナム戦争マニア、特に海兵隊マニアなら必ず持っているバックパック・・・
それがM-1941ハーバーサック&カーゴパックです。
M-1941ハーバーサック&カーゴパック
上部パックがM-1941ハーバーサック、下部パックがM-1941カーゴパックと呼ばれるものなのですが、
基本的にはM-1941ハーバーサックしか使わず、M-1941カーゴパックは段ボールの中で眠っています。
何故M-1941カーゴパックは段ボールの中で眠っているのか・・・?
それは実際の海兵隊員たちが戦闘で全く使わなかったから。
そしてもう一つ、
このM-1941カーゴパックが単品では使いようが無いからです

※画像のハーバーサックはナイロン製の最終後期型、カーゴパックはコットン製の最初期型と
気持ち悪いくらい時代があっていませんが手近にあったのがこの2つだったのでご容赦下さい・・・
M-1941カーゴパック
容量もデザインも普段使いのバッグとしては問題ないのですが、
単品として使うための持ち手やショルダーストラップが無いのです・・・
一応M-1941ハーバーサックと連結する為の連結用ストラップがついているのですが、
幅3.5cm長さ48cmと持ち手やショルダーストラップにするには中途半端で、はっきり言って使えないです。
(まさに「帯に短し襷に長し」です)
そんなある日、ネット上でM-1941カーゴパックをショルダーバック化する1940年代のマニュアルを発見!
(残念なことにそのマニュアルが載ったサイトを見失ってしまいましたが・・・

そのマニュアルでは連結用ストラップにGIベルトを取り付けてショルダーバックとして使う用法が載っていました

M-1941カーゴパックのショルダーバッグ
①連結用ストラップをGIベルトのバックルに取り付ける
②GIベルトをM-1941カーゴパックの金具に取り付ける
③ショルダーバッグの完成
連結用ストラップとGIベルトの幅が同じという事は、開発当初からこの用法が考慮されていたという事ですね。
※画像のGIベルトは量販店で購入した300円のバッタもんです
結果的にショルダーバッグとして使えることが判明しましたが、
わざわざGIベルトを取り付けてまで普段使うのか? と問われると迷わずこう答えます・・・
「使わぬ!!」・・・と。
そもそもマニュアルに載っていたという事は、マニアの方々にとっては周知の事実なのかも

ただ単に私の無知を晒しただけの記事になっている可能性も
無きにしも非ずですね・・・
それでは今回はこのへんで

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2017年03月27日
米兵の雑嚢
こんにちは、パイル二等兵です
今回ご紹介する、アウトドアで使用出来そうなミリタリーグッズはコチラ
クレイモアバッグ

制式名:M7 Bandolier
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1960年~現在
サイズ:25×30cm(平均値) ※本体部分
カラー:OD
材質:コットン
M18A1クレイモアを収納する肩掛けバッグです。
※M18A1クレイモアはこちらを参照ください⇒クレイモア地雷 - Wikipedia
制式名は「M7バンダリア」なのですが、一般的には「クレイモアバッグ」と呼ばれています。
M18A1クレイモアはM18クレイモアを1960年に改良したもので、実戦で使用されたのは1966年のベトナムです。
改良当初にクレイモアバッグも採用されていたかは不明ですがベトナム戦争では使用されていたので、
1960年代前半には存在していたと思います。
クレイモアバッグは蓋つきの肩掛けバッグで、収納部分は真ん中に仕切りがあります。
蓋の裏側にはM18A1クレイモアの取扱説明書が縫い付けられています。
本来は使い捨てのバッグなのですが使い勝手が良いので、米兵たちは雑嚢として再利用していました。
基本的な形は1960年代から現在まで変わっていないのですが、
若干の変更により初期型~後期型と言う変遷がありますので軽く紹介したいと思います。
クレイモアバッグ(初期型)

こちらはいわゆる初期型と呼ばれているタイプです。
この初期型は1960年代に使用されていたもので、ベトナム戦争モノと言えますね。
初期型の特徴
①ボタンの表面に穴がない
②蓋裏面にループがない
生地が後期型に比べ若干荒い気がしますが、初期型の特徴なのか単なる製造ロットの違いなのかは不明です。
クレイモアバッグ(中期型)

こちらも初期型なのですが、改良されていますので中期型と分類しました。
過渡期型と言った方が良いかもしれません。
バッグ自体は1960年代後半に生産されたもので、
1970年以降にループを後付けして使用していたのだと推測します。
蓋裏面に「ECT-1-51」と言うスタンプがありますが詳細は不明です。
中期型の特徴
①ボタンの表面に穴がない
②蓋裏面にループが後付け(?)されている
初期型に蓋裏面のループが後付けされています。
後付けではなく、この時期はこの様な縫い付けだったのかもしれません。
平行に縫われているので「パラレル縫い」とでも呼んでおきましょう。
このループが曲者で、一体何の為のものなのか不明ですが自分なりに考察したものを後述しておきます。
クレイモアバッグ(後期型)

こちらはいわゆる後期型と呼ばれているタイプです。
最新装備に疎いので良く分かりませんが、現在もこの後期型が使われているのだと思います。
1970年以降はこの後期型で、一般的にはベトナム戦争モノではないとされています。
後期型の特徴
①ボタンの表面に穴がある
②蓋裏面にループがある
後期型は蓋裏面のループが標準装備されています。
ジグザグに縫われているので「ジグザグ縫い」とでも呼んでおきましょう。
後期型でループの無いものもあるみたいなので、大きく分類すると4タイプとなりますね。
ループの用途についての考察

どこかのサイトで何かを差しておくとの記述を見たのですが、その「何か」を忘れてしまいました・・・
そもそもその記述が正しいとも限りませんが
可能性としましては
①何かを差しておくもの
②蓋の取っ手的なもの
③蓋の当て布的なもの
現行品にまで脈々と取り付けられている所を見ると、なくては困るものなんでしょうが・・・
個人的な推測ですが、クレイモアのコードを固定するためのペグ(マニュアルではSTAKEと表記)を入れるのでは?
と思ったりしましたが・・・まあ違うでしょう
色々調べてみるとクレイモアのマニュアルにM1 Firing Deviceと言う着火装置(以下M1着火装置)
を使った使用例がありました。
敵がワイヤーに足を引っかけると着火する(手榴弾のピンのようなもの)装置なのだと思います。
M1着火装置は本体部分が約2.2cm、頭の部分が約2.5cmくらいですので、
サイズ的にははループに収めるにはちょうどいい感じです。
本体部分はループを通り、頭の部分は通らない・・・ような気がします。
またM1着火装置が5本で箱入りになっていることから、ループが5個あるのかな?
などと思ってしまいますね。
最大の問題はループにM1着火装置を差している画像が一切ない点です
ご存知の方、ご教授下さい!
お知らせ

話はガラリと変わりますが、当方が所属している『アズ漫画研究会』の展示会『アズ展~夢編~』が
北九州リバーウォーク5Fで開催しておりますので、どうぞお立ち寄り下さい。
「パイル二等兵の露営日記を見た」と言って頂ければ入場無料になりますし、
仮に言わなくても入場無料になります!!
ちなみに当方は今回作品を提出していません・・・
それでは今回はこのへんで
本日のタバコNo.018:ブラックデビル・ココナッツミルクは『続きを読む』をクリック
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クレイモアバッグ
制式名:M7 Bandolier
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1960年~現在
サイズ:25×30cm(平均値) ※本体部分
カラー:OD
材質:コットン
M18A1クレイモアを収納する肩掛けバッグです。
※M18A1クレイモアはこちらを参照ください⇒クレイモア地雷 - Wikipedia
制式名は「M7バンダリア」なのですが、一般的には「クレイモアバッグ」と呼ばれています。
M18A1クレイモアはM18クレイモアを1960年に改良したもので、実戦で使用されたのは1966年のベトナムです。
改良当初にクレイモアバッグも採用されていたかは不明ですがベトナム戦争では使用されていたので、
1960年代前半には存在していたと思います。
クレイモアバッグは蓋つきの肩掛けバッグで、収納部分は真ん中に仕切りがあります。
蓋の裏側にはM18A1クレイモアの取扱説明書が縫い付けられています。
本来は使い捨てのバッグなのですが使い勝手が良いので、米兵たちは雑嚢として再利用していました。
基本的な形は1960年代から現在まで変わっていないのですが、
若干の変更により初期型~後期型と言う変遷がありますので軽く紹介したいと思います。
クレイモアバッグ(初期型)
こちらはいわゆる初期型と呼ばれているタイプです。
この初期型は1960年代に使用されていたもので、ベトナム戦争モノと言えますね。
初期型の特徴
①ボタンの表面に穴がない
②蓋裏面にループがない
生地が後期型に比べ若干荒い気がしますが、初期型の特徴なのか単なる製造ロットの違いなのかは不明です。
クレイモアバッグ(中期型)
こちらも初期型なのですが、改良されていますので中期型と分類しました。
過渡期型と言った方が良いかもしれません。
バッグ自体は1960年代後半に生産されたもので、
1970年以降にループを後付けして使用していたのだと推測します。
蓋裏面に「ECT-1-51」と言うスタンプがありますが詳細は不明です。
中期型の特徴
①ボタンの表面に穴がない
②蓋裏面にループが後付け(?)されている
初期型に蓋裏面のループが後付けされています。
後付けではなく、この時期はこの様な縫い付けだったのかもしれません。
平行に縫われているので「パラレル縫い」とでも呼んでおきましょう。
このループが曲者で、一体何の為のものなのか不明ですが自分なりに考察したものを後述しておきます。
クレイモアバッグ(後期型)
こちらはいわゆる後期型と呼ばれているタイプです。
最新装備に疎いので良く分かりませんが、現在もこの後期型が使われているのだと思います。
1970年以降はこの後期型で、一般的にはベトナム戦争モノではないとされています。
後期型の特徴
①ボタンの表面に穴がある
②蓋裏面にループがある
後期型は蓋裏面のループが標準装備されています。
ジグザグに縫われているので「ジグザグ縫い」とでも呼んでおきましょう。
後期型でループの無いものもあるみたいなので、大きく分類すると4タイプとなりますね。
ループの用途についての考察

どこかのサイトで何かを差しておくとの記述を見たのですが、その「何か」を忘れてしまいました・・・
そもそもその記述が正しいとも限りませんが

可能性としましては
①何かを差しておくもの
②蓋の取っ手的なもの
③蓋の当て布的なもの
現行品にまで脈々と取り付けられている所を見ると、なくては困るものなんでしょうが・・・
個人的な推測ですが、クレイモアのコードを固定するためのペグ(マニュアルではSTAKEと表記)を入れるのでは?
と思ったりしましたが・・・まあ違うでしょう

色々調べてみるとクレイモアのマニュアルにM1 Firing Deviceと言う着火装置(以下M1着火装置)
を使った使用例がありました。
敵がワイヤーに足を引っかけると着火する(手榴弾のピンのようなもの)装置なのだと思います。
M1着火装置は本体部分が約2.2cm、頭の部分が約2.5cmくらいですので、
サイズ的にははループに収めるにはちょうどいい感じです。
本体部分はループを通り、頭の部分は通らない・・・ような気がします。
またM1着火装置が5本で箱入りになっていることから、ループが5個あるのかな?
などと思ってしまいますね。
最大の問題はループにM1着火装置を差している画像が一切ない点です

ご存知の方、ご教授下さい!
お知らせ

話はガラリと変わりますが、当方が所属している『アズ漫画研究会』の展示会『アズ展~夢編~』が
北九州リバーウォーク5Fで開催しておりますので、どうぞお立ち寄り下さい。
「パイル二等兵の露営日記を見た」と言って頂ければ入場無料になりますし、
仮に言わなくても入場無料になります!!
ちなみに当方は今回作品を提出していません・・・

それでは今回はこのへんで

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2014年05月17日
M-1944/45パック後編
こんばんは、パイル二等兵です
今回も『M-1944/45パック前編』『M-1944/45パック中編』に引き続き、M-1944/45パックです


こちらはM-1945フィールドパック&カーゴパックの韓国軍供与品です。
朝鮮戦争で韓国軍は米軍装備を使用していたので、その頃の品だと思います。
韓国軍兵士の名前が漢字表記なのが歴史を感じます。
また何人もの名前が書かれていることから、お下がり的に使われていたのだと思います。
ちなみに通常のM-1945パックとの違いはありません。ただ韓国名が書かれていると言うだけです・・・

