2013年10月18日
米軍の患者服はなかなかオシャレ
おはようございます、パイル二等兵です
前回『野戦病院用ベッド』で私が着用していた米軍の患者服をご紹介致します
米軍用患者服(夏用シャツ)

制式名:COAT, CONVALESCENT SUIT, SUMMER
製造国:アメリカ合衆国(PENN STATE C&A MFG. CO. 製)
製造年:1953年5月22日
サイズ:MEDIUM
カラー:ブルー
材質:コットン
米兵が病院で着る患者服の夏用シャツです。
濃いブルー生地に医療マークの刺繍がなかなかオシャレですね
制式名にある「CONVALESCENT」とは「回復期患者 」の事なので、
恐らく軽度の怪我や病気を負った兵士が着る物だと思います。
タグの最下段にある「A.S.T.A.P.A」は、
「Armed Services Textile and Apparel Procurement Agency」の略。
直訳すると「国軍織物・衣類調達局」でしょうか?
1950年代初頭に存在した政府機関のようですが、詳細は不明です・・・
米軍用患者服(冬用シャツ)

制式名:JACKET, MAN'S, CONVALESCENT WINTER, BLUE
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1966年頃(DSA-100-4780)
サイズ:MEDIUM
カラー:ブルー
材質:コットン
米兵が病院で着る患者服の冬用シャツです。
医療マークの刺繍が無いタイプですが、やはり濃いブルー生地はなかなかオシャレですね
※1950年代の物には同じ型で医療マークの刺繍ありタイプが存在します
当然ですが、夏用に比べ生地が厚く出来ております。
米軍用患者服(パンツ)

制式名:TROUSERS, CONVALESCENT SUIT
製造国:アメリカ合衆国(Keystone C.&A. Mfg Corp. 製)
製造年:1951年6月30日
サイズ:MEDIUM
カラー:ブルー
材質:コットン
米兵が病院で着る患者服のパンツです。
医療マークの刺繍が無いタイプですが、やはり濃いブルー生地はなかなかオシャレですね
※パンツに医療マークの刺繍ありタイプは存在しないと思います
生地は上記シャツの夏用・冬用と比較すると、冬用と同じだと思います。
縫い付けられたベルトの様な帯は、短くて使いづらいです
タグの最下段にある「N.Y.Q.M.P.A」は、
「New York Quartermaster Procurement Agency」の略。
直訳すると「ニューヨーク需品調達局」でしょうか?
1940年代後半~1950年代前半に存在した政府機関のようですが、詳細は不明です・・・
使用例

着心地は良くもなく悪くもなく・・・ ただしコレで寝るのは少しゴワついてイヤかもしれません
長年着込んで柔らかくなれば問題ないのかな・・・?
上下で揃えると、入院患者というよりは、派手めな作業服を着た人に見えますね
シャツ、パンツ、それぞれ単品だと街中でも着られそうです。 ・・・私は着ませんけど
それでは今回はこのへんで

前回『野戦病院用ベッド』で私が着用していた米軍の患者服をご紹介致します

米軍用患者服(夏用シャツ)
制式名:COAT, CONVALESCENT SUIT, SUMMER
製造国:アメリカ合衆国(PENN STATE C&A MFG. CO. 製)
製造年:1953年5月22日
サイズ:MEDIUM
カラー:ブルー
材質:コットン
米兵が病院で着る患者服の夏用シャツです。
濃いブルー生地に医療マークの刺繍がなかなかオシャレですね

制式名にある「CONVALESCENT」とは「回復期患者 」の事なので、
恐らく軽度の怪我や病気を負った兵士が着る物だと思います。
タグの最下段にある「A.S.T.A.P.A」は、
「Armed Services Textile and Apparel Procurement Agency」の略。
直訳すると「国軍織物・衣類調達局」でしょうか?
1950年代初頭に存在した政府機関のようですが、詳細は不明です・・・
米軍用患者服(冬用シャツ)
制式名:JACKET, MAN'S, CONVALESCENT WINTER, BLUE
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1966年頃(DSA-100-4780)
サイズ:MEDIUM
カラー:ブルー
材質:コットン
米兵が病院で着る患者服の冬用シャツです。
医療マークの刺繍が無いタイプですが、やはり濃いブルー生地はなかなかオシャレですね

