2012年12月28日
年越し露営の準備(テント編)
こんにちは、パイル二等兵です
前々回の『年越し露営の準備(衣料編)』、
前回の『年越し露営の準備(寝袋編)』に続き、今回は「テント編」です
え~年越し露営前後(12月30日~1月1日)の直方市の天気予報を見ますと、
12月30日:雨のち曇り(降水確率60%)
12月31日:曇り(降水確率30%)
1月1日:曇時々雨(降水確率50%)
こ・・・これは確実に、地面がぬかるんだ状態でのテント設営&撤収になるぞ!!
となると、コットン製のシェルターハーフテントが泥汚れで面倒臭いことに!!
ん~去年の年越し露営で使用したテントは1950年代製のビンテージ物・・・
これを汚すわけにはいかない
先月海人隊員から頂いたテントは1940年代製の博物館物・・・
これも当然汚すわけにはいかない

初めて買ったテントは1960年代製の箱入りデッドストックのコレクション用・・・
これはそもそも使う気がない


ヌオォォォ~!!!
当日汚れを気にせず使えるテントが
無いじゃないかァァァ~!!!
・・・という訳でつい先日(クリスマス)、
新たにシェルターハーフテントを購入しちゃいました

制式名:SHELTER HALF, TENT W/PINS AND POLES
製造国:アメリカ合衆国(O.R.C INDUSTRIES 製)
製造年:年頃(DLA 100-86-F-EE10)
サイズ:330×190cm
カラー:OD(オリーブドラブ) ※ペグはオレンジ
材質:コットン(テント生地)、木(ポール)、アルミ(ペグ)
テント生地は2枚とも製造年・製造会社が同じでした。
兵士1人に1枚支給されるので、2枚が同じ製造ロットと言うのは案外珍しいかもしれません。
1986年頃製で色落ちはありませんが、若干汚れがあります。
この汚れと製造年(1980年代はビンテージにあらず)が、気兼ねせずに使える重要な要素です
他の年代の物が晴天限定使用タイプなのに対し、これは全天候使用タイプですね
付属のペグは中古品ですが、なぜかポールは新品(未開封なので製造年不明)です。
価格は6500円・・・可もなく不可もなく・・・ですかね?
正直、年越しが迫っていたのであまり値段は気にせず購入しちゃいました
ちなみに他の年代のテントの購入価格はと言うと、
1940年代製・・・海人隊員からの支援物資のためタダ
1950年代製・・・3000円くらいだったかな?
1960年代製・・・4500円くらいだったかな?
こうして見ると年代が新しくなるにつれ、購入価格が上がってますね
え~シェルターハーフテントについて新情報があります!!
※新情報と言うより、今回私が知っただけの可能性が・・・
私は今までシェルターハーフテントは1980年代で米軍採用終了&生産終了と思っていました。
その理由として一つ目に、
1990年代以降は「Eureka」の、2000年以降は「Diamond Brand」の製造した
コンバットテントを採用している。 ※コンバットテントは一般的なツーリングテントと同型
二つ目に、1990年代以降のシェルターハーフテントを見たことがない。
しかしここに来て、私は発見してしまった・・・
2000年代製のシェルターハーフテントを!!
※その画像はありませんので、あしからず
衝撃を受けながらも私は冷静さを保ち、分析してみた・・・そして私なりの答えを出してみた
そもそも90年代以降に採用されたコンバットテントは、海兵隊の装備である・・・
つまり米軍全体で採用されたわけではなく、
現在でも陸軍などはシェルターハーフテントを現役使用している。
上記はあくまで私の個人的憶測ですが、
2000年代製のシェルターハーフが存在する以上、
どこかの軍で使用されていると言うことは間違いないですよね?
デジタル迷彩やゴアテックス素材を採用している現在の米軍で、
こんなレトロなアイテムが未だに使用され続けているとは・・・ん~増々興味深い!!
それでは今回はこのへんで

前々回の『年越し露営の準備(衣料編)』、
前回の『年越し露営の準備(寝袋編)』に続き、今回は「テント編」です

え~年越し露営前後(12月30日~1月1日)の直方市の天気予報を見ますと、
12月30日:雨のち曇り(降水確率60%)
12月31日:曇り(降水確率30%)
1月1日:曇時々雨(降水確率50%)
こ・・・これは確実に、地面がぬかるんだ状態でのテント設営&撤収になるぞ!!
となると、コットン製のシェルターハーフテントが泥汚れで面倒臭いことに!!
ん~去年の年越し露営で使用したテントは1950年代製のビンテージ物・・・
これを汚すわけにはいかない