こちらはM-1945フィールドパックのタイ王国軍供与品です。
表に英語で、裏にタイ語で使用者の名前が書いてあります。
製造は1962年。 DSAナンバー入りのナム戦モノ
当然米軍では使用されていない時期なので、わざわざ供与する為に製造されたのだと思います。
このフィールドパックを背負ってタイ王国軍兵士は、ベトナム戦争へ行ったのでしょうか?
ちなみに通常のM-1945パックとの違いはありません。
ただタイ人名が書かれていると、DSAナンバー入りだと言うだけです・・・
それでは今回はこのへんで

今回も『M-1944/45パック前編』『M-1944/45パック中編』に引き続き、M-1944/45パックです



こちらはM-1945フィールドパック&カーゴパックの韓国軍供与品です。
朝鮮戦争で韓国軍は米軍装備を使用していたので、その頃の品だと思います。
韓国軍兵士の名前が漢字表記なのが歴史を感じます。
また何人もの名前が書かれていることから、お下がり的に使われていたのだと思います。
ちなみに通常のM-1945パックとの違いはありません。ただ韓国名が書かれていると言うだけです・・・

こちらはM-1945フィールドパックのタイ王国軍供与品です。
表に英語で、裏にタイ語で使用者の名前が書いてあります。
製造は1962年。 DSAナンバー入りのナム戦モノ

当然米軍では使用されていない時期なので、わざわざ供与する為に製造されたのだと思います。
このフィールドパックを背負ってタイ王国軍兵士は、ベトナム戦争へ行ったのでしょうか?
ちなみに通常のM-1945パックとの違いはありません。
ただタイ人名が書かれていると、DSAナンバー入りだと言うだけです・・・
それでは今回はこのへんで

2014年05月11日
M-1944/45パック中編
こんばんは、パイル二等兵です
スマホは目が疲れる・・・でも一日一件は他のブロガーさんにコメント残して行こう
あ、そう言えばコメントを頂いているSgt. Saundersどののブログ、
『蒐集徒然草』をお気に入りに追加させて頂きました
今回は前回『M-1944/45パック前編』から引き続き、M-1944/45パックです


こちらはM-1944フィールドパック&カーゴパックです。
M-1944パックは1944〜1945年の僅かな期間しか製造されていません。
後継のM-1945パックに比べ若干複雑な造りになっています。
その最たるものが上下パックの連結部分で、
言葉では表現しにくいのですがとにかくM-1944パックは複雑な連結方式です。
その他の違いは割愛させて頂きます
(もしかしたら書き足すかも・・・)
私が所有している物は上下パックとも1945年製。
フィールドパックは一部カーキの生地が使用されています。
では今回はこのへんで、
次回もまたM-1944/45パックについて書きます

スマホは目が疲れる・・・でも一日一件は他のブロガーさんにコメント残して行こう

あ、そう言えばコメントを頂いているSgt. Saundersどののブログ、
『蒐集徒然草』をお気に入りに追加させて頂きました

今回は前回『M-1944/45パック前編』から引き続き、M-1944/45パックです



こちらはM-1944フィールドパック&カーゴパックです。
M-1944パックは1944〜1945年の僅かな期間しか製造されていません。
後継のM-1945パックに比べ若干複雑な造りになっています。
その最たるものが上下パックの連結部分で、
言葉では表現しにくいのですがとにかくM-1944パックは複雑な連結方式です。
その他の違いは割愛させて頂きます

私が所有している物は上下パックとも1945年製。
フィールドパックは一部カーキの生地が使用されています。
では今回はこのへんで、
次回もまたM-1944/45パックについて書きます

2014年05月10日
M-1944/45パック前編
こんばんは、パイル二等兵です
スマホのみの生活になってからと言うもの、他のブロガーさん達のところへ全然顔を出せてない
早くパソコン入手してブログ巡りしたい!!・・・とりあえず少しずつでも見て回ろう
今回ご紹介するのは タロー殿からのリクエスト、M-1944/45フィールド&カーゴパックです

こちらがフルセットです。 上部がメインであるフィールドパック、下部がサブであるカーゴパックです。
M-1945サスペンダー(通称:Xサス)とガーランドベルトを装置して初めて背負うことが出来ます。
カーゴパックは単体で手提げカバンとして使用出来ます。
フィールド・カーゴパック両方の内部に、防水用のゴム引きライナーが付いています。
画像の上下パックは1951年製、もっとも多く出回っているタイプです。
恐らく朝鮮戦争用に大量に製造されたのだと思います。
M-1944パックの原型は海兵隊のM-1941パックです。 (M-1941パックはリュックとして単体で使用可能)
では今回はこのへんで、次回もM-1944/45パックについて書きます

スマホのみの生活になってからと言うもの、他のブロガーさん達のところへ全然顔を出せてない

早くパソコン入手してブログ巡りしたい!!・・・とりあえず少しずつでも見て回ろう

今回ご紹介するのは タロー殿からのリクエスト、M-1944/45フィールド&カーゴパックです


こちらがフルセットです。 上部がメインであるフィールドパック、下部がサブであるカーゴパックです。
M-1945サスペンダー(通称:Xサス)とガーランドベルトを装置して初めて背負うことが出来ます。
カーゴパックは単体で手提げカバンとして使用出来ます。
フィールド・カーゴパック両方の内部に、防水用のゴム引きライナーが付いています。
画像の上下パックは1951年製、もっとも多く出回っているタイプです。
恐らく朝鮮戦争用に大量に製造されたのだと思います。
M-1944パックの原型は海兵隊のM-1941パックです。 (M-1941パックはリュックとして単体で使用可能)
では今回はこのへんで、次回もM-1944/45パックについて書きます

2013年02月04日
珍色ダッフルバッグ
初回投稿:2013年2月4日
更新日時:2013年9月2日
更新内容:海軍用ダッフルバッグ(白)を追加
こんばんは、パイル二等兵です
男の旅の必需品・・・それはダッフルバッグ!!
米軍のダッフルバッグと言えば1940年代初期のカーキ、
そして1940年代後半以降のOD(オリーブドラブ)色が有名ですが、
それ以外にも珍色が存在しますのでご紹介致します
空軍用ダッフルバッグ(ホワイト)

制式名:BAG DUFFLE TYPE 1
製造国:アメリカ合衆国(SIDNEY BRAUN CORP. 製)
製造年:1951年
サイズ:87×59cm ※画像の平置き状態
カラー:ホワイト(ストラップはOD)
材質:コットン
1951年の1年間のみ製造された空軍用の白いダッフルバッグです。
白なのか生成りなのかはハッキリしませんが、軍用バッグにしては珍しい色だと思います。
白いダッフルバッグはこれ以外にもありまして、
1940年代の海軍用ダッフルバッグが本体、ストラップ全てが白い生地で出来ています。
一見両者は同じように見えますが、ストラップの色が白かODか、
そしてスタンプが「US」か「USN」かの違いで区別できます。
何故「白」なのか・・・答えは分かりません
勝手な憶測ですが、海軍用ダッフルバッグの余った生地を使用した?
もしくは空軍兵士に迷彩効果が必要ないと判断し、ODに染める手間を省いた?
他のダッフルバッグに比べ、若干縦に短く横に広い作りになっています。
白ダッフル特有の形なのか?それとも単なる製造過程の誤差なのか? 真相は不明です

コチラはスタンプ類です。
コントラクトナンバーはかなり薄くなっており判読困難ですが、
今の所このダッフルバッグのコントラクトナンバーは1種類しか確認されていませんので、
以下の事が書いてあると推測できます。
BAG DUFFLE TYPE 1
8330-025980
SIDNEY BRAUN CORP.
1951
また何故空軍用なのかと言うと、
使用者の名前と共に「AF」つまり「空軍」と言う文字が書かれている事が多いからです。
当方所有の物にも以下の事が書かれてあります。
ALLAN D. MOORE
A.F. 12415234
この文字から判断すると、当初の所有者は
「米空軍所属、軍籍番号12415234番のアラン・D・ムーア」さんだったのでしょう。
「ムーア」さんと言うと、
映画『ワンス・アンド・フォーエバー』の主人公ハル・ムーア中佐を思い出しますが、
あちらは陸軍騎兵大隊の大隊長サンなんで全く関係ないでしょう・・・
「ムーア」と言う苗字自体そんなに珍しいものではないそうです
ちなみに実在のハル・ムーア中佐(最終階級は中将)は今もご健在(現在90歳)
------------------------------------------------
空軍用ダッフルバッグ(ブルー)

制式名:BAG DUFFLE COTTON DUCK, BLUE
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1963~1964年頃(DSA-1-6947)
サイズ:90×56cm ※画像の平置き状態
カラー:ブルー
材質:コットン
1960年代初期に製造された空軍用の青いダッフルバッグです。
空の青さをイメージしてこの色にしたのでしょうか?
どちらかと言うと海の青、つまり海軍っぽさを感じてしまいます。
1940年代のバラックバッグ(ダッフルバッグの前身で巨大巾着袋)に
ブルーデニムで作られたものがありますが、
コチラはデニム生地ではなく、青く染めたコットンダック生地です。
1960年代以降、鍵などを収納するポケットが付き始めるのですが、
この青ダッフルにも付いています。
ポケットの有無は1960年代以前・以後の大まかな判断基準となります。
※1960年代製はポケットの有るタイプと無いタイプが混在しています

コチラはスタンプ類です。
黒ではなく白でスタンプしている為、ほとんどの個体で文字が消えかかり判読不能ですが、
これは比較的綺麗に残っており、コントラクトナンバーも何とか読めます
一部推測ですが、以下のように書かれています。
BAG DUFFLE COTTON DUCK, BLUE
DSA-1-6947
8465 269 8456 ※ストックナンバーは結構曖昧
で、こちらも白いダッフルバッグ同様
使用者の名前と共に「AF」と言う文字が書かれている事が多い為、空軍用と判断致しました。
当方所有の物にも以下の事が書かれてあります。
DIGRAZIA
KENNETH
AF 12750425
この文字から判断すると、当初の所有者は
「米空軍所属、軍籍番号12750425番のダイグラジア・ケネス」さんだったのでしょう。
「DIGRAZIA」は本当は何て読むんですかね?
適当に「ダイグラジア」と書きましたが「ディグラジア」かも知れませんね・・・
ちなみに「DIGRAZIA」は苗字です。
本来ならば英語圏では「KENNETH DIGRAZIA」(名・姓)と表記するのが一般的ですが、
米軍内の名前表記に限り、日本と同じ姓・名の順で表記することがあります。
これは恐らく名簿を作成する際、
姓を先に書いてある方が管理しやすかったからではないでしょうか?
(ドッグタグも姓・名の順で刻印されています)
------------------------------------------------
海軍用ダッフルバッグ(ホワイト)

制式名:不明
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1950年代前半?
サイズ:91×57cm ※画像の平置き状態
カラー:白
材質:コットン
1950年代(前半?)に製造された海軍用の白いダッフルバッグです。
コントラクトナンバー等の情報が載っていないため、詳しい製造年は分かりませんが、
海軍は1940年代に「USN」表記のカーキ色ダッフルバッグを、
1950年代末に青いダッフルバッグを採用しているので、恐らくこれは1950年代前半の品だと思います。
空軍用ダッフルバッグ(ホワイト)はショルダーストラップ(肩掛け)等がOD(オリーブドラブ)色なのに対し、
海軍用ダッフルバッグ(ホワイト)は全て白い生地で出来ています。

コチラはスタンプ類です。
コントラクトナンバーは無く、「U.S.N.」と所有者名・軍籍番号が書かれているだけです。
所有者情報は以下の通り。
C A GOODMAN
482 11 77
軍籍番号「482-11-77」の「C・A・グッドマン」さんのダッフルバッグだったんでしょうね。
・・・それ以上の情報はありません
------------------------------------------------
海軍用ダッフルバッグ(ブルー) 2013年5月22日追加

制式名:BAG DUFFLE
製造国:アメリカ合衆国(TWEEDIE FTWR CPN 製?)
製造年:1958年 or 1959年
サイズ:90×55cm ※画像の平置き状態
カラー:ブルー
材質:コットン
1950年代末に製造された海軍用の青いダッフルバッグです。
今まで青いダッフルバッグは空軍のみだと思い込んでいましたが、
空軍以前に海軍が使用していたようです。
海軍・空軍が青いダッフルバッグを同時期に使用していた形式は無く、
1950年代末には海軍のみ、その後1960年代初頭には空軍のみが採用していたようです。
※確かな情報源はなく、単なる経験則です
海軍用(1950年代末)と空軍用(1960年代初頭)の違いは2点
①ポケットの有無
これは製造年の違いによるもので、ポケットは1960年代から付き始めたようです。
②スタンプ類の色が海軍用は黒、空軍用は白
海軍用はたまにUSマークが黒、コントラクトNoが白と言うものもあります。
また両者とも個人名や住所などの後から入れた文字は白のようです。

