2016年02月17日
プロフィール画像を描く
こんばんは、イラスト担当タネオマコト(※中身はパイル二等兵)です
ブログ開設以来使い続けてきたプロフィール画像ですが、そろそろ一新しようと思い立ちました。
今までと同じようにコレクションをかっこよく並べるのは変わり映えないですし、
自分の写真を載せるのも小っ恥ずかしいので、オリジナルで描くことにしました
【過程1】デザインを考える
私は無類のミリタリー好き・・・特にベトナム戦争時の装備品などに興味津々ですので、
そんな感じを取り入れた自画像にしようと思います。
【過程2】ラフ画を描く
自画像とは言え基本的に似せる気はなく、自分の描きやすいキャラクターをただ描くのみ・・・
なので本人とは似ても似つかない姿をしております
ヘルメットとボディーアーマーを着用した、
ベトナム戦争期の海兵隊二等兵を『フルメタルジャケット』テイストで描きました。
つまり当時のリアルな海兵隊二等兵ではないです。
それぞれの装備品に名前を入れてますので一応解説を。
「M1 STEEL HELMET」
第二次世界大戦から1980年代前半まで米兵の頭を守ったヘルメットです。
衝撃吸収用の樹脂製内帽(ライナー)と、爆弾の破片等を防ぐ鉄製外帽(シェル)の二重構造となっています。
ちなみに銃弾は防げません・・・
「HELMET BAND (TIRE TUBE)」
ラフ画では「HELMET COVER」となっていますが間違いです。
ヘルメットに取り付けるゴムバンドで、タバコなど小物を挟むのに使用します。
陸軍には専用のヘルメットバンドが支給されましたが、
海兵隊には支給されなかったのでゴムタイヤを輪切りにして代用していました。
「TOILET PAPER」
レーションと呼ばれる食事(いわゆるミリ飯)の中に入っているトイレットペーパーです。
ベトナムでは川や湿地帯を徒歩で渡ることもあったので、ヘルメットに付けて濡れないようにしています。
本来はタバコと言うのが定番ですが、私は非喫煙者なので・・・
「M1969 BODY ARMOR」
1969年に制式採用されたボディアーマー(いわゆる防弾チョッキ)です。
ミリタリー好きの方なら「防弾チョッキ」が誤訳なのは周知の事実・・・
このボディーアーマーでライフル弾は防げません。
本来は手榴弾や迫撃砲などの破片を防ぐ為のものなので、「防破片チョッキ」と言った方が良いかもしれませんね。
「JUNGLE FATIGUES」
ベトナム戦争時の一般的な戦闘服です。
本来はちゃんとした制式名があるのですが、「ジャングルファテーグ」と言う名で知れ渡っています。
訳すと「熱帯用作業服」ですかね。
【過程3】下描きを描く
ラフ画を元に下描きを描きました。
側面から見たヘルメットが『フルメタルジャケット』のポスターっぽかったので、
「BORN TO DRAW」と言う落書きを足してみました。 (本来のポスターには「BORN TO KILL」と書かれています)
「描くために生まれた」・・・と言う意味で使用してみましたが、正しい英語になっているかどうかは不明です・・・
【過程3】ペン入れ
ヘルメットの二重構造を表現する点にこだわってみました。
基本的にこの画像にある装備は実物を参考に描いています。
「ミリタリーマニアの方々から指摘されないイラスト」
・・・と言うのが、私の心がけている点です
【過程4】トーン貼り

ずっとアナログ作業でモノクロイラスばかり描いてきた当方ですが、最近デジタルを取り入れております
なのでどのくらいデジタルでモノクロ仕上げ(トーン貼り)が出来るか挑戦してみました。
トーンの貼り方が良く分からなったのでYou Tubeの動画を参考にしましたが、
いまいちスタイリッシュにと言うか、合理的な作業が出来ませんでした・・・
ナイロン製カバーのボディーアーマーとコットン・ナイロン混紡生地のジャングルファティーグの色味の違い、
「ミッチェルパターン」と呼ばれる迷彩柄のヘルメットカバーの表現にこだわってみました。
アナログ作業なら絶対に「ミッチェルパターン」をトーンでやろうとは思いません。
【過程5】色を塗ってみる

