2013年10月23日
40年以上前の缶詰(Turkey Loaf)
こんにちは、パイル二等兵です
今回はベトナム戦争を代表する米軍レーション(戦闘糧食)・MCIをご紹介致します
とその前に、米軍レーション基礎知識を・・・
第二次世界大戦(以下:WWⅡ)当時の米軍レーションは以下の通り。 ※これが全てではありません
Aレーション・・・基地の食堂で出される食事(学校の給食的存在)
Bレーション・・・陣地で出される食事(現地調理もしくは基地から運搬)
Cレーション・・・戦地で兵士が携行する糧食(缶詰タイプの戦闘糧食)
Dレーション・・・非常時用の高カロリー携行糧食(飴やチョコレートなど)
Kレーション・・・小型・軽量化された携行糧食(WWⅡで最もポピュラーな戦闘糧食)
A~Dは単純にアルファベットを順番に付けただけです。
Cレーションの「C」はCOMBAT(戦闘)の略で、
戦闘糧食=Cレーションと言う情報をたまに耳にしますが、それは当然間違いです。
Kは開発者アンセル・キーズ(Ancel Keys)博士の頭文字を付けた・・・は嘘です。
本当は既に存在していた携行タイプの戦闘糧食Cレーション・Dレーションの
「C」・「D」の発音と音声学上区別のつきやすい「K」が選ばれただけ、と言うのが真相です。
WWⅡ時のCレーション(U.S. ARMY FIELD RATION C)はその後改良され、
朝鮮戦争時にはRCI(RATION, COMBAT, INDIVIDUAL)、
そしてベトナム戦争時にはMCI(MEAL COMBAT INDIVIDUAL)へと変遷していきます。
私の思い込みで嘘情報が入っているかもしれませんので、
お気付きの方は御指摘お願いします!!
七面鳥のミートローフ

制式名:MEAL, COMBAT, INDIVIDUAL Turkey Loaf B-1 UNIT
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1975年以前
サイズ:15.2×12.1×7.9cm(外箱) ※中身のサイズは別記
ベトナム戦争を代表する米軍レーション(戦闘糧食)・MCIです。
MCIは1958年~1980年に米軍で採用されていた戦闘糧食で、
年代によりメニューは若干変わりますが、基本的には12種類あります。
一食は以下の6つのアイテムで構成されています。
①B UNIT(BREAD)・・・主食である小麦系焼き物(ビスケット、クラッカー、クッキー)の缶詰
②M UNIT(MEAT)・・・メインディッシュである肉類の缶詰 ※ツナもあり
③D UNIT(DESSERT)・・・デザート(フルーツ、ケーキ、パン)の缶詰
④SPREAD・・・B UNITに塗る塗り物(ジャム、ピーナツバター、チーズ)の缶詰 ※①に同梱の場合あり
⑤ACCESSORY PACK・・・コーヒーやトイレットペーパー、タバコなどの小物 ※タバコが無いものあり
⑥SPOON・・・プラスチック製の使い捨てスプーン
基本的には6つですが、④が②に同梱された5つ構成の物も存在します。 (今回紹介する品も5つ構成)
メニューによる違いなのか、年代による違いなのか、製造会社による違いなのかは不明です。
⑤に入っているタバコは健康上の問題から1975年以降廃止されました。
各種缶詰(B,M,D UNIT)

続いて各種缶詰のご紹介です。
主食(①)であるB UNITはB-1タイプです。
中身はクラッカー、キャンディー、ピーナツバターとなっており、塗り物(④)が同梱されています。
缶のサイズは直径7.5cm、高さ8.8cm。
肉類(②)であるM UNITはTURKEY LOAF、つまり七面鳥のミートローフです。
ミートローフとはアメリカの家庭料理で、オーブンで焼いたハンバーグみたいなものです。
缶のサイズは直径7.5cm、高さ5.5cm。
デザート(③)であるD UNITはPEARS、つまり洋ナシです。
缶のサイズは直径7.5cm、高さ5cm。
その他の付属品

アクセサリーパック(⑤)の中身は、
タバコ、マッチ、ガム、トイレットペーパー、インスタントコーヒー、粉ミルク、砂糖、塩となっています。
タバコが入っていますので、1975年以前の品であると判断出来ます。
袋のサイズは15×9.5×2cm。
スプーン(⑥)は透明の袋に入った白色半透明のプラスチック製です。
スプーンのサイズは長さ12cm。
画像右側にある缶はMCIを温める為のアルコール燃料ですが、MCIの付属品ではありません。
オマケで頂いたので、参考として並べときました。
缶のサイズは直径6.4cm、高さ3.4cm。 詳細はコチラ⇒『米軍の缶詰燃料』
え~・・・試食したいのは山々ですが、
確実に腹を壊すのでご勘弁ください(汗)
(B UNITなら何とか食べられそうですが・・・)
それでは今回はこのへんで