コチラはスタンプ類です。
USマーク・コントラクトNoともに黒で、住所(送り先)が白となっています。
コントラクトNoの4段目「TWWDIE FTWR CPN」が製造会社でしょうか?
コントラクトNoの5段目の末尾が製造年を表すのですが、
「58」なのか「59」なのかハッキリしません・・・まあ、いずれにしろ1950年代末製です。
コントラクトNoの6段目(最下段)「MCTSA」は
「Military Clothing and Textile Supply Agency」の略で日本語に訳すと
「軍用衣料供給局」でしょうか? 詳しい事は分かりません・・・
また何故海軍用なのかと言うと、以下の、住所(送り先)が書かれてあるからです。
U.S. FLEET AND INDUSTRIAL
SUPPLY CENTER YOKOSUKA
JAPAN
直訳すると「横須賀艦隊産業補給センター」ですが、
一般的には「横須賀補給センター」と呼ぶらしいです。
本来ダッフルバッグは兵士が帰国の際、自宅の住所を書いて送るのですが、
ここには米海軍の施設名が書かれていることから、兵士個人の荷物を送ったと言うよりは
本国から横須賀補給センターに兵士個人の荷物ではない荷物を送ったと言えそうです。
恐らく同じようにステンシル文字の入った青いダッフルバッグが日本国内に存在すると思います。
それでは今回はこのへんで
更新日時:2013年9月2日
更新内容:海軍用ダッフルバッグ(白)を追加
こんばんは、パイル二等兵です

男の旅の必需品・・・それはダッフルバッグ!!
米軍のダッフルバッグと言えば1940年代初期のカーキ、
そして1940年代後半以降のOD(オリーブドラブ)色が有名ですが、
それ以外にも珍色が存在しますのでご紹介致します

空軍用ダッフルバッグ(ホワイト)
制式名:BAG DUFFLE TYPE 1
製造国:アメリカ合衆国(SIDNEY BRAUN CORP. 製)
製造年:1951年
サイズ:87×59cm ※画像の平置き状態
カラー:ホワイト(ストラップはOD)
材質:コットン
1951年の1年間のみ製造された空軍用の白いダッフルバッグです。
白なのか生成りなのかはハッキリしませんが、軍用バッグにしては珍しい色だと思います。
白いダッフルバッグはこれ以外にもありまして、
1940年代の海軍用ダッフルバッグが本体、ストラップ全てが白い生地で出来ています。
一見両者は同じように見えますが、ストラップの色が白かODか、
そしてスタンプが「US」か「USN」かの違いで区別できます。
何故「白」なのか・・・答えは分かりません

勝手な憶測ですが、海軍用ダッフルバッグの余った生地を使用した?
もしくは空軍兵士に迷彩効果が必要ないと判断し、ODに染める手間を省いた?
他のダッフルバッグに比べ、若干縦に短く横に広い作りになっています。
白ダッフル特有の形なのか?それとも単なる製造過程の誤差なのか? 真相は不明です

コチラはスタンプ類です。
コントラクトナンバーはかなり薄くなっており判読困難ですが、
今の所このダッフルバッグのコントラクトナンバーは1種類しか確認されていませんので、
以下の事が書いてあると推測できます。
BAG DUFFLE TYPE 1
8330-025980
SIDNEY BRAUN CORP.
1951
また何故空軍用なのかと言うと、
使用者の名前と共に「AF」つまり「空軍」と言う文字が書かれている事が多いからです。
当方所有の物にも以下の事が書かれてあります。
ALLAN D. MOORE
A.F. 12415234
この文字から判断すると、当初の所有者は
「米空軍所属、軍籍番号12415234番のアラン・D・ムーア」さんだったのでしょう。
「ムーア」さんと言うと、
映画『ワンス・アンド・フォーエバー』の主人公ハル・ムーア中佐を思い出しますが、
あちらは陸軍騎兵大隊の大隊長サンなんで全く関係ないでしょう・・・
「ムーア」と言う苗字自体そんなに珍しいものではないそうです

ちなみに実在のハル・ムーア中佐(最終階級は中将)は今もご健在(現在90歳)

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空軍用ダッフルバッグ(ブルー)
制式名:BAG DUFFLE COTTON DUCK, BLUE
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1963~1964年頃(DSA-1-6947)
サイズ:90×56cm ※画像の平置き状態
カラー:ブルー
材質:コットン
1960年代初期に製造された空軍用の青いダッフルバッグです。
空の青さをイメージしてこの色にしたのでしょうか?
どちらかと言うと海の青、つまり海軍っぽさを感じてしまいます。
1940年代のバラックバッグ(ダッフルバッグの前身で巨大巾着袋)に
ブルーデニムで作られたものがありますが、
コチラはデニム生地ではなく、青く染めたコットンダック生地です。
1960年代以降、鍵などを収納するポケットが付き始めるのですが、
この青ダッフルにも付いています。
ポケットの有無は1960年代以前・以後の大まかな判断基準となります。
※1960年代製はポケットの有るタイプと無いタイプが混在しています
コチラはスタンプ類です。
黒ではなく白でスタンプしている為、ほとんどの個体で文字が消えかかり判読不能ですが、
これは比較的綺麗に残っており、コントラクトナンバーも何とか読めます

一部推測ですが、以下のように書かれています。
BAG DUFFLE COTTON DUCK, BLUE
DSA-1-6947
8465 269 8456 ※ストックナンバーは結構曖昧

で、こちらも白いダッフルバッグ同様
使用者の名前と共に「AF」と言う文字が書かれている事が多い為、空軍用と判断致しました。
当方所有の物にも以下の事が書かれてあります。
DIGRAZIA
KENNETH
AF 12750425
この文字から判断すると、当初の所有者は
「米空軍所属、軍籍番号12750425番のダイグラジア・ケネス」さんだったのでしょう。
「DIGRAZIA」は本当は何て読むんですかね?
適当に「ダイグラジア」と書きましたが「ディグラジア」かも知れませんね・・・
ちなみに「DIGRAZIA」は苗字です。
本来ならば英語圏では「KENNETH DIGRAZIA」(名・姓)と表記するのが一般的ですが、
米軍内の名前表記に限り、日本と同じ姓・名の順で表記することがあります。
これは恐らく名簿を作成する際、
姓を先に書いてある方が管理しやすかったからではないでしょうか?
(ドッグタグも姓・名の順で刻印されています)
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海軍用ダッフルバッグ(ホワイト)
制式名:不明
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1950年代前半?
サイズ:91×57cm ※画像の平置き状態
カラー:白
材質:コットン
1950年代(前半?)に製造された海軍用の白いダッフルバッグです。
コントラクトナンバー等の情報が載っていないため、詳しい製造年は分かりませんが、
海軍は1940年代に「USN」表記のカーキ色ダッフルバッグを、
1950年代末に青いダッフルバッグを採用しているので、恐らくこれは1950年代前半の品だと思います。
空軍用ダッフルバッグ(ホワイト)はショルダーストラップ(肩掛け)等がOD(オリーブドラブ)色なのに対し、
海軍用ダッフルバッグ(ホワイト)は全て白い生地で出来ています。
コチラはスタンプ類です。
コントラクトナンバーは無く、「U.S.N.」と所有者名・軍籍番号が書かれているだけです。
所有者情報は以下の通り。
C A GOODMAN
482 11 77
軍籍番号「482-11-77」の「C・A・グッドマン」さんのダッフルバッグだったんでしょうね。
・・・それ以上の情報はありません

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海軍用ダッフルバッグ(ブルー) 2013年5月22日追加
制式名:BAG DUFFLE
製造国:アメリカ合衆国(TWEEDIE FTWR CPN 製?)
製造年:1958年 or 1959年
サイズ:90×55cm ※画像の平置き状態
カラー:ブルー
材質:コットン
1950年代末に製造された海軍用の青いダッフルバッグです。
今まで青いダッフルバッグは空軍のみだと思い込んでいましたが、
空軍以前に海軍が使用していたようです。
海軍・空軍が青いダッフルバッグを同時期に使用していた形式は無く、
1950年代末には海軍のみ、その後1960年代初頭には空軍のみが採用していたようです。
※確かな情報源はなく、単なる経験則です
海軍用(1950年代末)と空軍用(1960年代初頭)の違いは2点
①ポケットの有無
これは製造年の違いによるもので、ポケットは1960年代から付き始めたようです。
②スタンプ類の色が海軍用は黒、空軍用は白
海軍用はたまにUSマークが黒、コントラクトNoが白と言うものもあります。
また両者とも個人名や住所などの後から入れた文字は白のようです。
コチラはスタンプ類です。
USマーク・コントラクトNoともに黒で、住所(送り先)が白となっています。
コントラクトNoの4段目「TWWDIE FTWR CPN」が製造会社でしょうか?
コントラクトNoの5段目の末尾が製造年を表すのですが、
「58」なのか「59」なのかハッキリしません・・・まあ、いずれにしろ1950年代末製です。
コントラクトNoの6段目(最下段)「MCTSA」は
「Military Clothing and Textile Supply Agency」の略で日本語に訳すと
「軍用衣料供給局」でしょうか? 詳しい事は分かりません・・・
また何故海軍用なのかと言うと、以下の、住所(送り先)が書かれてあるからです。
U.S. FLEET AND INDUSTRIAL
SUPPLY CENTER YOKOSUKA
JAPAN
直訳すると「横須賀艦隊産業補給センター」ですが、
一般的には「横須賀補給センター」と呼ぶらしいです。
本来ダッフルバッグは兵士が帰国の際、自宅の住所を書いて送るのですが、
ここには米海軍の施設名が書かれていることから、兵士個人の荷物を送ったと言うよりは
本国から横須賀補給センターに兵士個人の荷物ではない荷物を送ったと言えそうです。
恐らく同じようにステンシル文字の入った青いダッフルバッグが日本国内に存在すると思います。
それでは今回はこのへんで

2013年01月18日
M1908 HAVERSACK
初回投稿:2012年9月15日
更新日時:2013年4月27日
更新内容:「ハーバーサック」を「ハバーサック」に変更
こんばんは、パイル二等兵です
今回は米軍の背嚢(ハバーサック)をご紹介致します
※以前紹介した「M1904ハバーサック」と説明が重複していますが、ご容赦下さい
M1908ハバーサック

制式名:M1908HAVERSACK
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1908~19014年 ※推定
サイズ:36×31cm ※画像の平置きの状態
カラー:カーキ
材質:コットン
1908年頃に米軍制式採用となったハーバーサックです。
1910年頃に次期ハバーサックが採用されるので、製造はその頃までかと思いきや、
何故か1914年頃まで続きます。
1885年頃に米軍制式採用となったM1885ハバーサックの後継(M1904)の後継とも
考えられるので、「M1885ハバーサック・後期型」(「M1885HAVERSACK・3nd」)
と呼んでも良いかもしれません。
「HAVERSACK」とは、「Havercake」と言うオーツ麦製のパンを運搬するための雑嚢で、
米軍では南北戦争(1861~1865年)の頃から
兵士が糧食や食器を携帯する目的で使用されました。
制式採用された1908年頃の戦争と言えばフィリピンとの間で起きた
米比戦争(1899~1913年)ですが、この戦争で標準装備されていたかどうかは不明です。
第一次世界大戦(1914~1918年)では州兵を中心に一部の部隊(恐らく後方部隊)で
旧装備ながら使用されていたようです。
(この時代は新装備であるM1910ハバーサックが標準装備)
第一次世界大戦以降はハバーサックに「USマーク」のみを
スタンプ(ステンシル)するのが一般的ですが、
米比戦争の頃までは「USマーク(or州名)」に加え、
「兵科」「大隊」「中隊」「個人番号」もスタンプするのが一般的だったようです。
当方所有の物のスタンプ文字を解読すると、
「PAマーク」⇒ペンシルバニア州軍(州兵)
「交差した大砲」⇒砲兵
「A」⇒A中隊
「119」⇒兵士番号(or備品番号)119番
まとめますと、
「ペンシルバニア州軍砲兵大隊A中隊所属の119番の兵士のバッグ」と言うことになります。
(「119」を備品番号だとすると、「中隊所有の119番目のバッグ」)


一般的な蓋付きの雑嚢です。 蓋は金具にベルトを通すことで閉じる構造となっています。
背面には2か所ナスカンが付いており、
マガジンベルトやピストルベルトに連結(腰から下げる形)することが出来ます。
(ショルダーストラップを使用すれば、単独でショルダーバッグとして使用可能)
※画像のマガジンベルトとショルダーストラップはM1908ハバーサックとは時代が合ってません

