2014年02月03日
40年以上前の缶詰(Chicken, Boned)
こんにちは、パイル二等兵です
え~年越し露営の報告途中ですが、
中編の編集にまだ取り掛かれてない状態ですので、とりあえず中継ぎの記事です
内容的には以前UP致しました『40年以上前の缶詰(Turkey Loaf)』のメニュー違いなだけで、
目新しい事は書いてません・・・なのでスルーもしくは流し読み程度でお願いします。
今回はベトナム戦争を代表する米軍レーション(戦闘糧食)・MCIをご紹介致します
とその前に、米軍レーション基礎知識を・・・
第二次世界大戦(以下:WWⅡ)当時の米軍レーションは以下の通り。 ※これが全てではありません
Aレーション・・・基地の食堂で出される食事(学校の給食的存在)
Bレーション・・・陣地で出される食事(現地調理もしくは基地から運搬)
Cレーション・・・戦地で兵士が携行する糧食(缶詰タイプの戦闘糧食)
Dレーション・・・非常時用の高カロリー携行糧食(飴やチョコレートなど)
Kレーション・・・小型・軽量化された携行糧食(WWⅡで最もポピュラーな戦闘糧食)
A~Dは単純にアルファベットを順番に付けただけです。
Cレーションの「C」はCOMBAT(戦闘)の略で、
戦闘糧食=Cレーションと言う情報をたまに耳にしますが、それは当然間違いです。
Kは開発者アンセル・キーズ(Ancel Keys)博士の頭文字を付けた・・・は嘘です。
本当は既に存在していた携行タイプの戦闘糧食Cレーション・Dレーションの
「C」・「D」の発音と音声学上区別のつきやすい「K」が選ばれただけ、と言うのが真相です。
WWⅡ時のCレーション(U.S. ARMY FIELD RATION C)はその後改良され、
朝鮮戦争時にはRCI(RATION, COMBAT, INDIVIDUAL)、
そしてベトナム戦争時にはMCI(MEAL COMBAT INDIVIDUAL)へと変遷していきます。
私の思い込みで嘘情報が入っているかもしれませんので、
お気付きの方は御指摘お願いします!!
骨なしチキン

制式名:MEAL, COMBAT, INDIVIDUAL Chicken, Boned B-3 UNIT
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1975年以前
サイズ:15.2×12.1×7.9cm(外箱) ※中身のサイズは別記
ベトナム戦争を代表する米軍レーション(戦闘糧食)・MCIです。
MCIは1958年~1980年に米軍で採用されていた戦闘糧食で、
年代によりメニューは若干変わりますが、基本的には12種類あります。
一食は以下の6つのアイテムで構成されています。
①B UNIT(BREAD)・・・主食である小麦系焼き物(ビスケット、クラッカー、クッキー)の缶詰
②M UNIT(MEAT)・・・メインディッシュである肉類の缶詰 ※ツナもあり
③D UNIT(DESSERT)・・・デザート(フルーツ、ケーキ、パン)の缶詰
④SPREAD・・・B UNITに塗る塗り物(ジャム、ピーナツバター、チーズ)の缶詰 ※①に同梱の場合あり
⑤ACCESSORY PACK・・・コーヒーやトイレットペーパー、タバコなどの小物 ※タバコが無いものあり
⑥SPOON・・・プラスチック製の使い捨てスプーン
基本的には6つですが、④が②に同梱された5つ構成の物も存在します。 (今回紹介する品も5つ構成)
メニューによる違いなのか、年代による違いなのか、製造会社による違いなのかは不明です。
⑤に入っているタバコは健康上の問題から1975年以降廃止されました。
各種缶詰(B,M,D UNIT)

続いて各種缶詰のご紹介です。
主食(①)であるB UNITはB-3タイプです。
中身はクッキー、ジャム、ココアとなっており、塗り物(④)が同梱されています。
缶のサイズは直径7.5cm、高さ8.8cm。
肉類(②)であるM UNITはCHICKEN AND NOODLES、つまりチキンヌードルです。
箱のメニューでは「Chicken, Boned」ですが、
何故か缶のメニューでは「CHICKEN AND NOODLES」となっています。
チキンヌードルとは恐らくチキンと細切れの麺を一緒に煮込んだものだと思います。
缶のサイズは直径7.5cm、高さ5.5cm。
デザート(③)であるD UNITはWHITE BREAD、つまり白パンです。
主食でクッキーを食べておきながら、デザートで白パンを食べないといけないのですね・・・
缶のサイズは直径7.5cm、高さ5cm。
その他の付属品
アクセサリーパック(⑤)の中身は、
タバコ、マッチ、ガム、トイレットペーパー、インスタントコーヒー、粉ミルク、砂糖、塩となっています。
タバコが入っていますので、1975年以前の品であると判断出来ます。
袋のサイズは15×9.5×2cm。
スプーン(⑥)は透明の袋に入った白色半透明のプラスチック製です。
スプーンのサイズは長さ12cm。
画像右側にある缶はMCIを温める為のアルコール燃料ですが、MCIの付属品ではありません。
オマケで頂いたので、参考として並べときました。
缶のサイズは直径6.4cm、高さ3.4cm。 詳細はコチラ⇒『米軍の缶詰燃料』
え~・・・当然今回も試食はナシです(汗)
(B UNITなら何とか食べられそうですが・・・)
それでは今回はこのへんで