今回はベトナム戦争を代表する米軍レーション(戦闘糧食)・MCIをご紹介致します

とその前に、米軍レーション基礎知識を・・・
第二次世界大戦(以下:WWⅡ)当時の米軍レーションは以下の通り。 ※これが全てではありません
Aレーション・・・基地の食堂で出される食事(学校の給食的存在)
Bレーション・・・陣地で出される食事(現地調理もしくは基地から運搬)
Cレーション・・・戦地で兵士が携行する糧食(缶詰タイプの戦闘糧食)
Dレーション・・・非常時用の高カロリー携行糧食(飴やチョコレートなど)
Kレーション・・・小型・軽量化された携行糧食(WWⅡで最もポピュラーな戦闘糧食)
A~Dは単純にアルファベットを順番に付けただけです。
Cレーションの「C」はCOMBAT(戦闘)の略で、
戦闘糧食=Cレーションと言う情報をたまに耳にしますが、それは当然間違いです。
Kは開発者アンセル・キーズ(Ancel Keys)博士の頭文字を付けた・・・は嘘です。
本当は既に存在していた携行タイプの戦闘糧食Cレーション・Dレーションの
「C」・「D」の発音と音声学上区別のつきやすい「K」が選ばれただけ、と言うのが真相です。
WWⅡ時のCレーション(U.S. ARMY FIELD RATION C)はその後改良され、
朝鮮戦争時にはRCI(RATION, COMBAT, INDIVIDUAL)、
そしてベトナム戦争時にはMCI(MEAL COMBAT INDIVIDUAL)へと変遷していきます。
私の思い込みで嘘情報が入っているかもしれませんので、
お気付きの方は御指摘お願いします!!
七面鳥のミートローフ
制式名:MEAL, COMBAT, INDIVIDUAL Turkey Loaf B-1 UNIT
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1975年以前
サイズ:15.2×12.1×7.9cm(外箱) ※中身のサイズは別記
ベトナム戦争を代表する米軍レーション(戦闘糧食)・MCIです。
MCIは1958年~1980年に米軍で採用されていた戦闘糧食で、
年代によりメニューは若干変わりますが、基本的には12種類あります。
一食は以下の6つのアイテムで構成されています。
①B UNIT(BREAD)・・・主食である小麦系焼き物(ビスケット、クラッカー、クッキー)の缶詰
②M UNIT(MEAT)・・・メインディッシュである肉類の缶詰 ※ツナもあり
③D UNIT(DESSERT)・・・デザート(フルーツ、ケーキ、パン)の缶詰
④SPREAD・・・B UNITに塗る塗り物(ジャム、ピーナツバター、チーズ)の缶詰 ※①に同梱の場合あり
⑤ACCESSORY PACK・・・コーヒーやトイレットペーパー、タバコなどの小物 ※タバコが無いものあり
⑥SPOON・・・プラスチック製の使い捨てスプーン
基本的には6つですが、④が②に同梱された5つ構成の物も存在します。 (今回紹介する品も5つ構成)
メニューによる違いなのか、年代による違いなのか、製造会社による違いなのかは不明です。
⑤に入っているタバコは健康上の問題から1975年以降廃止されました。
各種缶詰(B,M,D UNIT)
続いて各種缶詰のご紹介です。
主食(①)であるB UNITはB-1タイプです。
中身はクラッカー、キャンディー、ピーナツバターとなっており、塗り物(④)が同梱されています。
缶のサイズは直径7.5cm、高さ8.8cm。
肉類(②)であるM UNITはTURKEY LOAF、つまり七面鳥のミートローフです。
ミートローフとはアメリカの家庭料理で、オーブンで焼いたハンバーグみたいなものです。
缶のサイズは直径7.5cm、高さ5.5cm。
デザート(③)であるD UNITはPEARS、つまり洋ナシです。
缶のサイズは直径7.5cm、高さ5cm。
その他の付属品
アクセサリーパック(⑤)の中身は、
タバコ、マッチ、ガム、トイレットペーパー、インスタントコーヒー、粉ミルク、砂糖、塩となっています。
タバコが入っていますので、1975年以前の品であると判断出来ます。
袋のサイズは15×9.5×2cm。
スプーン(⑥)は透明の袋に入った白色半透明のプラスチック製です。
スプーンのサイズは長さ12cm。
画像右側にある缶はMCIを温める為のアルコール燃料ですが、MCIの付属品ではありません。
オマケで頂いたので、参考として並べときました。
缶のサイズは直径6.4cm、高さ3.4cm。 詳細はコチラ⇒『米軍の缶詰燃料』
え~・・・試食したいのは山々ですが、
確実に腹を壊すのでご勘弁ください(汗)
(B UNITなら何とか食べられそうですが・・・)
それでは今回はこのへんで