メイン収納部の内側には両端に細長いポケットが付いています。 (何用なのかは不明)
蓋にはサブ的に収納部があり、
蓋を開閉した際に中の物が落ちないよう革紐とフラップで閉じることが出来ます。
勝手な憶測ですが、
メイン収納部に支給された糧食(パンやベーコン等)を入れ、
サブ収納部にメスキットパン(食器兼フライパン)とユテンシルセット(フォーク等)を
入れたのではないでしょうか?
※画像のメスキットパンとユテンシルセットはM1908ハバーサックと時代が合っていません
前身に当たるM1904ハバーサックでは、
蓋のサブ収納部内にユテンシル用(と思われる)ポケットが付いていましたが、
今回のM1908ハバーサックには付いていません。
なので画像のようなユテンシル用の革製鞘(?)を使用していたのかもしれません。
※画像の革製鞘(製造年不明)はM1908ハバーサックと時代が合っていない可能性があります
この時代の糧食は簡易包装の為、多くのハバーサックに酷い汚れやシミが付いています。
私が所有している物は奇跡的に汚れが少ない状態ですが、
糧食を入れるメイン収納部の下にうっすらとシミが着いています。
ちなみにアメリカ本国では比較的安く出回っているので、
海外オークションを利用すれば状態の良い物が安値で入手出来るかもしれません。
(英語が苦手な私には無理な方法ですが・・・)
それでは今回はこのへんで
更新日時:2013年4月27日
更新内容:「ハーバーサック」を「ハバーサック」に変更
こんばんは、パイル二等兵です

今回は米軍の背嚢(ハバーサック)をご紹介致します

※以前紹介した「M1904ハバーサック」と説明が重複していますが、ご容赦下さい
M1908ハバーサック

制式名:M1908HAVERSACK
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1908~19014年 ※推定
サイズ:36×31cm ※画像の平置きの状態
カラー:カーキ
材質:コットン
1908年頃に米軍制式採用となったハーバーサックです。
1910年頃に次期ハバーサックが採用されるので、製造はその頃までかと思いきや、
何故か1914年頃まで続きます。
1885年頃に米軍制式採用となったM1885ハバーサックの後継(M1904)の後継とも
考えられるので、「M1885ハバーサック・後期型」(「M1885HAVERSACK・3nd」)
と呼んでも良いかもしれません。
「HAVERSACK」とは、「Havercake」と言うオーツ麦製のパンを運搬するための雑嚢で、
米軍では南北戦争(1861~1865年)の頃から
兵士が糧食や食器を携帯する目的で使用されました。
制式採用された1908年頃の戦争と言えばフィリピンとの間で起きた
米比戦争(1899~1913年)ですが、この戦争で標準装備されていたかどうかは不明です。
第一次世界大戦(1914~1918年)では州兵を中心に一部の部隊(恐らく後方部隊)で
旧装備ながら使用されていたようです。
(この時代は新装備であるM1910ハバーサックが標準装備)
第一次世界大戦以降はハバーサックに「USマーク」のみを
スタンプ(ステンシル)するのが一般的ですが、
米比戦争の頃までは「USマーク(or州名)」に加え、
「兵科」「大隊」「中隊」「個人番号」もスタンプするのが一般的だったようです。
当方所有の物のスタンプ文字を解読すると、
「PAマーク」⇒ペンシルバニア州軍(州兵)
「交差した大砲」⇒砲兵
「A」⇒A中隊
「119」⇒兵士番号(or備品番号)119番
まとめますと、
「ペンシルバニア州軍砲兵大隊A中隊所属の119番の兵士のバッグ」と言うことになります。
(「119」を備品番号だとすると、「中隊所有の119番目のバッグ」)

一般的な蓋付きの雑嚢です。 蓋は金具にベルトを通すことで閉じる構造となっています。
背面には2か所ナスカンが付いており、
マガジンベルトやピストルベルトに連結(腰から下げる形)することが出来ます。
(ショルダーストラップを使用すれば、単独でショルダーバッグとして使用可能)
※画像のマガジンベルトとショルダーストラップはM1908ハバーサックとは時代が合ってません
メイン収納部の内側には両端に細長いポケットが付いています。 (何用なのかは不明)
蓋にはサブ的に収納部があり、
蓋を開閉した際に中の物が落ちないよう革紐とフラップで閉じることが出来ます。
勝手な憶測ですが、
メイン収納部に支給された糧食(パンやベーコン等)を入れ、
サブ収納部にメスキットパン(食器兼フライパン)とユテンシルセット(フォーク等)を
入れたのではないでしょうか?
※画像のメスキットパンとユテンシルセットはM1908ハバーサックと時代が合っていません
前身に当たるM1904ハバーサックでは、
蓋のサブ収納部内にユテンシル用(と思われる)ポケットが付いていましたが、
今回のM1908ハバーサックには付いていません。
なので画像のようなユテンシル用の革製鞘(?)を使用していたのかもしれません。
※画像の革製鞘(製造年不明)はM1908ハバーサックと時代が合っていない可能性があります
この時代の糧食は簡易包装の為、多くのハバーサックに酷い汚れやシミが付いています。
私が所有している物は奇跡的に汚れが少ない状態ですが、
糧食を入れるメイン収納部の下にうっすらとシミが着いています。
ちなみにアメリカ本国では比較的安く出回っているので、
海外オークションを利用すれば状態の良い物が安値で入手出来るかもしれません。
(英語が苦手な私には無理な方法ですが・・・)
それでは今回はこのへんで

2012年09月22日
M1904 HAVERSACK
初回投稿:2012年9月15日
更新日時:2013年4月27日
更新内容:「ハーバーサック」を「ハバーサック」に変更
こんばんは、パイル二等兵です
今回は米軍の背嚢(ハバーサック)をご紹介致します
事前に言っておきますが「小汚いバッグ」です・・・
しかし私にとっては歴史を感じさせる「素晴らしいバッグ」です
M1904ハバーサック

制式名:M1904HAVERSACK
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1904~1908年 ※推定
サイズ:33×33×10cm
カラー:カーキ
材質:コットン
1904年頃に米軍制式採用となったハバーサックです。
1908年頃に改良型が採用されるので、製造はその頃まで行われていたと推測できます。
1885年頃に米軍制式採用となったM1885ハバーサックの後継とも考えられるので、
「M1885ハバーサック・中期型」(「M1885HAVERSACK・2nd」)
と呼んでも良いかもしれません。
「HAVERSACK」とは、「Havercake」と言うオーツ麦製のパンを運搬するための雑嚢で、
米軍では南北戦争(1861~1865年)の頃から
兵士が糧食や食器を携帯する目的で使用されました。
制式採用された1904年頃の戦争と言えばフィリピンとの間で起きた
米比戦争(1899~1913年)ですが、この戦争で標準装備されていたかどうかは不明です。
第一次世界大戦(1914~1918年)では州兵を中心に一部の部隊(恐らく後方部隊)で
旧装備ながら使用されていたようです。
(この時代は新装備であるM1910ハバーサックが標準装備)
第一次世界大戦以降はハバーサックに「USマーク」のみを
スタンプ(ステンシル)するのが一般的ですが、
米比戦争の頃までは「USマーク(or州名)」に加え、
「兵科」「大隊」「中隊」「個人番号」もスタンプするのが一般的だったようです。
当方所有の物のスタンプ文字を解読すると、
「USマーク」⇒アメリカ陸軍
「交差したライフル」⇒歩兵
「1」⇒第1大隊
「M」⇒M中隊
「31」⇒兵士番号(or備品番号)31番
まとめますと、
「アメリカ陸軍第1歩兵大隊M中隊所属の31番の兵士のバッグ」と言うことになります。
(「31」を備品番号だとすると、「中隊所有の31番目のバッグ」)


一般的な蓋付きの雑嚢です。 蓋はハトメ付のベルトで閉じる構造となっています。
背面には2か所ナスカンが付いており、
マガジンベルトやピストルベルトに連結(腰から下げる形)することが出来ます。
(ショルダーストラップを使用すれば、単独でショルダーバッグとして使用可能)
※画像のピストルベルトとショルダーストラップはM1904ハバーサックとは時代が合ってません

メイン収納部の内側には両端に細長いポケットが付いています。 (何用なのかは不明)
蓋にはサブ的に収納部があり、こちらにも両端に細長いポケットが付いています。
蓋の収納部は、蓋を開閉した際に中の物が落ちないよう革紐で閉じることが出来ます。
勝手な憶測ですが、
メイン収納部に支給された糧食(パンやベーコン等)を入れ、
サブ収納部にメスキットパン(食器兼フライパン)とユテンシルセット(フォーク等)を
入れたのではないでしょうか?
※画像のメスキットパンとユテンシルセットはM1904ハーバーサックと時代が合っていません
この時代の糧食は簡易包装の為、多くのハバーサックに酷い汚れやシミが付いています。
私が所有している物もご多分に漏れず小汚いです・・・
ただ日本国内では入手が難しく、これでもマシなのかもしれません。
ちなみにアメリカ本国では比較的安く出回っているので、
海外オークションを利用すれば状態の良い物が安値で入手出来るかもしれません。
(英語が苦手な私には無理な方法ですが・・・)
それでは今回はこのへんで
更新日時:2013年4月27日
更新内容:「ハーバーサック」を「ハバーサック」に変更
こんばんは、パイル二等兵です

今回は米軍の背嚢(ハバーサック)をご紹介致します

事前に言っておきますが「小汚いバッグ」です・・・
しかし私にとっては歴史を感じさせる「素晴らしいバッグ」です

M1904ハバーサック

制式名:M1904HAVERSACK
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1904~1908年 ※推定
サイズ:33×33×10cm
カラー:カーキ
材質:コットン
1904年頃に米軍制式採用となったハバーサックです。
1908年頃に改良型が採用されるので、製造はその頃まで行われていたと推測できます。
1885年頃に米軍制式採用となったM1885ハバーサックの後継とも考えられるので、
「M1885ハバーサック・中期型」(「M1885HAVERSACK・2nd」)
と呼んでも良いかもしれません。
「HAVERSACK」とは、「Havercake」と言うオーツ麦製のパンを運搬するための雑嚢で、
米軍では南北戦争(1861~1865年)の頃から
兵士が糧食や食器を携帯する目的で使用されました。
制式採用された1904年頃の戦争と言えばフィリピンとの間で起きた
米比戦争(1899~1913年)ですが、この戦争で標準装備されていたかどうかは不明です。
第一次世界大戦(1914~1918年)では州兵を中心に一部の部隊(恐らく後方部隊)で
旧装備ながら使用されていたようです。
(この時代は新装備であるM1910ハバーサックが標準装備)
第一次世界大戦以降はハバーサックに「USマーク」のみを
スタンプ(ステンシル)するのが一般的ですが、
米比戦争の頃までは「USマーク(or州名)」に加え、
「兵科」「大隊」「中隊」「個人番号」もスタンプするのが一般的だったようです。
当方所有の物のスタンプ文字を解読すると、
「USマーク」⇒アメリカ陸軍
「交差したライフル」⇒歩兵
「1」⇒第1大隊
「M」⇒M中隊
「31」⇒兵士番号(or備品番号)31番
まとめますと、
「アメリカ陸軍第1歩兵大隊M中隊所属の31番の兵士のバッグ」と言うことになります。
(「31」を備品番号だとすると、「中隊所有の31番目のバッグ」)


一般的な蓋付きの雑嚢です。 蓋はハトメ付のベルトで閉じる構造となっています。
背面には2か所ナスカンが付いており、
マガジンベルトやピストルベルトに連結(腰から下げる形)することが出来ます。
(ショルダーストラップを使用すれば、単独でショルダーバッグとして使用可能)
※画像のピストルベルトとショルダーストラップはM1904ハバーサックとは時代が合ってません

メイン収納部の内側には両端に細長いポケットが付いています。 (何用なのかは不明)
蓋にはサブ的に収納部があり、こちらにも両端に細長いポケットが付いています。
蓋の収納部は、蓋を開閉した際に中の物が落ちないよう革紐で閉じることが出来ます。
勝手な憶測ですが、
メイン収納部に支給された糧食(パンやベーコン等)を入れ、
サブ収納部にメスキットパン(食器兼フライパン)とユテンシルセット(フォーク等)を
入れたのではないでしょうか?
※画像のメスキットパンとユテンシルセットはM1904ハーバーサックと時代が合っていません
この時代の糧食は簡易包装の為、多くのハバーサックに酷い汚れやシミが付いています。
私が所有している物もご多分に漏れず小汚いです・・・
ただ日本国内では入手が難しく、これでもマシなのかもしれません。
ちなみにアメリカ本国では比較的安く出回っているので、
海外オークションを利用すれば状態の良い物が安値で入手出来るかもしれません。
(英語が苦手な私には無理な方法ですが・・・)
それでは今回はこのへんで