え~年越し露営の報告途中ですが、
中編の編集にまだ取り掛かれてない状態ですので、とりあえず中継ぎの記事です

内容的には以前UP致しました『40年以上前の缶詰(Turkey Loaf)』のメニュー違いなだけで、
目新しい事は書いてません・・・なのでスルーもしくは流し読み程度でお願いします。
今回はベトナム戦争を代表する米軍レーション(戦闘糧食)・MCIをご紹介致します

とその前に、米軍レーション基礎知識を・・・
第二次世界大戦(以下:WWⅡ)当時の米軍レーションは以下の通り。 ※これが全てではありません
Aレーション・・・基地の食堂で出される食事(学校の給食的存在)
Bレーション・・・陣地で出される食事(現地調理もしくは基地から運搬)
Cレーション・・・戦地で兵士が携行する糧食(缶詰タイプの戦闘糧食)
Dレーション・・・非常時用の高カロリー携行糧食(飴やチョコレートなど)
Kレーション・・・小型・軽量化された携行糧食(WWⅡで最もポピュラーな戦闘糧食)
A~Dは単純にアルファベットを順番に付けただけです。
Cレーションの「C」はCOMBAT(戦闘)の略で、
戦闘糧食=Cレーションと言う情報をたまに耳にしますが、それは当然間違いです。
Kは開発者アンセル・キーズ(Ancel Keys)博士の頭文字を付けた・・・は嘘です。
本当は既に存在していた携行タイプの戦闘糧食Cレーション・Dレーションの
「C」・「D」の発音と音声学上区別のつきやすい「K」が選ばれただけ、と言うのが真相です。
WWⅡ時のCレーション(U.S. ARMY FIELD RATION C)はその後改良され、
朝鮮戦争時にはRCI(RATION, COMBAT, INDIVIDUAL)、
そしてベトナム戦争時にはMCI(MEAL COMBAT INDIVIDUAL)へと変遷していきます。
私の思い込みで嘘情報が入っているかもしれませんので、
お気付きの方は御指摘お願いします!!
骨なしチキン
制式名:MEAL, COMBAT, INDIVIDUAL Chicken, Boned B-3 UNIT
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1975年以前
サイズ:15.2×12.1×7.9cm(外箱) ※中身のサイズは別記
ベトナム戦争を代表する米軍レーション(戦闘糧食)・MCIです。
MCIは1958年~1980年に米軍で採用されていた戦闘糧食で、
年代によりメニューは若干変わりますが、基本的には12種類あります。
一食は以下の6つのアイテムで構成されています。
①B UNIT(BREAD)・・・主食である小麦系焼き物(ビスケット、クラッカー、クッキー)の缶詰
②M UNIT(MEAT)・・・メインディッシュである肉類の缶詰 ※ツナもあり
③D UNIT(DESSERT)・・・デザート(フルーツ、ケーキ、パン)の缶詰
④SPREAD・・・B UNITに塗る塗り物(ジャム、ピーナツバター、チーズ)の缶詰 ※①に同梱の場合あり
⑤ACCESSORY PACK・・・コーヒーやトイレットペーパー、タバコなどの小物 ※タバコが無いものあり
⑥SPOON・・・プラスチック製の使い捨てスプーン
基本的には6つですが、④が②に同梱された5つ構成の物も存在します。 (今回紹介する品も5つ構成)
メニューによる違いなのか、年代による違いなのか、製造会社による違いなのかは不明です。
⑤に入っているタバコは健康上の問題から1975年以降廃止されました。
各種缶詰(B,M,D UNIT)
続いて各種缶詰のご紹介です。
主食(①)であるB UNITはB-3タイプです。
中身はクッキー、ジャム、ココアとなっており、塗り物(④)が同梱されています。
缶のサイズは直径7.5cm、高さ8.8cm。
肉類(②)であるM UNITはCHICKEN AND NOODLES、つまりチキンヌードルです。
箱のメニューでは「Chicken, Boned」ですが、
何故か缶のメニューでは「CHICKEN AND NOODLES」となっています。
チキンヌードルとは恐らくチキンと細切れの麺を一緒に煮込んだものだと思います。
缶のサイズは直径7.5cm、高さ5.5cm。
デザート(③)であるD UNITはWHITE BREAD、つまり白パンです。
主食でクッキーを食べておきながら、デザートで白パンを食べないといけないのですね・・・
缶のサイズは直径7.5cm、高さ5cm。
その他の付属品
アクセサリーパック(⑤)の中身は、
タバコ、マッチ、ガム、トイレットペーパー、インスタントコーヒー、粉ミルク、砂糖、塩となっています。
タバコが入っていますので、1975年以前の品であると判断出来ます。
袋のサイズは15×9.5×2cm。
スプーン(⑥)は透明の袋に入った白色半透明のプラスチック製です。
スプーンのサイズは長さ12cm。
画像右側にある缶はMCIを温める為のアルコール燃料ですが、MCIの付属品ではありません。
オマケで頂いたので、参考として並べときました。
缶のサイズは直径6.4cm、高さ3.4cm。 詳細はコチラ⇒『米軍の缶詰燃料』
え~・・・当然今回も試食はナシです(汗)
(B UNITなら何とか食べられそうですが・・・)
それでは今回はこのへんで