2013年10月21日
使い道不明なボトル
こんばんは、パイル二等兵です
今回は小ネタと言うか、小物というか・・・米軍のボトルです。
どれも中身が入っているので、中身を破棄して別の物を入れる容器として使うとオシャかもしれません。
今のところ使い道不明なボトルですが、私は単なるディスプレイとして捉えてます
バグジュース

制式名:INSECT REPELLENT
製造国:アメリカ合衆国(SEABOARD MFG. LABORATORIES, INC. 製)
製造年:1966年12月
サイズ:9.8cm(高さ)、2oz(容量) ※1oz(オンス)=28.3g
カラー:半透明
材質:プラスチック
米兵御用達の虫除け、通称バグジュースです。
ベトナム戦争は基本的にジャングル戦であり、このバグジュースは必需品だったようです。
当時の写真や映像、並びにベトナム戦争映画に登場する兵士は、
かなりの頻度でヘルメットにヘルメットバンド(ゴムのヒモ)でこのボトルを挟んでいます。
これは半透明のボトルに紙のラベルが貼られているので、初期型でしょうか?
その後半透明のボトルに直接印字、そしてOD(オリーブドラブ)のボトルへと変化していったようです。
※確証の無い情報なので、参考程度に・・・
有効成分は表記によると「N,N-Diethyl-meta-toluamide(N,N-ジエチル-メタ-トルアミド)」で、
通称「DEET(ディート)」と呼ばれる虫除け成分です。
「DEET」は第二次世界大戦中のジャングル戦の経験に基づきアメリカ陸軍で開発され、
1946年に採用されたようです。
ちなみに1957年から民間での使用も始まり、
現在ではほとんどの虫除けスプレーに含まれているそうです。 (←アメリカだけの話かな・・・?)
------------------------------------------------
ライフルボアクリーナー

制式名:RIFLE BORE CLEANER
製造国:アメリカ合衆国(GEORGE SENN INC 製)
製造年:1969年頃(DSA 640-69-D-0282)
サイズ:9.9cm(高さ)、2oz(容量) ※1oz(オンス)=28.3g
カラー:OD
材質:プラスチック
銃身内用の洗浄液です。
棒の先に布きれを巻き、このクリーナーを付けて銃身内をゴシゴシして汚れを落とすのだと思います。
上記バグジュースと同じサイズですが、
コレをヘルメットバンドに挟んでいる画像はほとんど見たことありません。
------------------------------------------------
ウェポンオイル

制式名:WEAPONS OIL MEDIUM
製造国:アメリカ合衆国(BRAY OIL COMPANY 製)
製造年:1975年頃(DSA 75-C-1406)
サイズ:12.4cm(高さ)、2oz(容量) ※1oz(オンス)=28.3g
カラー:OD
材質:プラスチック
銃器用のオイル(潤滑油)、いわゆるウェポンオイルです。
銃器の駆動部の潤滑油、もしくは錆止めとして使用するのだと思います。
コチラはバグジュースに次いでヘルメットバンドに挟んでいる頻度が高いボトルです。
M60マシンガン射手が歯ブラシと共に携行しているイメージがありますね。
「MEDIUM」の表記があるので、SMALLやLARGEのボトルも存在するのでしょうか?
ちなみにこのタイプのボトルの印字は簡単に剥げます
なので細心の注意を払いながら保管しておかないと、
いつの間にか黄色い文字が剥げ落ちて単なる緑色のボトルになってしまいます・・・
1975年製・・・私と同い年・・・別にどうでもいい情報です
それでは今回はこのへんで

今回は小ネタと言うか、小物というか・・・米軍のボトルです。
どれも中身が入っているので、中身を破棄して別の物を入れる容器として使うとオシャかもしれません。
今のところ使い道不明なボトルですが、私は単なるディスプレイとして捉えてます