2010年06月20日
続々・非常用バッグ
初回投稿:2010年6月20日
更新日時:2013年8月20日
更新内容:所々微妙に編集
こんばんは、パイル二等兵です
今回は前回『続・非常用バッグ』の別バージョンをご紹介致します
M-1961フィールドパック

M-1961フィールドパックです。1967年製、サイズは平置きで約33×28cm 。
M-1956フィールドパック・後期型とも呼ばれています。
ベトナム戦争を代表する装備の一つで、映画『フルメタルジャケット』にも登場しています。
ただしこのフィールドパックは主に陸軍が使用していた物で、
海兵隊の映画である『フルメタルジャケット』には少し違和感を感じます

初期型(もしくは前期型)と後期型の大きな違いが3つあります。
1つ目は全体的な構造が初期型は長方形なのに対し、後期型は台形で容量も増えています。
2つ目は蓋が平面構造から立体構造になっています。
3つ目はサイドのフラップが廃止され、代わりにゴム引きの防水シートが付いています。

M-1956フィールドパック初期型・後期型、勢揃いです
(ついつい安く売り出されていると買ってしまう・・・これからも増えるんだろなァ
)
冒頭にも書きましたが、
『フルメタルジャケット』は海兵隊の映画なのにやたらと陸軍装備なんですよね
今回のフィールドパック以上に違和感を感じるのが、ボディーアーマー(防弾チョッキ)です。
ベトナム戦争当時、海兵隊員はボディーアーマーの着用が義務付けられていましたので
映画でも全員ボディーアーマーを着用しています・・・・・・が!!
何故か海兵隊用のM55ボディーアーマーでは無く、陸軍用のM69ボディーアーマーなのです。
海兵隊員の中にはM69を着ていた者もいますが、それは少数です。
単にM55が全員分揃わなかっただけかな・・・?
昔の戦争映画は装備品に対して結構適当です
・・・まあ俳優が装備してるとカッコいいですが
それでは今回はこのへんで
【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●M-1961フィールドパック・・・3000円前後
更新日時:2013年8月20日
更新内容:所々微妙に編集
こんばんは、パイル二等兵です

今回は前回『続・非常用バッグ』の別バージョンをご紹介致します

M-1961フィールドパック

M-1961フィールドパックです。1967年製、サイズは平置きで約33×28cm 。
M-1956フィールドパック・後期型とも呼ばれています。
ベトナム戦争を代表する装備の一つで、映画『フルメタルジャケット』にも登場しています。
ただしこのフィールドパックは主に陸軍が使用していた物で、
海兵隊の映画である『フルメタルジャケット』には少し違和感を感じます


初期型(もしくは前期型)と後期型の大きな違いが3つあります。
1つ目は全体的な構造が初期型は長方形なのに対し、後期型は台形で容量も増えています。
2つ目は蓋が平面構造から立体構造になっています。
3つ目はサイドのフラップが廃止され、代わりにゴム引きの防水シートが付いています。

M-1956フィールドパック初期型・後期型、勢揃いです

(ついつい安く売り出されていると買ってしまう・・・これからも増えるんだろなァ

冒頭にも書きましたが、
『フルメタルジャケット』は海兵隊の映画なのにやたらと陸軍装備なんですよね

今回のフィールドパック以上に違和感を感じるのが、ボディーアーマー(防弾チョッキ)です。
ベトナム戦争当時、海兵隊員はボディーアーマーの着用が義務付けられていましたので
映画でも全員ボディーアーマーを着用しています・・・・・・が!!
何故か海兵隊用のM55ボディーアーマーでは無く、陸軍用のM69ボディーアーマーなのです。
海兵隊員の中にはM69を着ていた者もいますが、それは少数です。
単にM55が全員分揃わなかっただけかな・・・?
昔の戦争映画は装備品に対して結構適当です


それでは今回はこのへんで

【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●M-1961フィールドパック・・・3000円前後
2010年06月19日
続・非常用バッグ
初回投稿:2010年6月19日
更新日時:2013年8月20日
更新内容:所々微妙に編集
こんばんは、パイル二等兵です
今回は、以前取り上げた『非常用バッグ』のビンテージバージョンをご紹介致します
M-1956フィールドパック

M-1956フィールドパックです。1959年製、サイズは約21×20×12cm 。
ベトナム戦争初期を代表する装備の一つで、現在まで続くフィールドパックの元祖と言えます。
M-1956フィールドパック・初期型とも呼ばれています。

蓋にはUSマーク、手提げ用の取っ手、名札を入れる為の小窓、
バヨネット(銃剣)を装着する為のアイレット(ハトメ)が付いています。
蓋を留めるストラップは短めです。
後のタイプから長くなっているので、戦地では短い事で不具合を生じたのでしょう。
しかし私個人としましては、短い方が邪魔にならず使いやすいと思います

裏側にはピストルベルトに通す為のスライドキーパー、サスペンダーに吊るす為のハトメ、
下部ストラップを収納する穴が付いています。
(私はハトメにショルダーストラップを取り付け、肩掛けカバンとして使用しています)
側面はスライドキーパー方式の装備品を装着出来る様になっています。

内側にはフラップが付いているだけのシンプルな構造です。 防水処理は何もされてませんね。
※使用例のモデルは我が助手・イルマリス訓練兵
一応ビンテージ品ですが、激レアと言う程では無いので普段から使用出来ます。
コットン製で雰囲気もあり、小型バッグとしては最適です
特にショルダーバッグとして使用するには
ショルダーストラップを取り付ける間隔と、バッグ自体の大きさが丁度良いです
後のタイプ(M-1961)はバッグ自体が若干大きくなっており、
M-1956に比べてバランスが少し悪いです
個人的に、このタイプのフィールドパックでは一番のお気に入りです
現在2つ所有していますが、手頃な価格で売り出されていたらまた買っちゃうでしょうね
良い物は、何個あってもいいんです!!

付属品です。
【左画像】
ウエストバッグにする為のベルト『M-1956ピストルベルト』の横織りタイプ(初期型)です。
製造年不明(1960年代)のLサイズ。
【右画像】
ショルダーバッグにする為のショルダーストラップ(1950年製)と
ショルダーパット(1951年製)です。
それでは今回はこのへんで
【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●M-1956フィールドパック・・・5000円前後
●M-1956ピストルベルト(横織り・Lサイズ)・・・3000~5000円くらい
●ショルダーストラップ(コットン製)・・・500~1000円くらい
●ショルダーパット(2個セット)・・・1000円前後
更新日時:2013年8月20日
更新内容:所々微妙に編集
こんばんは、パイル二等兵です

今回は、以前取り上げた『非常用バッグ』のビンテージバージョンをご紹介致します

M-1956フィールドパック
M-1956フィールドパックです。1959年製、サイズは約21×20×12cm 。
ベトナム戦争初期を代表する装備の一つで、現在まで続くフィールドパックの元祖と言えます。
M-1956フィールドパック・初期型とも呼ばれています。
蓋にはUSマーク、手提げ用の取っ手、名札を入れる為の小窓、
バヨネット(銃剣)を装着する為のアイレット(ハトメ)が付いています。
蓋を留めるストラップは短めです。
後のタイプから長くなっているので、戦地では短い事で不具合を生じたのでしょう。
しかし私個人としましては、短い方が邪魔にならず使いやすいと思います

裏側にはピストルベルトに通す為のスライドキーパー、サスペンダーに吊るす為のハトメ、
下部ストラップを収納する穴が付いています。
(私はハトメにショルダーストラップを取り付け、肩掛けカバンとして使用しています)
側面はスライドキーパー方式の装備品を装着出来る様になっています。
内側にはフラップが付いているだけのシンプルな構造です。 防水処理は何もされてませんね。
※使用例のモデルは我が助手・イルマリス訓練兵
一応ビンテージ品ですが、激レアと言う程では無いので普段から使用出来ます。
コットン製で雰囲気もあり、小型バッグとしては最適です

特にショルダーバッグとして使用するには
ショルダーストラップを取り付ける間隔と、バッグ自体の大きさが丁度良いです

後のタイプ(M-1961)はバッグ自体が若干大きくなっており、
M-1956に比べてバランスが少し悪いです

個人的に、このタイプのフィールドパックでは一番のお気に入りです

現在2つ所有していますが、手頃な価格で売り出されていたらまた買っちゃうでしょうね

良い物は、何個あってもいいんです!!
付属品です。
【左画像】
ウエストバッグにする為のベルト『M-1956ピストルベルト』の横織りタイプ(初期型)です。
製造年不明(1960年代)のLサイズ。
【右画像】
ショルダーバッグにする為のショルダーストラップ(1950年製)と
ショルダーパット(1951年製)です。
それでは今回はこのへんで

【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●M-1956フィールドパック・・・5000円前後
●M-1956ピストルベルト(横織り・Lサイズ)・・・3000~5000円くらい
●ショルダーストラップ(コットン製)・・・500~1000円くらい
●ショルダーパット(2個セット)・・・1000円前後
2010年06月15日
非常用バッグ
初回投稿:2010年6月15日
更新日時:2013年8月20日
更新内容:所々微妙に編集
こんにちはパイル二等兵です
私は「野外での飲食」に4つの段階を設けております。
①複数(4人以上)での飲食。現場までは車で移動。一般的に言う所の、BBQパーティー。
②少人数(2~3人)での飲食。現場までは車を使用せず移動。一般的に言う所の、ピクニック。
③コーヒーを飲む、ささやかな一時。移動手段は問わず。一般的に言う所の、コーヒータイム。
④野外で飲食をする可能性がある時。散歩中・サイクリング中。一般的に言う所の、非常用。
そしてこの4つの段階に於いて、それぞれ別のバッグを準備しています。
そこで今回ご紹介致しますのは、④の『非常用バッグ』です
(非常用バッグと申しましても、災害時に持ち出す為の物ではなく
『野外で調理するかも・・・』と思った時に最低限の調理器具を入れておく為のバッグです。)
LC-1フィールドパック

1986年製のLC-1フィールドパックです。サイズは平置きで約33×28cm 。
ストラップを金具に通して蓋を閉じるシンプルな構造ですが、開閉には手間が掛かります。
蓋にはUSマーク(かなり薄くなっています)、手提げ用の取っ手、
バヨネット(銃剣)を装着する為のアイレット(ハトメ)が付いています。
下部にもストラップが付いており、ポンチョやタオル等を固定する事が出来ます。

裏側にはピストルベルトに通す為のスライドキーパー、サスペンダーに吊るす為のDリング、
名札を入れる為の小窓、下部ストラップを収納する穴が付いています。
(私はDリングにショルダーストラップを取り付け、肩掛けカバンとして使用しています)
側面はスライドキーパー・ダブルフックワイヤー両方式の装備品を装着出来る様になっています。
内側は仕切りなど無いシンプルな構造、底には水抜き用のハトメが開いています。
本来はゴム引きの防水シートが入っているのですが、劣化してゴムが全て剥げてます。
・・・全く防水の効果がありません
余談ですが、サスペンダーに吊るす為のDリングがハトメになっている物があります。
一見今回のフィールドパックと同じに見えますが、
それはM-1967フィールドパックと言う激レアアイテムです。(勿論私は持ってません
)

使用例です。 ※モデルは我が助手・イルマリス訓練兵
①【左画像】ショルダーストラップを取り付け、肩掛けカバンスタイル
②【右画像】ピストルベルトに装着し、ウエストバッグスタイル
本来の使用法は②です。
一応手提げカバンにもなりますが、取っ手が蓋に付いているので不安定です。

バッグの中身はイワタニ・ジュニアバーナー、CB缶、ジェントス・EX-737NX、
キャンティーンセット、の4点です。
これだけあれば、とりあえず煮炊きが出来ますね
キャンティーンセットを側面に取り付ければ、バッグの中に余裕が出来ます。
LC-1ファーストエイドキットポーチ(簡易防水の救急箱)や、
M-1967マガジンポーチ(M16用マガジン入れ)などを取り付けても便利だと思います。
いつ如何なる時もサバイバルへの備えはしておきたい
・・・・・・何故なら男とは、常に危険と隣り合わせの生き物だから
それでは今回はこのへんで
【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●LC-1フィールドパック・・・2000円~3000円くらい
●ショルダーストラップ(ナイロン製)・・・500円~1000円くらい
●LC-1ファーストエイドキットポーチ・・・1000円前後
●M-1967マガジンポーチ・・・2000円前後
【私がこのバッグに入れている物です】