※1950年代の物には同じ型で医療マークの刺繍ありタイプが存在します
当然ですが、夏用に比べ生地が厚く出来ております。
米軍用患者服(パンツ)
制式名:TROUSERS, CONVALESCENT SUIT
製造国:アメリカ合衆国(Keystone C.&A. Mfg Corp. 製)
製造年:1951年6月30日
サイズ:MEDIUM
カラー:ブルー
材質:コットン
米兵が病院で着る患者服のパンツです。
医療マークの刺繍が無いタイプですが、やはり濃いブルー生地はなかなかオシャレですね

※パンツに医療マークの刺繍ありタイプは存在しないと思います
生地は上記シャツの夏用・冬用と比較すると、冬用と同じだと思います。
縫い付けられたベルトの様な帯は、短くて使いづらいです

タグの最下段にある「N.Y.Q.M.P.A」は、
「New York Quartermaster Procurement Agency」の略。
直訳すると「ニューヨーク需品調達局」でしょうか?
1940年代後半~1950年代前半に存在した政府機関のようですが、詳細は不明です・・・
使用例
着心地は良くもなく悪くもなく・・・ ただしコレで寝るのは少しゴワついてイヤかもしれません

長年着込んで柔らかくなれば問題ないのかな・・・?
上下で揃えると、入院患者というよりは、派手めな作業服を着た人に見えますね

シャツ、パンツ、それぞれ単品だと街中でも着られそうです。 ・・・私は着ませんけど

それでは今回はこのへんで

Posted by パイル二等兵 at 08:43│Comments(2)
│ミリタリーファッション
この記事へのコメント
患者服とはまた珍しい物ですね~通常軍服(個人に支給される)戦闘服や、式典などで着る式服礼服の類は個人支給でしょうが、患者服は個人支給?支給というよ表現は違うのかな?なので個人の兵士が放出ってのも少ないでしょうし、放出品でもあまり見ない気がします。戦闘服は需要が経るかもしれませんが、患者はいつの時代も発生の可能性があるため、患者服は必要なくなることは無いと思うので、ある意味希少な物なのではないでしょうか?おいそれと放出ってことはないでしょうし。しかし色が濃いブルーなのには驚きました。通常、患者服は淡い色(白やぶるー、ピンク)が一般的で血液の付着の有無や汚れの具合が分かりやすいとか、各所理由があるようです。さらには色によって人間の人体へ及ぼす影響も違っていて、赤系は高揚、青系はリラックスや安らぎといった治療に用いられています。濃い青ですとダウン系の色になるので血圧低下作用がありますので、兵士の負傷(裂傷、銃創、やけど、打撲)などの治療には銅なんでしょうか?軍服や車両・航空機はかなり色も専門的に選抜し施されているようですが、患者服は銅なんでしょう?気になるところです。
Posted by combatfox at 2013年10月19日 20:26
◎combatfoxどの おはようございます∠( ̄∧ ̄)
5年ほど前までは安値で簡単に入手出来てた患者服ですが、
放出された分が売り尽くされたのか最近は見かけなくなりました。
確証はありませんが重傷患者用に白いものもあるかもしれません。
これは病院内をウロウロ出来るほど回復した患者用なので、
濃いブルーでもいいのかもしれませんね。
とは言え、わざわざ濃いブルーにする意味は不明ですが…
退院前に「リラックスや安らぎ」効果を与えようとしているのでしょうか?
5年ほど前までは安値で簡単に入手出来てた患者服ですが、
放出された分が売り尽くされたのか最近は見かけなくなりました。
確証はありませんが重傷患者用に白いものもあるかもしれません。
これは病院内をウロウロ出来るほど回復した患者用なので、
濃いブルーでもいいのかもしれませんね。
とは言え、わざわざ濃いブルーにする意味は不明ですが…
退院前に「リラックスや安らぎ」効果を与えようとしているのでしょうか?
Posted by パイル二等兵 at 2013年10月20日 08:35