バグジュース
制式名:INSECT REPELLENT
製造国:アメリカ合衆国(SEABOARD MFG. LABORATORIES, INC. 製)
製造年:1966年12月
サイズ:9.8cm(高さ)、2oz(容量) ※1oz(オンス)=28.3g
カラー:半透明
材質:プラスチック
米兵御用達の虫除け、通称バグジュースです。
ベトナム戦争は基本的にジャングル戦であり、このバグジュースは必需品だったようです。
当時の写真や映像、並びにベトナム戦争映画に登場する兵士は、
かなりの頻度でヘルメットにヘルメットバンド(ゴムのヒモ)でこのボトルを挟んでいます。
これは半透明のボトルに紙のラベルが貼られているので、初期型でしょうか?
その後半透明のボトルに直接印字、そしてOD(オリーブドラブ)のボトルへと変化していったようです。
※確証の無い情報なので、参考程度に・・・
有効成分は表記によると「N,N-Diethyl-meta-toluamide(N,N-ジエチル-メタ-トルアミド)」で、
通称「DEET(ディート)」と呼ばれる虫除け成分です。
「DEET」は第二次世界大戦中のジャングル戦の経験に基づきアメリカ陸軍で開発され、
1946年に採用されたようです。
ちなみに1957年から民間での使用も始まり、
現在ではほとんどの虫除けスプレーに含まれているそうです。 (←アメリカだけの話かな・・・?)
------------------------------------------------
ライフルボアクリーナー
制式名:RIFLE BORE CLEANER
製造国:アメリカ合衆国(GEORGE SENN INC 製)
製造年:1969年頃(DSA 640-69-D-0282)
サイズ:9.9cm(高さ)、2oz(容量) ※1oz(オンス)=28.3g
カラー:OD
材質:プラスチック
銃身内用の洗浄液です。
棒の先に布きれを巻き、このクリーナーを付けて銃身内をゴシゴシして汚れを落とすのだと思います。
上記バグジュースと同じサイズですが、
コレをヘルメットバンドに挟んでいる画像はほとんど見たことありません。
------------------------------------------------
ウェポンオイル
制式名:WEAPONS OIL MEDIUM
製造国:アメリカ合衆国(BRAY OIL COMPANY 製)
製造年:1975年頃(DSA 75-C-1406)
サイズ:12.4cm(高さ)、2oz(容量) ※1oz(オンス)=28.3g
カラー:OD
材質:プラスチック
銃器用のオイル(潤滑油)、いわゆるウェポンオイルです。
銃器の駆動部の潤滑油、もしくは錆止めとして使用するのだと思います。
コチラはバグジュースに次いでヘルメットバンドに挟んでいる頻度が高いボトルです。
M60マシンガン射手が歯ブラシと共に携行しているイメージがありますね。
「MEDIUM」の表記があるので、SMALLやLARGEのボトルも存在するのでしょうか?
ちなみにこのタイプのボトルの印字は簡単に剥げます

なので細心の注意を払いながら保管しておかないと、
いつの間にか黄色い文字が剥げ落ちて単なる緑色のボトルになってしまいます・・・
1975年製・・・私と同い年・・・別にどうでもいい情報です

それでは今回はこのへんで

2013年10月20日
カフェ探訪03
おはようございます、パイル二等兵です
Cafe Marinesの活動を更に進化させる為、民間のカフェを視察に行って参りました
茅乃舎(かやのや)

店名:茅乃舎
住所:福岡県粕屋郡久山町大字猪野字櫛屋395-1
TEL:092-976-2112
HP:http://www.kayanoya.com/
営業時間:11:00~22:00(水曜定休日) ※レストランは15:30~17:00一時閉店
価格:750円(珈琲)
特記:駐車場あり
福岡県久山町にある『茅乃舎』です。
山奥に悠然と鎮座する茅葺屋根の建物にレストランとカフェ(茶舎)が入っています。
茅葺屋根と周りの自然(山に囲まれ、横には小川が流れる)が一体となり、
非常に素晴らしい雰囲気を醸し出しています
ここを訪れるお客さんのほとんどはレストランを目的としているようですが、
私の様な貧乏人が食べられる値段設定ではないので、私はカフェにしか行きません

入り口を入ると左側がレストラン、右側がカフェとなっております。
カフェはシックなBARの様な雰囲気で、ゆっくりと贅沢な時間を味わえます。
テラス席もありますので、紅葉の時期には最適かもしれません。 (ちょっと寒いかな?)
カフェの隣りには離れ(楽舎)もあり、貸切でパーティーが出来るようです。

この日頼んだのは、「アイス珈琲(750円)」。
通常の1.5倍の豆で淹れているだけあって、かなり濃いです。 (濃いコーヒーが苦手な方には不向きかも
)
氷が溶けきった終盤でも、薄さを感じさせないパワーがあります。
つまりアイス珈琲を頼んでも、思いっきり長居が出来ると言うことです