先月海人隊員から頂いたテントは1940年代製の博物館物・・・
これも当然汚すわけにはいかない


初めて買ったテントは1960年代製の箱入りデッドストックのコレクション用・・・
これはそもそも使う気がない



ヌオォォォ~!!!
当日汚れを気にせず使えるテントが
無いじゃないかァァァ~!!!
・・・という訳でつい先日(クリスマス)、
新たにシェルターハーフテントを購入しちゃいました


制式名:SHELTER HALF, TENT W/PINS AND POLES
製造国:アメリカ合衆国(O.R.C INDUSTRIES 製)
製造年:年頃(DLA 100-86-F-EE10)
サイズ:330×190cm
カラー:OD(オリーブドラブ) ※ペグはオレンジ
材質:コットン(テント生地)、木(ポール)、アルミ(ペグ)
テント生地は2枚とも製造年・製造会社が同じでした。
兵士1人に1枚支給されるので、2枚が同じ製造ロットと言うのは案外珍しいかもしれません。
1986年頃製で色落ちはありませんが、若干汚れがあります。
この汚れと製造年(1980年代はビンテージにあらず)が、気兼ねせずに使える重要な要素です

他の年代の物が晴天限定使用タイプなのに対し、これは全天候使用タイプですね

付属のペグは中古品ですが、なぜかポールは新品(未開封なので製造年不明)です。
価格は6500円・・・可もなく不可もなく・・・ですかね?
正直、年越しが迫っていたのであまり値段は気にせず購入しちゃいました

ちなみに他の年代のテントの購入価格はと言うと、
1940年代製・・・海人隊員からの支援物資のためタダ
1950年代製・・・3000円くらいだったかな?
1960年代製・・・4500円くらいだったかな?
こうして見ると年代が新しくなるにつれ、購入価格が上がってますね

え~シェルターハーフテントについて新情報があります!!
※新情報と言うより、今回私が知っただけの可能性が・・・
私は今までシェルターハーフテントは1980年代で米軍採用終了&生産終了と思っていました。
その理由として一つ目に、
1990年代以降は「Eureka」の、2000年以降は「Diamond Brand」の製造した
コンバットテントを採用している。 ※コンバットテントは一般的なツーリングテントと同型
二つ目に、1990年代以降のシェルターハーフテントを見たことがない。
しかしここに来て、私は発見してしまった・・・
2000年代製のシェルターハーフテントを!!
※その画像はありませんので、あしからず
衝撃を受けながらも私は冷静さを保ち、分析してみた・・・そして私なりの答えを出してみた

そもそも90年代以降に採用されたコンバットテントは、海兵隊の装備である・・・
つまり米軍全体で採用されたわけではなく、
現在でも陸軍などはシェルターハーフテントを現役使用している。
上記はあくまで私の個人的憶測ですが、
2000年代製のシェルターハーフが存在する以上、
どこかの軍で使用されていると言うことは間違いないですよね?
デジタル迷彩やゴアテックス素材を採用している現在の米軍で、
こんなレトロなアイテムが未だに使用され続けているとは・・・ん~増々興味深い!!
それでは今回はこのへんで