イワタニ産業(Iwatani) イワタニカセットガスジュニアバーナー2

GENTOS(ジェントス) エクスプローラー EX-737NX
更新日時:2013年8月20日
更新内容:所々微妙に編集
こんにちはパイル二等兵です

私は「野外での飲食」に4つの段階を設けております。
①複数(4人以上)での飲食。現場までは車で移動。一般的に言う所の、BBQパーティー。
②少人数(2~3人)での飲食。現場までは車を使用せず移動。一般的に言う所の、ピクニック。
③コーヒーを飲む、ささやかな一時。移動手段は問わず。一般的に言う所の、コーヒータイム。
④野外で飲食をする可能性がある時。散歩中・サイクリング中。一般的に言う所の、非常用。
そしてこの4つの段階に於いて、それぞれ別のバッグを準備しています。
そこで今回ご紹介致しますのは、④の『非常用バッグ』です

(非常用バッグと申しましても、災害時に持ち出す為の物ではなく
『野外で調理するかも・・・』と思った時に最低限の調理器具を入れておく為のバッグです。)
LC-1フィールドパック
1986年製のLC-1フィールドパックです。サイズは平置きで約33×28cm 。
ストラップを金具に通して蓋を閉じるシンプルな構造ですが、開閉には手間が掛かります。
蓋にはUSマーク(かなり薄くなっています)、手提げ用の取っ手、
バヨネット(銃剣)を装着する為のアイレット(ハトメ)が付いています。
下部にもストラップが付いており、ポンチョやタオル等を固定する事が出来ます。
裏側にはピストルベルトに通す為のスライドキーパー、サスペンダーに吊るす為のDリング、
名札を入れる為の小窓、下部ストラップを収納する穴が付いています。
(私はDリングにショルダーストラップを取り付け、肩掛けカバンとして使用しています)
側面はスライドキーパー・ダブルフックワイヤー両方式の装備品を装着出来る様になっています。
内側は仕切りなど無いシンプルな構造、底には水抜き用のハトメが開いています。
本来はゴム引きの防水シートが入っているのですが、劣化してゴムが全て剥げてます。
・・・全く防水の効果がありません

余談ですが、サスペンダーに吊るす為のDリングがハトメになっている物があります。
一見今回のフィールドパックと同じに見えますが、
それはM-1967フィールドパックと言う激レアアイテムです。(勿論私は持ってません

使用例です。 ※モデルは我が助手・イルマリス訓練兵
①【左画像】ショルダーストラップを取り付け、肩掛けカバンスタイル
②【右画像】ピストルベルトに装着し、ウエストバッグスタイル
本来の使用法は②です。
一応手提げカバンにもなりますが、取っ手が蓋に付いているので不安定です。
バッグの中身はイワタニ・ジュニアバーナー、CB缶、ジェントス・EX-737NX、
キャンティーンセット、の4点です。
これだけあれば、とりあえず煮炊きが出来ますね

キャンティーンセットを側面に取り付ければ、バッグの中に余裕が出来ます。
LC-1ファーストエイドキットポーチ(簡易防水の救急箱)や、
M-1967マガジンポーチ(M16用マガジン入れ)などを取り付けても便利だと思います。
いつ如何なる時もサバイバルへの備えはしておきたい
・・・・・・何故なら男とは、常に危険と隣り合わせの生き物だから
それでは今回はこのへんで

【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●LC-1フィールドパック・・・2000円~3000円くらい
●ショルダーストラップ(ナイロン製)・・・500円~1000円くらい
●LC-1ファーストエイドキットポーチ・・・1000円前後
●M-1967マガジンポーチ・・・2000円前後
【私がこのバッグに入れている物です】

イワタニ産業(Iwatani) イワタニカセットガスジュニアバーナー2

GENTOS(ジェントス) エクスプローラー EX-737NX
2010年06月14日
コーヒータイム用バッグ
初回投稿:2010年6月14日
更新日時:2013年8月20日
更新内容:所々微妙に編集
おはようございます、パイル二等兵です
私は「野外での飲食」に4つの段階を設けております。
①複数(4人以上)での飲食。現場までは車で移動。一般的に言う所の、BBQパーティー。
②少人数(2~3人)での飲食。現場までは車を使用せず移動。一般的に言う所の、ピクニック。
③コーヒーを飲む、ささやかな一時。移動手段は問わず。一般的に言う所の、コーヒータイム。
④野外で飲食をする可能性がある時。散歩中・サイクリング中。一般的に言う所の、非常用。
そしてこの4つの段階に於いて、それぞれ別のバッグを準備しています。
そこで今回ご紹介致しますのは、③の『コーヒータイム用バッグ』です
(②のバッグはいずれご紹介致します)
ヘルメットバッグ(レプリカ)

ナイロン製ヘルメットバッグ・・・のレプリカです。
ヘルメットバッグとは、パイロットがヘルメットを入れておく為のバッグです。(そのままですね
)
一般的に有名なこの形になったのは1970年前後、それ以前には巾着型など数タイプあります。
デザイン的・機能的に優れている為、
ミリタリーとは関係の無いメーカーからも同型のバッグが発売されています。
ちなみに私が米軍実物ではなく、レプリカを選んだ理由は3つ
①米軍実物は人気商品の為、品薄状態 (理由の6割を占めます)
②レプリカは米軍実物の半値以下 (理由の3割を占めます)
③レプリカには米軍実物に付いていない肩掛けが付いている (理由の1割を占めます)
早い話、実物を探す根性と資金が無かっただけです

外側に2つのポケットが付いています。
見た目以上の容量があり、片方で1.5ℓのペットボトルが2本入ります。
ベロクロとボタンで二重に閉じる事が出来ます・・・が、コレは安物レプリカの為
フラップとのサイズが合ってません
(実物はこんな事ないと思います)
また、2つのポケットの間にフックが付いています。(本来の使用目的は何なのでしょうか?)
取っ手は実物に比べ、薄い気がます・・・
実物には無いショルダーストラップ(取り外し可能)が付いており、かなり便利です
唯一レプリカが優れている点ではないでしょうか? 私は、ほとんど肩に掛けて使用しています。
内側は両サイドに小さなポケットが付いているだけのシンプルな構造です。
実物はヘルメットを傷つけないようキルティング加工されているのですが、
コレはかなり手抜きされていますね・・・綿も申し訳程度にしか入ってません
全体的に見ると米軍実物には到底及ばない廉価品ですが、その分気兼ね無く使用できます。
安くて使いやすいミリタリーバッグが欲しい、と言う方にオススメです

使用例です。 普通に街中で使用しても、違和感はなさそうですね
※モデルは私ではありません、我が助手・イルマリス訓練兵です。
(見た目の冴えない私に代わって、彼にはこれからもモデルになってもらう予定)

私がこのバッグに入れているコーヒーセットです。
①イワタニ・ジュニアバーナー (ケースはOD色に塗装)
②カセットボンベ (M18スモークグレネード風)
③ジェントス・EX-737NX (100均の巾着袋に収納)
④コーヒードリッパー (100均にて購入)
⑤デコンキットケース (コーヒー豆入れ) ※ケースの解説は【オマケ】にて
⑥カリタ・コーヒーミルKH-3 (100均のソフトクーラーに収納)
⑦コーヒーポット (地元のスーパーにて最安値の物を購入)
⑧1QTキャンティーンセット (水筒・カバー・カップの3点セット)
⑨クリアボックス (100均にて315円で購入、①~④を収納)
コーヒードリッパーとコーヒーポットをユニフレームのコーヒーバネットとトレイルケトルMにして、
挽いたコーヒー豆を用意すれば、もっとコンパクトになると思います。

一応コーヒーを入れてみました
1杯の珈琲の為だけに、多くの荷物を持ち歩く・・・私はそんな遊び心を大事にしたい。
コーヒーが冷めるといけないので、今回はこのへんで
オマケ
デコンキットケース

デコンキットケース(サイズは11×8×6cm)です。
本来は、皮膚に付着した毒ガスを除去するセットが入っており、ガスマスクと共に携帯します。
完全防水の為、コーヒー豆を入れておくには最適だと思います。
蓋がしっかり閉まるので、開けるのに少し力が要りますね。(一度爪が割れました
)
裏にはフックが付いているので、ベルトループ等に取り付ける事が出来ます。
また、OD色以外にブラック(訓練用?)もあります。
【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●ヘルメットバッグ(レプリカ)・・・2500円前後
●デコンキットケース・・・300円~500円くらい
【私がこのバッグに入れている物です】

イワタニ産業(Iwatani) イワタニカセットガスジュニアバーナー2

GENTOS(ジェントス) エクスプローラー EX-737NX
【コールマンのヘルメットバッグ】

Coleman(コールマン) キャンバスフライトトートバッグ
更新日時:2013年8月20日
更新内容:所々微妙に編集
おはようございます、パイル二等兵です

私は「野外での飲食」に4つの段階を設けております。
①複数(4人以上)での飲食。現場までは車で移動。一般的に言う所の、BBQパーティー。
②少人数(2~3人)での飲食。現場までは車を使用せず移動。一般的に言う所の、ピクニック。
③コーヒーを飲む、ささやかな一時。移動手段は問わず。一般的に言う所の、コーヒータイム。
④野外で飲食をする可能性がある時。散歩中・サイクリング中。一般的に言う所の、非常用。
そしてこの4つの段階に於いて、それぞれ別のバッグを準備しています。
そこで今回ご紹介致しますのは、③の『コーヒータイム用バッグ』です

(②のバッグはいずれご紹介致します)
ヘルメットバッグ(レプリカ)
ナイロン製ヘルメットバッグ・・・のレプリカです。
ヘルメットバッグとは、パイロットがヘルメットを入れておく為のバッグです。(そのままですね

一般的に有名なこの形になったのは1970年前後、それ以前には巾着型など数タイプあります。
デザイン的・機能的に優れている為、
ミリタリーとは関係の無いメーカーからも同型のバッグが発売されています。
ちなみに私が米軍実物ではなく、レプリカを選んだ理由は3つ
①米軍実物は人気商品の為、品薄状態 (理由の6割を占めます)
②レプリカは米軍実物の半値以下 (理由の3割を占めます)
③レプリカには米軍実物に付いていない肩掛けが付いている (理由の1割を占めます)
早い話、実物を探す根性と資金が無かっただけです

外側に2つのポケットが付いています。
見た目以上の容量があり、片方で1.5ℓのペットボトルが2本入ります。
ベロクロとボタンで二重に閉じる事が出来ます・・・が、コレは安物レプリカの為
フラップとのサイズが合ってません

また、2つのポケットの間にフックが付いています。(本来の使用目的は何なのでしょうか?)
取っ手は実物に比べ、薄い気がます・・・

実物には無いショルダーストラップ(取り外し可能)が付いており、かなり便利です

唯一レプリカが優れている点ではないでしょうか? 私は、ほとんど肩に掛けて使用しています。
内側は両サイドに小さなポケットが付いているだけのシンプルな構造です。
実物はヘルメットを傷つけないようキルティング加工されているのですが、
コレはかなり手抜きされていますね・・・綿も申し訳程度にしか入ってません

全体的に見ると米軍実物には到底及ばない廉価品ですが、その分気兼ね無く使用できます。
安くて使いやすいミリタリーバッグが欲しい、と言う方にオススメです

使用例です。 普通に街中で使用しても、違和感はなさそうですね

※モデルは私ではありません、我が助手・イルマリス訓練兵です。
(見た目の冴えない私に代わって、彼にはこれからもモデルになってもらう予定)
私がこのバッグに入れているコーヒーセットです。
①イワタニ・ジュニアバーナー (ケースはOD色に塗装)
②カセットボンベ (M18スモークグレネード風)
③ジェントス・EX-737NX (100均の巾着袋に収納)
④コーヒードリッパー (100均にて購入)
⑤デコンキットケース (コーヒー豆入れ) ※ケースの解説は【オマケ】にて
⑥カリタ・コーヒーミルKH-3 (100均のソフトクーラーに収納)
⑦コーヒーポット (地元のスーパーにて最安値の物を購入)
⑧1QTキャンティーンセット (水筒・カバー・カップの3点セット)
⑨クリアボックス (100均にて315円で購入、①~④を収納)
コーヒードリッパーとコーヒーポットをユニフレームのコーヒーバネットとトレイルケトルMにして、
挽いたコーヒー豆を用意すれば、もっとコンパクトになると思います。
一応コーヒーを入れてみました