ミリタリーなネタが全くないと言うのも面白味がかけるので、この日に履いていったカーゴパンツでも載せておきます。
あまり良く見えないないかもしれませんが、このカーゴパンツは海兵隊のデザートマーパットと言う柄になります。
マーパット(MARPAT)は「MARINE PATTERN」の略で、海兵隊専用のデジタル迷彩です。
そのマーパットの砂漠仕様がデザートマーパット(DESERT MARPAT)となります。
一応それに合わせて、デザートブーツを履いています。
それでは今回はこのへんで

Cafe Marinesの活動を更に進化させる為、民間のカフェを視察に行って参りました

茅乃舎(かやのや)
店名:茅乃舎
住所:福岡県粕屋郡久山町大字猪野字櫛屋395-1
TEL:092-976-2112
HP:http://www.kayanoya.com/
営業時間:11:00~22:00(水曜定休日) ※レストランは15:30~17:00一時閉店
価格:750円(珈琲)
特記:駐車場あり
福岡県久山町にある『茅乃舎』です。
山奥に悠然と鎮座する茅葺屋根の建物にレストランとカフェ(茶舎)が入っています。
茅葺屋根と周りの自然(山に囲まれ、横には小川が流れる)が一体となり、
非常に素晴らしい雰囲気を醸し出しています

ここを訪れるお客さんのほとんどはレストランを目的としているようですが、
私の様な貧乏人が食べられる値段設定ではないので、私はカフェにしか行きません

入り口を入ると左側がレストラン、右側がカフェとなっております。
カフェはシックなBARの様な雰囲気で、ゆっくりと贅沢な時間を味わえます。
テラス席もありますので、紅葉の時期には最適かもしれません。 (ちょっと寒いかな?)
カフェの隣りには離れ(楽舎)もあり、貸切でパーティーが出来るようです。
この日頼んだのは、「アイス珈琲(750円)」。
通常の1.5倍の豆で淹れているだけあって、かなり濃いです。 (濃いコーヒーが苦手な方には不向きかも

氷が溶けきった終盤でも、薄さを感じさせないパワーがあります。
つまりアイス珈琲を頼んでも、思いっきり長居が出来ると言うことです

ミリタリーなネタが全くないと言うのも面白味がかけるので、この日に履いていったカーゴパンツでも載せておきます。
あまり良く見えないないかもしれませんが、このカーゴパンツは海兵隊のデザートマーパットと言う柄になります。
マーパット(MARPAT)は「MARINE PATTERN」の略で、海兵隊専用のデジタル迷彩です。
そのマーパットの砂漠仕様がデザートマーパット(DESERT MARPAT)となります。
一応それに合わせて、デザートブーツを履いています。
それでは今回はこのへんで

2013年10月18日
米軍の患者服はなかなかオシャレ
おはようございます、パイル二等兵です
前回『野戦病院用ベッド』で私が着用していた米軍の患者服をご紹介致します
米軍用患者服(夏用シャツ)

制式名:COAT, CONVALESCENT SUIT, SUMMER
製造国:アメリカ合衆国(PENN STATE C&A MFG. CO. 製)
製造年:1953年5月22日
サイズ:MEDIUM
カラー:ブルー
材質:コットン
米兵が病院で着る患者服の夏用シャツです。
濃いブルー生地に医療マークの刺繍がなかなかオシャレですね
制式名にある「CONVALESCENT」とは「回復期患者 」の事なので、
恐らく軽度の怪我や病気を負った兵士が着る物だと思います。
タグの最下段にある「A.S.T.A.P.A」は、
「Armed Services Textile and Apparel Procurement Agency」の略。
直訳すると「国軍織物・衣類調達局」でしょうか?
1950年代初頭に存在した政府機関のようですが、詳細は不明です・・・
米軍用患者服(冬用シャツ)

制式名:JACKET, MAN'S, CONVALESCENT WINTER, BLUE
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1966年頃(DSA-100-4780)
サイズ:MEDIUM
カラー:ブルー
材質:コットン
米兵が病院で着る患者服の冬用シャツです。
医療マークの刺繍が無いタイプですが、やはり濃いブルー生地はなかなかオシャレですね
※1950年代の物には同じ型で医療マークの刺繍ありタイプが存在します
当然ですが、夏用に比べ生地が厚く出来ております。
米軍用患者服(パンツ)