Posted by パイル二等兵 at 17:14│Comments(10)
│サバイバル用品
この記事へのコメント
年越し用に全天候型品質のシェルターハーフを新たに購入・・・(笑
マニアの悲しいサガですねwお気持ちよく分かります( ̄∇ ̄;)
さて90年代のシェルターハーフは珍しいですが、確かに存在しますよ~
と言うのも主に90年ごろまで現役バリバリでしたが、90年以降軽量で高機能なヨウレイカ社などのコンバットテントを海兵隊などがいち早く採用し導入、その後陸軍がやや遅れて同レベルのテントを模索検討し山岳テント由来のコンバットテントを導入するまで、海兵隊と共用?してたらしいです。
一部のソースによると軍からの正規発注での生産は90年代中期で完全に終了しており、一部、部隊単位での生産のみ、その後他国への輸出、軍事援助でスポット的に生産はされたものの、現在は生産終了!
しかし90年以降配備されなかった多数のシェルターハーフもいまだに有事の際のエマージェンシーテントとして、米国防省管轄の緊急対策物資保管庫で保管されています。
他国(カレン軍やその他小規模な軍)などではたぶん現在でも現役で使用されていると思います。さらに現行モデルより構造が簡単で、生地が変わってももよければ安く量産がしやすい為、コピー(オマージュ?)の物も亡国で使われていたとか(笑
戦場の変化や戦い方の変化で個人装備(テント)に要求される用件も変わってきたことから、偵察部隊やパトロール部隊をはじめ、最前線の兵士は最新装備を支給されていますが、ある程度治安の安定した地域や、米軍勢力下のキャンプ等ではいまだに汎用テントとして使われていますよ~wだって現行型はテントとして以外は余り汎用性がないですが、シェルターハーフを始とした三角テントは設営形式によってタープ、片張り、大型店と、グランドシート、フロシキ、ウエス、細かく咲いて偽装網など汎用性がピカイチですからね~
ちなみにボーイスカウトなどアウトドアを訓練?推奨する団体の多くがいまだに三角点とを使っていることが多いのも、上記のように汎用性の高さからだそうです。まぁ重たいですけど(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
マニアの悲しいサガですねwお気持ちよく分かります( ̄∇ ̄;)
さて90年代のシェルターハーフは珍しいですが、確かに存在しますよ~
と言うのも主に90年ごろまで現役バリバリでしたが、90年以降軽量で高機能なヨウレイカ社などのコンバットテントを海兵隊などがいち早く採用し導入、その後陸軍がやや遅れて同レベルのテントを模索検討し山岳テント由来のコンバットテントを導入するまで、海兵隊と共用?してたらしいです。
一部のソースによると軍からの正規発注での生産は90年代中期で完全に終了しており、一部、部隊単位での生産のみ、その後他国への輸出、軍事援助でスポット的に生産はされたものの、現在は生産終了!
しかし90年以降配備されなかった多数のシェルターハーフもいまだに有事の際のエマージェンシーテントとして、米国防省管轄の緊急対策物資保管庫で保管されています。
他国(カレン軍やその他小規模な軍)などではたぶん現在でも現役で使用されていると思います。さらに現行モデルより構造が簡単で、生地が変わってももよければ安く量産がしやすい為、コピー(オマージュ?)の物も亡国で使われていたとか(笑
戦場の変化や戦い方の変化で個人装備(テント)に要求される用件も変わってきたことから、偵察部隊やパトロール部隊をはじめ、最前線の兵士は最新装備を支給されていますが、ある程度治安の安定した地域や、米軍勢力下のキャンプ等ではいまだに汎用テントとして使われていますよ~wだって現行型はテントとして以外は余り汎用性がないですが、シェルターハーフを始とした三角テントは設営形式によってタープ、片張り、大型店と、グランドシート、フロシキ、ウエス、細かく咲いて偽装網など汎用性がピカイチですからね~
ちなみにボーイスカウトなどアウトドアを訓練?推奨する団体の多くがいまだに三角点とを使っていることが多いのも、上記のように汎用性の高さからだそうです。まぁ重たいですけど(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
Posted by combatfox at 2012年12月28日 20:14
アメリカ軍が好きなら自衛隊に入隊すればいいですよ。アメリカ軍との共同訓練あるし
Posted by (((・・;) at 2012年12月29日 06:48
こんばんは。
まるで今回の作戦の成功を、
寒さと悪天候が拒んでいるかの様ですね。
床がないシェルターハーフでは、
雨が降ってくると厳しい戦況になりそう……。
2000年代製のシェルターハーフ、興味深いですね。
最新の装備が採用される中、まさか現在でも
シェルターハーフが生産、使用されているとは。
まるで今回の作戦の成功を、
寒さと悪天候が拒んでいるかの様ですね。
床がないシェルターハーフでは、
雨が降ってくると厳しい戦況になりそう……。
2000年代製のシェルターハーフ、興味深いですね。
最新の装備が採用される中、まさか現在でも