1杯の珈琲の為だけに、多くの荷物を持ち歩く・・・私はそんな遊び心を大事にしたい。
コーヒーが冷めるといけないので、今回はこのへんで



デコンキットケース
デコンキットケース(サイズは11×8×6cm)です。
本来は、皮膚に付着した毒ガスを除去するセットが入っており、ガスマスクと共に携帯します。
完全防水の為、コーヒー豆を入れておくには最適だと思います。
蓋がしっかり閉まるので、開けるのに少し力が要りますね。(一度爪が割れました

裏にはフックが付いているので、ベルトループ等に取り付ける事が出来ます。
また、OD色以外にブラック(訓練用?)もあります。
【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●ヘルメットバッグ(レプリカ)・・・2500円前後
●デコンキットケース・・・300円~500円くらい
【私がこのバッグに入れている物です】

イワタニ産業(Iwatani) イワタニカセットガスジュニアバーナー2

GENTOS(ジェントス) エクスプローラー EX-737NX
【コールマンのヘルメットバッグ】

Coleman(コールマン) キャンバスフライトトートバッグ
2010年06月11日
BBQパーティー用バッグ
初回投稿:2010年6月11日
更新日時:2013年8月20日
更新内容:所々微妙に編集
こんばんは、パイル二等兵です
私は未だに露営(テント泊)をしたことが無い未熟者です
なので今の所、私にとってのアウトドアとは「野外での飲食」を意味します。
(いずれポンチョテントで連泊出来るくらいの漢になります!!)
そしてこの「野外での飲食」には私なりに4段階の規模があります。
①複数(4人以上)での飲食。現場までは車で移動。一般的に言う所の、BBQパーティー。
②少人数(2~3人)での飲食。現場までは車を使用せず移動。一般的に言う所の、ピクニック。
③コーヒーを飲む、ささやかな一時。移動手段は問わず。一般的に言う所の、コーヒータイム。
④野外で飲食をする可能性がある時。散歩中・サイクリング中。一般的に言う所の、非常用。
私はこの4段階の規模に於いて、それぞれ別のバッグを準備しています。
そこで今回紹介致しますのは、①の『BBQパーティー用バッグ』です
フライヤーズキットバッグ

ナイロン製のフライヤーズキットバッグ、別名・パラシュートバッグ。
OD色なので陸軍用もしくは海兵隊用でしょうか?
製造年は不明ですが、ナイロン製なので古い物ではないと思います。
サイズは56×48×30cm。非常に大型で、軍用バッグのの中でも屈指の収納力を誇ります。
車からキャンプ場までの荷物運びに便利です
ちなみにフライヤーズキットバッグとは、
パイロットやエアクルーがパラシュートやハーネス等の装備品を入れておく為のバッグです。
ナイロン製のほか旧式のコットン製、空軍用のグレー色もあります。

ジッパーはプラスチック製で、引き手はワイヤータイプのWスライダー。
旧式タイプのジッパーは真鍮製、更に古い60年代のタイプはアルミ製になります。
ジッパーを覆う様にフラップが付いており、ボタンで留める事が出来ます。
このフラップはジッパーから雨が浸入するのを防ぐ役割があると思わせます。

持ち手はそんなに長くない為、肩に掛けると少し窮屈に感じます。
中身を満載するとかなりの重さになるので、二人で持つ事をオススメします
中は仕切りなど何も無く、シンプルな作りです。(ダンボールで作った中敷を入れています)

現在この様な物を入れています。
ユニフレーム・ファイアグリル
ユニフレーム・チャコスタ
コールマン・ミニアルミテーブル(サイズ的にはユニフレーム・焚き火テーブルがジャスト)
折りたたみチェア(598円で購入した安物)
調理器具(鍋大小・おたま・トング・包丁・まな板等)
ジャバラマット(ロールマットをバッグのサイズに合わせて切って、ガムテで留めただけ)
ジェントス・EX-777XP
弾薬箱(炭入れ)
その他(レジャーシート、着火材、軍手等の小物類)
※こうやって見ると、バッグと弾薬箱以外に軍用品が無いですね・・・

BBQ時はこのスタイルで私がひたすら肉を焼き、待機している仲間達に提供します。
ちなみにファイアグリルは洗う手間を省く為、アルミホイルを敷いています。
私のようにBBQセット一式を入れるほか、寝袋やテントなど嵩張るものを入れてもいいですね。
それでは今回はこのへんで
【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●フライヤーズキットバッグ(ナイロン)・・・2000円~3000円くらい
【私がこのバッグに入れている物です】

ユニフレーム(UNIFLAME) ファイアグリル

ユニフレーム(UNIFLAME) チャコスタ

Coleman(コールマン) ミニアルミテーブル

GENTOS(ジェントス) エクスプローラー・プロ EX-777XP
更新日時:2013年8月20日
更新内容:所々微妙に編集
こんばんは、パイル二等兵です

私は未だに露営(テント泊)をしたことが無い未熟者です

なので今の所、私にとってのアウトドアとは「野外での飲食」を意味します。
(いずれポンチョテントで連泊出来るくらいの漢になります!!)
そしてこの「野外での飲食」には私なりに4段階の規模があります。
①複数(4人以上)での飲食。現場までは車で移動。一般的に言う所の、BBQパーティー。
②少人数(2~3人)での飲食。現場までは車を使用せず移動。一般的に言う所の、ピクニック。
③コーヒーを飲む、ささやかな一時。移動手段は問わず。一般的に言う所の、コーヒータイム。
④野外で飲食をする可能性がある時。散歩中・サイクリング中。一般的に言う所の、非常用。
私はこの4段階の規模に於いて、それぞれ別のバッグを準備しています。
そこで今回紹介致しますのは、①の『BBQパーティー用バッグ』です

フライヤーズキットバッグ
ナイロン製のフライヤーズキットバッグ、別名・パラシュートバッグ。
OD色なので陸軍用もしくは海兵隊用でしょうか?
製造年は不明ですが、ナイロン製なので古い物ではないと思います。
サイズは56×48×30cm。非常に大型で、軍用バッグのの中でも屈指の収納力を誇ります。
車からキャンプ場までの荷物運びに便利です

ちなみにフライヤーズキットバッグとは、
パイロットやエアクルーがパラシュートやハーネス等の装備品を入れておく為のバッグです。
ナイロン製のほか旧式のコットン製、空軍用のグレー色もあります。
ジッパーはプラスチック製で、引き手はワイヤータイプのWスライダー。
旧式タイプのジッパーは真鍮製、更に古い60年代のタイプはアルミ製になります。
ジッパーを覆う様にフラップが付いており、ボタンで留める事が出来ます。
このフラップはジッパーから雨が浸入するのを防ぐ役割があると思わせます。
持ち手はそんなに長くない為、肩に掛けると少し窮屈に感じます。
中身を満載するとかなりの重さになるので、二人で持つ事をオススメします

中は仕切りなど何も無く、シンプルな作りです。(ダンボールで作った中敷を入れています)
現在この様な物を入れています。
ユニフレーム・ファイアグリル
ユニフレーム・チャコスタ
コールマン・ミニアルミテーブル(サイズ的にはユニフレーム・焚き火テーブルがジャスト)
折りたたみチェア(598円で購入した安物)
調理器具(鍋大小・おたま・トング・包丁・まな板等)
ジャバラマット(ロールマットをバッグのサイズに合わせて切って、ガムテで留めただけ)
ジェントス・EX-777XP
弾薬箱(炭入れ)
その他(レジャーシート、着火材、軍手等の小物類)
※こうやって見ると、バッグと弾薬箱以外に軍用品が無いですね・・・
BBQ時はこのスタイルで私がひたすら肉を焼き、待機している仲間達に提供します。
ちなみにファイアグリルは洗う手間を省く為、アルミホイルを敷いています。
私のようにBBQセット一式を入れるほか、寝袋やテントなど嵩張るものを入れてもいいですね。
それでは今回はこのへんで

【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●フライヤーズキットバッグ(ナイロン)・・・2000円~3000円くらい
【私がこのバッグに入れている物です】

ユニフレーム(UNIFLAME) ファイアグリル

ユニフレーム(UNIFLAME) チャコスタ

Coleman(コールマン) ミニアルミテーブル

GENTOS(ジェントス) エクスプローラー・プロ EX-777XP
2010年06月03日
コットン・ダッフルバッグの補足
初回投稿:2010年6月3日
更新日時:2013年6月30日
更新内容:所々微妙に編集
前回『コットン・ダッフルバッグ』の補足です・・・と言うか疑問です。
今回はアウトドアとは全く関係ありませんので、あしからず・・・
ダッフルバッグは、新兵が入隊した時に支給される装備の一つです。
支給されると新兵達は取っ手の横に名前と社会保障番号を書き入れなければいけません。
なので中古ダッフルバッグには、それらの文字が書かれている場合が多いです。
中には自宅の住所と思われるものまで書かれているバッグもあります。
(除隊後もしくは休暇時に、自宅に送ったのでしょうか?)
逆に言うと何も書かれていないものは、理論上デッドストックと言うことになります。
前回紹介した私のダッフルバッグも何も書かれていないので、一応デッドストック・・・
と思いきや、実は文字が書かれているのです!!

コレです。バッグの底に「M-L」・・・何なのでしょう? 購入してから早3年・・・ずっと意味不明のままです
ちなみに私のバッグだけでなく、他にも見たことがあります。
少し推測してみましょう
米軍の衣類には「胸囲と身長」二つのサイズを組み合わせて表記します。
胸囲はSMALL・MEDIUM・LARGE
身長はSHORT・REGULAR・LONG ※X-SMALLなどのエクストラサイズもあります
例として私の場合、胸囲95cm・身長180cmなので米軍の規定に合わせますと
胸囲は「MEDIUM」、身長は「REGULAR」になりますので
「MEDIUM-REGULAR」と表記されたサイズの衣類が合うと言う事になります。
この「MEDIUM-REGULAR」を略して「M-R」と書きます。
つまりバッグの文字「M-L」は「MEDIUM-LONG」を意味しているのではないでしょうか?
横幅が普通くらいで、身長が高い人用・・・?
結論としてコレは違うでしょうね・・・ダッフルバッグは全て同一サイズですから
次の推測です。(またサイズ的な話ですが・・・)
朝鮮戦争頃のガスマスクに、「M9A1」というタイプのものがあります。

コレです。1952年製、朝鮮戦争休戦前ですね。
このガスマスクは頬にキャニスター(フィルターのこと)を付けるのですが、
銃を構えたときに邪魔にならないよう、右利き用・左利き用があります。
右利きの人は右頬に銃が来るので、キャニスター位置は左。左利きの人はその逆です。
画像のものは左頬にキャニスターが付くので、右利き用です。

このガスマスクが入っていた缶です。顔のサイズとキャニスターの位置が書いてあります。
FACEPIECE SIZE(顔のサイズ)・・・M(MEDIUM)
POSITION OF CANISTER STEM(キャニスターの位置)・・・L(LEFT、左頬にキャニスター、右利き用)
これを簡略化して表記すると「M-L」となります。
つまりバッグの文字「M-L」は「MEDIUM-LEFT」を意味しているのではないでしょうか?
普通サイズのバッグで、取っ手か何かの位置が左・・・
結論としてコレも違うでしょうね・・・
先ほども言いましたがダッフルバッグは全て同一サイズですし、
取っ手やショルダー位置が違うものを見たこと無いですし・・・
(ホントはあるのかも
)
・・・軍から放出される際の何らかのサインなのでしょうか?
ん~分からない・・・どなたかご存知の方いませんか!?
中途半端なカンジですが、今回はこのへんで
オマケ
M9A1ガスマスク

M9A1ガスマスクのセットです。
缶の中に4点(ガスマスク・キャニスター・バッグ・レンズの曇り止め)が入っていました。
缶詰状態だったとは言え、60年近く前の品なのでガスマスクの使用は出来ません。
しかしガスマスクを飾っておけば、ミリタリーっぽさが格段にUPします
怪しさは、それ以上にUPします

実用出来るのは、ガスマスクバッグぐらいですね。 ケミカルマークが渋くて好きです
それから空缶もゴミ箱なんかにすると、カッコいいかもしれませんね。
・・・アウトドアには一切役立たないガスマスクセットでした
【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●M9A1・ガスマスク(缶入り)……7000円前後
●M9A1・ガスマスクバッグ単品……1500円~2500円くらい
●レンズの曇り止め単品……500円~1000円くらい
【市販の米軍式ダッフルバッグ】

Coleman(コールマン) キャンバスアーミーダッフル

Coleman(コールマン) キャンバスアーミーダッフル
更新日時:2013年6月30日
更新内容:所々微妙に編集
前回『コットン・ダッフルバッグ』の補足です・・・と言うか疑問です。
今回はアウトドアとは全く関係ありませんので、あしからず・・・
ダッフルバッグは、新兵が入隊した時に支給される装備の一つです。
支給されると新兵達は取っ手の横に名前と社会保障番号を書き入れなければいけません。
なので中古ダッフルバッグには、それらの文字が書かれている場合が多いです。
中には自宅の住所と思われるものまで書かれているバッグもあります。
(除隊後もしくは休暇時に、自宅に送ったのでしょうか?)
逆に言うと何も書かれていないものは、理論上デッドストックと言うことになります。
前回紹介した私のダッフルバッグも何も書かれていないので、一応デッドストック・・・
と思いきや、実は文字が書かれているのです!!