制式名:TROUSERS, CONVALESCENT SUIT
製造国:アメリカ合衆国(Keystone C.&A. Mfg Corp. 製)
製造年:1951年6月30日
サイズ:MEDIUM
カラー:ブルー
材質:コットン
米兵が病院で着る患者服のパンツです。
医療マークの刺繍が無いタイプですが、やはり濃いブルー生地はなかなかオシャレですね
※パンツに医療マークの刺繍ありタイプは存在しないと思います
生地は上記シャツの夏用・冬用と比較すると、冬用と同じだと思います。
縫い付けられたベルトの様な帯は、短くて使いづらいです
タグの最下段にある「N.Y.Q.M.P.A」は、
「New York Quartermaster Procurement Agency」の略。
直訳すると「ニューヨーク需品調達局」でしょうか?
1940年代後半~1950年代前半に存在した政府機関のようですが、詳細は不明です・・・
使用例

着心地は良くもなく悪くもなく・・・ ただしコレで寝るのは少しゴワついてイヤかもしれません
長年着込んで柔らかくなれば問題ないのかな・・・?
上下で揃えると、入院患者というよりは、派手めな作業服を着た人に見えますね
シャツ、パンツ、それぞれ単品だと街中でも着られそうです。 ・・・私は着ませんけど
それでは今回はこのへんで

前回『野戦病院用ベッド』で私が着用していた米軍の患者服をご紹介致します

米軍用患者服(夏用シャツ)
制式名:COAT, CONVALESCENT SUIT, SUMMER
製造国:アメリカ合衆国(PENN STATE C&A MFG. CO. 製)
製造年:1953年5月22日
サイズ:MEDIUM
カラー:ブルー
材質:コットン
米兵が病院で着る患者服の夏用シャツです。
濃いブルー生地に医療マークの刺繍がなかなかオシャレですね

制式名にある「CONVALESCENT」とは「回復期患者 」の事なので、
恐らく軽度の怪我や病気を負った兵士が着る物だと思います。
タグの最下段にある「A.S.T.A.P.A」は、
「Armed Services Textile and Apparel Procurement Agency」の略。
直訳すると「国軍織物・衣類調達局」でしょうか?
1950年代初頭に存在した政府機関のようですが、詳細は不明です・・・
米軍用患者服(冬用シャツ)
制式名:JACKET, MAN'S, CONVALESCENT WINTER, BLUE
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1966年頃(DSA-100-4780)
サイズ:MEDIUM
カラー:ブルー
材質:コットン
米兵が病院で着る患者服の冬用シャツです。
医療マークの刺繍が無いタイプですが、やはり濃いブルー生地はなかなかオシャレですね

※1950年代の物には同じ型で医療マークの刺繍ありタイプが存在します
当然ですが、夏用に比べ生地が厚く出来ております。
米軍用患者服(パンツ)
制式名:TROUSERS, CONVALESCENT SUIT
製造国:アメリカ合衆国(Keystone C.&A. Mfg Corp. 製)
製造年:1951年6月30日
サイズ:MEDIUM
カラー:ブルー
材質:コットン
米兵が病院で着る患者服のパンツです。
医療マークの刺繍が無いタイプですが、やはり濃いブルー生地はなかなかオシャレですね

※パンツに医療マークの刺繍ありタイプは存在しないと思います
生地は上記シャツの夏用・冬用と比較すると、冬用と同じだと思います。
縫い付けられたベルトの様な帯は、短くて使いづらいです

タグの最下段にある「N.Y.Q.M.P.A」は、
「New York Quartermaster Procurement Agency」の略。
直訳すると「ニューヨーク需品調達局」でしょうか?
1940年代後半~1950年代前半に存在した政府機関のようですが、詳細は不明です・・・
使用例
着心地は良くもなく悪くもなく・・・ ただしコレで寝るのは少しゴワついてイヤかもしれません

長年着込んで柔らかくなれば問題ないのかな・・・?
上下で揃えると、入院患者というよりは、派手めな作業服を着た人に見えますね

シャツ、パンツ、それぞれ単品だと街中でも着られそうです。 ・・・私は着ませんけど

それでは今回はこのへんで

2013年10月17日
野戦病院用ベッド
こんにちは、パイル二等兵です

前回『ブログ用画像撮影会』にて撮影を行った大型ミリタリーグッズの記事が完成致しましたので、
お暇でしたらご覧ください
GIコット(医療用?)