シェルターハーフが生産、使用されているとは。
Posted by ハイエナ at 2012年12月29日 17:59
大変興味深いですね^v^実用性云々よりカッコイイ!!欲しいなぁ、、、
アメリカ軍ってほんとカッコイイ。昔は実戦でも個人携帯天幕を使用していたのですかね!?
汚れを気にせず使える全天候型をゲットとなると、パイルさんの向かう所に、なしですね(≧▽≦)/
アメリカ軍ってほんとカッコイイ。昔は実戦でも個人携帯天幕を使用していたのですかね!?
汚れを気にせず使える全天候型をゲットとなると、パイルさんの向かう所に、なしですね(≧▽≦)/
Posted by H.M.E at 2012年12月29日 20:44
◎combatfoxどの こんばんは∠( ̄∧ ̄)
もうこうなったら全年代のシェルターハーフを揃えます(笑)
確かに90年代前半のものは普通にありましたね(汗)
2000年代製は部隊単位の発注や他国への供与品目的での生産となると、
数も少なくレアということになりますね~!!
個人的には軍用テント=シェルターハーフと認識している為、
現在でも現役で活躍していると聞くと嬉しくなります♪
構造が簡単で丈夫なシェルターハーフを今後もともに広めていきましょう!!
もうこうなったら全年代のシェルターハーフを揃えます(笑)
確かに90年代前半のものは普通にありましたね(汗)
2000年代製は部隊単位の発注や他国への供与品目的での生産となると、
数も少なくレアということになりますね~!!
個人的には軍用テント=シェルターハーフと認識している為、
現在でも現役で活躍していると聞くと嬉しくなります♪
構造が簡単で丈夫なシェルターハーフを今後もともに広めていきましょう!!
Posted by パイル二等兵 at 2012年12月31日 00:17
◎(((・・;) どの こんばんは∠( ̄∧ ̄)
・・・おっしゃる通りです(汗)
・・・でも自衛隊に入る根性がなかったんです(大汗)
・・・おっしゃる通りです(汗)
・・・でも自衛隊に入る根性がなかったんです(大汗)
Posted by パイル二等兵 at 2012年12月31日 00:25
こんにちわ!
年越し野営の準備が着々ですね!
ご報告が楽しみです♪
底から冷えると、寒くて寝てられませんので、
(実際に経験済み^^;)
マットやブランケットなどで、
冷気をしっかりとガードしてくださいね!
年越し野営の準備が着々ですね!
ご報告が楽しみです♪
底から冷えると、寒くて寝てられませんので、
(実際に経験済み^^;)
マットやブランケットなどで、
冷気をしっかりとガードしてくださいね!
Posted by 七宝&くるみパパ at 2012年12月31日 12:02
◎ハイエナどの こんばんは∠( ̄∧ ̄)
去年は小雨、今年は雪…
状況が過酷になればなる程、我々はやる気が出ると言うものです(笑)
シェルターハーフの不便さと言うか原始的な構造が、
逆に愛おしくなるんですよね〜
出来の悪い子ほど可愛いと言うか…(笑)
2000年代のシェルターハーフは
金銭的に余裕があれば入手してみたいですね!
入手して初めて分かる点もあるでしょうし♪
去年は小雨、今年は雪…
状況が過酷になればなる程、我々はやる気が出ると言うものです(笑)
シェルターハーフの不便さと言うか原始的な構造が、
逆に愛おしくなるんですよね〜
出来の悪い子ほど可愛いと言うか…(笑)
2000年代のシェルターハーフは
金銭的に余裕があれば入手してみたいですね!
入手して初めて分かる点もあるでしょうし♪
Posted by パイル二等兵 at 2013年01月02日 00:25
◎H.M.Eどの こんばんは∠( ̄∧ ̄)
シェルターハーフは無骨なデザインで、ホントにカッコイイですよ〜♪
米軍が個人でテントを携帯していたのは、
朝鮮戦争の頃までですかね…?
ベトナム戦争以後は携帯しているイメージが無いです。
装備品としてシェルターハーフはずっと存在し続けますけど。
今までは心のどこかで汚れを気にし、
シェルターハーフの使用を躊躇してました(汗)
しかし全天候型のお陰で心置きなく露営が出来るようになりました♪
シェルターハーフは無骨なデザインで、ホントにカッコイイですよ〜♪
米軍が個人でテントを携帯していたのは、
朝鮮戦争の頃までですかね…?
ベトナム戦争以後は携帯しているイメージが無いです。
装備品としてシェルターハーフはずっと存在し続けますけど。
今までは心のどこかで汚れを気にし、
シェルターハーフの使用を躊躇してました(汗)
しかし全天候型のお陰で心置きなく露営が出来るようになりました♪
Posted by パイル二等兵 at 2013年01月02日 03:10
◎七宝&くるみパパどの こんばんは∠( ̄∧ ̄)
こう言うイベントは準備が楽しかったりしますよね!
この時期はただひたすら防寒に知恵を絞るのみ!!
私の知恵が正解だったのか!?
答えは次回のブログ更新で(笑)
こう言うイベントは準備が楽しかったりしますよね!
この時期はただひたすら防寒に知恵を絞るのみ!!
私の知恵が正解だったのか!?
答えは次回のブログ更新で(笑)
Posted by パイル二等兵 at 2013年01月02日 03:21