コレです。バッグの底に「M-L」・・・何なのでしょう? 購入してから早3年・・・ずっと意味不明のままです

ちなみに私のバッグだけでなく、他にも見たことがあります。
少し推測してみましょう

米軍の衣類には「胸囲と身長」二つのサイズを組み合わせて表記します。
胸囲はSMALL・MEDIUM・LARGE
身長はSHORT・REGULAR・LONG ※X-SMALLなどのエクストラサイズもあります
例として私の場合、胸囲95cm・身長180cmなので米軍の規定に合わせますと
胸囲は「MEDIUM」、身長は「REGULAR」になりますので
「MEDIUM-REGULAR」と表記されたサイズの衣類が合うと言う事になります。
この「MEDIUM-REGULAR」を略して「M-R」と書きます。
つまりバッグの文字「M-L」は「MEDIUM-LONG」を意味しているのではないでしょうか?
横幅が普通くらいで、身長が高い人用・・・?
結論としてコレは違うでしょうね・・・ダッフルバッグは全て同一サイズですから

次の推測です。(またサイズ的な話ですが・・・)
朝鮮戦争頃のガスマスクに、「M9A1」というタイプのものがあります。

コレです。1952年製、朝鮮戦争休戦前ですね。
このガスマスクは頬にキャニスター(フィルターのこと)を付けるのですが、
銃を構えたときに邪魔にならないよう、右利き用・左利き用があります。
右利きの人は右頬に銃が来るので、キャニスター位置は左。左利きの人はその逆です。
画像のものは左頬にキャニスターが付くので、右利き用です。

このガスマスクが入っていた缶です。顔のサイズとキャニスターの位置が書いてあります。
FACEPIECE SIZE(顔のサイズ)・・・M(MEDIUM)
POSITION OF CANISTER STEM(キャニスターの位置)・・・L(LEFT、左頬にキャニスター、右利き用)
これを簡略化して表記すると「M-L」となります。
つまりバッグの文字「M-L」は「MEDIUM-LEFT」を意味しているのではないでしょうか?
普通サイズのバッグで、取っ手か何かの位置が左・・・
結論としてコレも違うでしょうね・・・
先ほども言いましたがダッフルバッグは全て同一サイズですし、
取っ手やショルダー位置が違うものを見たこと無いですし・・・


・・・軍から放出される際の何らかのサインなのでしょうか?
ん~分からない・・・どなたかご存知の方いませんか!?
中途半端なカンジですが、今回はこのへんで



M9A1ガスマスク

M9A1ガスマスクのセットです。
缶の中に4点(ガスマスク・キャニスター・バッグ・レンズの曇り止め)が入っていました。
缶詰状態だったとは言え、60年近く前の品なのでガスマスクの使用は出来ません。
しかしガスマスクを飾っておけば、ミリタリーっぽさが格段にUPします

怪しさは、それ以上にUPします


実用出来るのは、ガスマスクバッグぐらいですね。 ケミカルマークが渋くて好きです

それから空缶もゴミ箱なんかにすると、カッコいいかもしれませんね。
・・・アウトドアには一切役立たないガスマスクセットでした

【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●M9A1・ガスマスク(缶入り)……7000円前後
●M9A1・ガスマスクバッグ単品……1500円~2500円くらい
●レンズの曇り止め単品……500円~1000円くらい
【市販の米軍式ダッフルバッグ】

Coleman(コールマン) キャンバスアーミーダッフル

Coleman(コールマン) キャンバスアーミーダッフル
2010年06月02日
コットン・ダッフルバッグ
初回投稿:2010年6月2日
更新日時:2018年2月6日
更新内容:所々微妙に編集
こんにちは、パイル二等兵です
今回紹介いたしますアウトドアで使用出来そうなミリタリーグッズは、
男の一人旅に欠かせないアイテム・・・・・・ダッフルバッグ!!です
ダッフルバッグ(コットン製・1ショルダー)

1ショルダータイプのダッフルバッグです。
サイズは使用時で約75×30×30cm、材質はOD色の厚手コットン、製造年は1964年頃。
ご覧の通り、単なる筒状の袋です。兵士の旅行カバン見たいなものですね。
このバッグを持って戦地へ向かう兵士の姿を、写真や映像で見ることが出来ます。
ワイルドな男の臭いがプンプンしてくる素敵なバッグです
かなり前に実用品として購入したのですが、
届いた品を見るとナム戦モノの美品だった為、コレクション行きになりました。
(一応嬉しい誤算と言うのでしょうか?)

表側には手持ち用の取っ手、肩掛け用のショルダーストラップ、
そして鍵を収納するポケットが付いています。 USマークがいいですねェ
【2013年6月31日追記】
1950年代・1960年代はポケットのあるタイプと無いタイプが混在していますが、
概ね無いタイプの方が古いようです。

中はいたってシンプル、内蓋以外何もありません。
内側の上部にコントラクトナンバーと呼ばれる契約番号が書かれています。
コントラクトナンバーを見ることで、名称や製造年、製造会社などの情報を得る事が出来ます。
このバッグの場合「DSA-1」が製造年を表しており、1964年頃の製造品だと推測されます。
※コントラクトナンバーについては、いずれ説明致します

蓋を閉める構造は難しく無いのですが、言葉で説明するのは難しいです。
簡単に言うと、上部四箇所を折りたたみ、フックを掛ける・・・です
フックを掛けた所に南京錠でロックすれば蓋は開きません。
収納力については、実際に使用したことが無いので具体的な話は出来ないのですが
とりあえずいっぱい入ります・・・ (紹介しといてスミマセン
)
・・・という事でダッフルバッグいかがだったでしょうか?
このバッグにテント・寝袋・バーナー・ランタン・・・そしてウイスキーを詰め込んで、
一人さすらいの旅に出る・・・そんな漢になりたいものです! (私は当分無理ですが
)
それでは今回はこのへんで
オマケ
【2013年6月30日編集】
ダッフルバッグには今回紹介したタイプのほか、様々なバリエーションがあります。
WW2・・・カーキ色、コットン製、USマーク、1ショルダー
WW2(海軍)・・・・カーキ色、コットン製、USNマーク、1ショルダー
朝鮮戦争~ベトナム戦争・・・OD色、コットン製、USマーク、1ショルダー
朝鮮戦争(海軍)・・・白色、コットン製、USNマーク、1ショルダー(白)
朝鮮戦争(海兵隊)・・・OD色、コットン製、USMCマーク、1ショルダー
朝鮮戦争(空軍)・・・白色、コットン製、USマーク、1ショルダー(OD)
1960年前後(空軍)・・・青色、コットン製、USマーク(白)、1ショルダー
1960年前後(海軍)・・・青色、コットン製、USマーク(黒)、1ショルダー
1970年前後・・・OD色、薄手ナイロン製、USマーク、1ショルダー
1970年初頭・・・OD色、厚手(特殊)ナイロン製、USマーク、1ショルダー ※未確認(私の見間違いかも
)
1970年代・・・OD色、コットン製、USマーク、2ショルダー
1970年代以降・・・OD色、厚手ナイロン製、USマーク、2ショルダー
2000年以降・・・フォレッジグリーン、厚手ナイロン製、USマーク、2ショルダー
実用的なのはベトナム戦争後のタイプですね。
入手しやすく、価格も手頃・・・何よりリュックになるところが便利です。
しかし雰囲気が良いのは、やはりナム戦タイプですね。
車に放り込むのなら、リュックタイプじゃなくてもイイですし・・・個人的にはオススメです
【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●コットン・ダッフルバッグ・・・2000円~4000円くらい
【市販の米軍式ダッフルバッグ】

Coleman(コールマン) キャンバスアーミーダッフル

Coleman(コールマン) キャンバスアーミーダッフル
更新日時:2018年2月6日
更新内容:所々微妙に編集
こんにちは、パイル二等兵です

今回紹介いたしますアウトドアで使用出来そうなミリタリーグッズは、
男の一人旅に欠かせないアイテム・・・・・・ダッフルバッグ!!です

ダッフルバッグ(コットン製・1ショルダー)

1ショルダータイプのダッフルバッグです。
サイズは使用時で約75×30×30cm、材質はOD色の厚手コットン、製造年は1964年頃。
ご覧の通り、単なる筒状の袋です。兵士の旅行カバン見たいなものですね。
このバッグを持って戦地へ向かう兵士の姿を、写真や映像で見ることが出来ます。
ワイルドな男の臭いがプンプンしてくる素敵なバッグです

かなり前に実用品として購入したのですが、
届いた品を見るとナム戦モノの美品だった為、コレクション行きになりました。
(一応嬉しい誤算と言うのでしょうか?)

表側には手持ち用の取っ手、肩掛け用のショルダーストラップ、
そして鍵を収納するポケットが付いています。 USマークがいいですねェ

【2013年6月31日追記】
1950年代・1960年代はポケットのあるタイプと無いタイプが混在していますが、
概ね無いタイプの方が古いようです。

中はいたってシンプル、内蓋以外何もありません。
内側の上部にコントラクトナンバーと呼ばれる契約番号が書かれています。
コントラクトナンバーを見ることで、名称や製造年、製造会社などの情報を得る事が出来ます。
このバッグの場合「DSA-1」が製造年を表しており、1964年頃の製造品だと推測されます。
※コントラクトナンバーについては、いずれ説明致します
蓋を閉める構造は難しく無いのですが、言葉で説明するのは難しいです。
簡単に言うと、上部四箇所を折りたたみ、フックを掛ける・・・です

フックを掛けた所に南京錠でロックすれば蓋は開きません。
収納力については、実際に使用したことが無いので具体的な話は出来ないのですが
とりあえずいっぱい入ります・・・ (紹介しといてスミマセン

・・・という事でダッフルバッグいかがだったでしょうか?
このバッグにテント・寝袋・バーナー・ランタン・・・そしてウイスキーを詰め込んで、
一人さすらいの旅に出る・・・そんな漢になりたいものです! (私は当分無理ですが

それでは今回はこのへんで



ダッフルバッグには今回紹介したタイプのほか、様々なバリエーションがあります。
WW2・・・カーキ色、コットン製、USマーク、1ショルダー
WW2(海軍)・・・・カーキ色、コットン製、USNマーク、1ショルダー
朝鮮戦争~ベトナム戦争・・・OD色、コットン製、USマーク、1ショルダー
朝鮮戦争(海軍)・・・白色、コットン製、USNマーク、1ショルダー(白)
朝鮮戦争(海兵隊)・・・OD色、コットン製、USMCマーク、1ショルダー
朝鮮戦争(空軍)・・・白色、コットン製、USマーク、1ショルダー(OD)
1960年前後(空軍)・・・青色、コットン製、USマーク(白)、1ショルダー
1960年前後(海軍)・・・青色、コットン製、USマーク(黒)、1ショルダー
1970年前後・・・OD色、薄手ナイロン製、USマーク、1ショルダー
1970年初頭・・・OD色、厚手(特殊)ナイロン製、USマーク、1ショルダー ※未確認(私の見間違いかも

1970年代・・・OD色、コットン製、USマーク、2ショルダー
1970年代以降・・・OD色、厚手ナイロン製、USマーク、2ショルダー
2000年以降・・・フォレッジグリーン、厚手ナイロン製、USマーク、2ショルダー
実用的なのはベトナム戦争後のタイプですね。
入手しやすく、価格も手頃・・・何よりリュックになるところが便利です。
しかし雰囲気が良いのは、やはりナム戦タイプですね。
車に放り込むのなら、リュックタイプじゃなくてもイイですし・・・個人的にはオススメです

【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●コットン・ダッフルバッグ・・・2000円~4000円くらい
【市販の米軍式ダッフルバッグ】

Coleman(コールマン) キャンバスアーミーダッフル

Coleman(コールマン) キャンバスアーミーダッフル