制式名:COT, FOLDING, CANVAS
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1967年頃(DSA-400-67-C-13S8TM560)
サイズ:190×65×h45cm(使用時) ※収納時未計測・・・
カラー:白
材質:コットン、木
米軍の後方陣地で使用される折り畳みベッド(いわゆるGIコット)で、
1970年代以前のコットン生地・木製フレームとなっております。 ※最近はナイロン生地・アルミフレーム
この旧式GIコットは我がCafe Marines名誉隊員・海人隊員(軍曹)に頂いた品ですが、
一般的な物が生地・木製フレーム共にOD(オリーブドラブ)色であるのに対し、
これは生地が白(生成り)で木製フレームが未塗装となっております。
1990年代以降の医療用GIコットは白いビニール素材の様な生地で出来ており、
血液が付着してもすぐに拭き取れるらしいです。
今回の白い旧式GIコットはただ単に白いと言うことで「医療用?」と銘打ちましたが、真相は不明です。
そもそもコントラクトナンバーが医療品を表す「120」ではなく、日用品を表す「400」であることから、
医療用である可能性は低いです
また、1950年代のダッフルバッグに同じような白いキャンバス地の物がありますが、
この旧式GIコットは1967年製と時代に差があるためあまり関係はないように思えます。
画像下段は使用例です。
ブルーの患者服(1950~1960年代)を着た負傷兵が、
医療マーク入りユーティリティ(1969年製)を着た衛生兵に食事を与えてもらっています。
------------------------------------------------
野戦病院用ベッド

制式名:BED, ADJUSTABLE, HOSPITAL, FOLDING, FIELD (W/O) MATTRESS
製造国:アメリカ合衆国(DONINGER METAL PRODUCTS, CORP. 製)
製造年:1990年頃(DLA 120-90-C-8508)
サイズ:206×75×h73cm(使用時)、103×75×12cm(収納時)
カラー:OD
材質:ナイロン、アルミ
コチラは正真正銘、野戦病院用折り畳みベッドです。
正式名の「BED, ADJUSTABLE, HOSPITAL, FOLDING, FIELD (W/O) MATTRESS」を直訳すると、
「ベッド、調節可能な、病院、折り畳み、野外、マットレスなし」となりますので意訳すると、
「野戦病院用の調節可能な折り畳みベッド(マットレスなし)」となりますでしょうか?
前後にリクライニング機能が付いており、一般的なアウトドア用ベッドに加え座面が高いです。
座面が高いのは、軍医が立ったまま診察出来るようにでしょうか?
付属品として、マットレス、点滴スタンド、小物入れ、食事用テーブルがあります。
画像下段は使用例です。
ブルーの患者服(1950~1960年代)を着た負傷兵が、
初期型ファティーグ(1960年代前半・レプリカ)を着た衛生兵に脈を計ってもらっています。
マットレス

制式名:PAD, MATTRESS
製造国:アメリカ合衆国( 製)
製造年:1990年頃(DLA 120-90-C-8508)
サイズ:192×71×h1.2cm(使用時)、61×71×h3cm(収納時)
カラー:OD
材質:ナイロン(カバー)、ウレタン(インナー)
上記ベッドに付属する折り畳みマットレスです。
ベッドとマットレスはべロクロ(いわゆるマジックテープ)で固定することが出来ます。
三つ折りに出来、クッション性も高く、単体でアウトドア用マットレスとして使用できそうです。
その他の付属品

上から順番に解説します・・・
小物入れ:小ポケット3、大ポケット1。ベッドのフレームに結び付ける。背面には合板が入っている。
食事用テーブル:スライド式で面積を変更可。ベッドのフレームに取り付ける。
リクライニング用フレーム:リクライニング機能を保持する為のパーツ。ベッドのフレームに取り付ける。
点滴スタンド:点滴フックとその他の物を吊り下げる為の横棒付き。ベッドのフレームに差し込む。
説明書:簡単な説明と、各パーツが書かれているだけ。
------------------------------------------------
その他もろもろ撮影していたので、とりあえず羅列しておきます。

負傷兵ビフォー・アフターでしょうか?
【画像上段】私・パイル二等兵がジャングルの水にあたって寝込んでいる横で、衛生兵2人がイチャついてますね・・・
【画像下段】献身的な衛生兵2人のお蔭で、私・パイル二等兵も無事退院となりました

撮影終了後、いそいそと片づけ・・・
ちなみに背景に映っている白い建造物(と言うか壁?)は、新しく掛かる橋の橋脚です。
民間人の方々がBBQを楽しんでいる横で、我々3人は怪しい活動を楽しんだのでありました

前回『ブログ用画像撮影会』にて撮影を行った大型ミリタリーグッズの記事が完成致しましたので、
お暇でしたらご覧ください

GIコット(医療用?)
制式名:COT, FOLDING, CANVAS
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1967年頃(DSA-400-67-C-13S8TM560)
サイズ:190×65×h45cm(使用時) ※収納時未計測・・・
カラー:白
材質:コットン、木
米軍の後方陣地で使用される折り畳みベッド(いわゆるGIコット)で、
1970年代以前のコットン生地・木製フレームとなっております。 ※最近はナイロン生地・アルミフレーム
この旧式GIコットは我がCafe Marines名誉隊員・海人隊員(軍曹)に頂いた品ですが、
一般的な物が生地・木製フレーム共にOD(オリーブドラブ)色であるのに対し、
これは生地が白(生成り)で木製フレームが未塗装となっております。
1990年代以降の医療用GIコットは白いビニール素材の様な生地で出来ており、
血液が付着してもすぐに拭き取れるらしいです。
今回の白い旧式GIコットはただ単に白いと言うことで「医療用?」と銘打ちましたが、真相は不明です。
そもそもコントラクトナンバーが医療品を表す「120」ではなく、日用品を表す「400」であることから、
医療用である可能性は低いです

また、1950年代のダッフルバッグに同じような白いキャンバス地の物がありますが、
この旧式GIコットは1967年製と時代に差があるためあまり関係はないように思えます。
画像下段は使用例です。
ブルーの患者服(1950~1960年代)を着た負傷兵が、
医療マーク入りユーティリティ(1969年製)を着た衛生兵に食事を与えてもらっています。
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野戦病院用ベッド
制式名:BED, ADJUSTABLE, HOSPITAL, FOLDING, FIELD (W/O) MATTRESS
製造国:アメリカ合衆国(DONINGER METAL PRODUCTS, CORP. 製)
製造年:1990年頃(DLA 120-90-C-8508)
サイズ:206×75×h73cm(使用時)、103×75×12cm(収納時)
カラー:OD
材質:ナイロン、アルミ
コチラは正真正銘、野戦病院用折り畳みベッドです。
正式名の「BED, ADJUSTABLE, HOSPITAL, FOLDING, FIELD (W/O) MATTRESS」を直訳すると、
「ベッド、調節可能な、病院、折り畳み、野外、マットレスなし」となりますので意訳すると、
「野戦病院用の調節可能な折り畳みベッド(マットレスなし)」となりますでしょうか?
前後にリクライニング機能が付いており、一般的なアウトドア用ベッドに加え座面が高いです。
座面が高いのは、軍医が立ったまま診察出来るようにでしょうか?
付属品として、マットレス、点滴スタンド、小物入れ、食事用テーブルがあります。
画像下段は使用例です。
ブルーの患者服(1950~1960年代)を着た負傷兵が、
初期型ファティーグ(1960年代前半・レプリカ)を着た衛生兵に脈を計ってもらっています。
マットレス
制式名:PAD, MATTRESS
製造国:アメリカ合衆国( 製)
製造年:1990年頃(DLA 120-90-C-8508)
サイズ:192×71×h1.2cm(使用時)、61×71×h3cm(収納時)
カラー:OD
材質:ナイロン(カバー)、ウレタン(インナー)
上記ベッドに付属する折り畳みマットレスです。
ベッドとマットレスはべロクロ(いわゆるマジックテープ)で固定することが出来ます。
三つ折りに出来、クッション性も高く、単体でアウトドア用マットレスとして使用できそうです。
その他の付属品
上から順番に解説します・・・
小物入れ:小ポケット3、大ポケット1。ベッドのフレームに結び付ける。背面には合板が入っている。
食事用テーブル:スライド式で面積を変更可。ベッドのフレームに取り付ける。
リクライニング用フレーム:リクライニング機能を保持する為のパーツ。ベッドのフレームに取り付ける。
点滴スタンド:点滴フックとその他の物を吊り下げる為の横棒付き。ベッドのフレームに差し込む。
説明書:簡単な説明と、各パーツが書かれているだけ。
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その他もろもろ撮影していたので、とりあえず羅列しておきます。
負傷兵ビフォー・アフターでしょうか?
【画像上段】私・パイル二等兵がジャングルの水にあたって寝込んでいる横で、衛生兵2人がイチャついてますね・・・

【画像下段】献身的な衛生兵2人のお蔭で、私・パイル二等兵も無事退院となりました

撮影終了後、いそいそと片づけ・・・
ちなみに背景に映っている白い建造物(と言うか壁?)は、新しく掛かる橋の橋脚です。
民間人の方々がBBQを楽しんでいる横で、我々3人は怪しい活動を楽しんだのでありました