トーン貼りはあくまでオマケで、カラー画像にするのが本来の仕上げです。
色の塗り方(使用する筆やその他諸々の設定等)が良く分かっていないので、とりあえずベタ塗りしてみました。
ベタ塗するとアニメのセル画っぽい仕上がりになりますね。
何となく装備品の名称の文字を書き直しました。
完成

と言うわけで一応プロフィール用の画像が完成しました。
重ねて言っときますが、自画像ではありませんのであしからず・・・
ちなみにこのイラストは、私が所属する『アズ漫画研究会』の冊子用にも提出しました。
今年の3月くらいに出るサークル創立50周年の図録に載るようです。
それでは今回はこのへんで

ブログ開設以来使い続けてきたプロフィール画像ですが、そろそろ一新しようと思い立ちました。
今までと同じようにコレクションをかっこよく並べるのは変わり映えないですし、
自分の写真を載せるのも小っ恥ずかしいので、オリジナルで描くことにしました

【過程1】デザインを考える
私は無類のミリタリー好き・・・特にベトナム戦争時の装備品などに興味津々ですので、
そんな感じを取り入れた自画像にしようと思います。
【過程2】ラフ画を描く

自画像とは言え基本的に似せる気はなく、自分の描きやすいキャラクターをただ描くのみ・・・
なので本人とは似ても似つかない姿をしております

ヘルメットとボディーアーマーを着用した、
ベトナム戦争期の海兵隊二等兵を『フルメタルジャケット』テイストで描きました。
つまり当時のリアルな海兵隊二等兵ではないです。
それぞれの装備品に名前を入れてますので一応解説を。
「M1 STEEL HELMET」
第二次世界大戦から1980年代前半まで米兵の頭を守ったヘルメットです。
衝撃吸収用の樹脂製内帽(ライナー)と、爆弾の破片等を防ぐ鉄製外帽(シェル)の二重構造となっています。
ちなみに銃弾は防げません・・・
「HELMET BAND (TIRE TUBE)」
ラフ画では「HELMET COVER」となっていますが間違いです。
ヘルメットに取り付けるゴムバンドで、タバコなど小物を挟むのに使用します。
陸軍には専用のヘルメットバンドが支給されましたが、
海兵隊には支給されなかったのでゴムタイヤを輪切りにして代用していました。
「TOILET PAPER」
レーションと呼ばれる食事(いわゆるミリ飯)の中に入っているトイレットペーパーです。
ベトナムでは川や湿地帯を徒歩で渡ることもあったので、ヘルメットに付けて濡れないようにしています。
本来はタバコと言うのが定番ですが、私は非喫煙者なので・・・
「M1969 BODY ARMOR」
1969年に制式採用されたボディアーマー(いわゆる防弾チョッキ)です。
ミリタリー好きの方なら「防弾チョッキ」が誤訳なのは周知の事実・・・
このボディーアーマーでライフル弾は防げません。
本来は手榴弾や迫撃砲などの破片を防ぐ為のものなので、「防破片チョッキ」と言った方が良いかもしれませんね。
「JUNGLE FATIGUES」
ベトナム戦争時の一般的な戦闘服です。
本来はちゃんとした制式名があるのですが、「ジャングルファテーグ」と言う名で知れ渡っています。
訳すと「熱帯用作業服」ですかね。
【過程3】下描きを描く

ラフ画を元に下描きを描きました。
側面から見たヘルメットが『フルメタルジャケット』のポスターっぽかったので、
「BORN TO DRAW」と言う落書きを足してみました。 (本来のポスターには「BORN TO KILL」と書かれています)
「描くために生まれた」・・・と言う意味で使用してみましたが、正しい英語になっているかどうかは不明です・・・
【過程3】ペン入れ

ヘルメットの二重構造を表現する点にこだわってみました。
基本的にこの画像にある装備は実物を参考に描いています。
「ミリタリーマニアの方々から指摘されないイラスト」
・・・と言うのが、私の心がけている点です

【過程4】トーン貼り

ずっとアナログ作業でモノクロイラスばかり描いてきた当方ですが、最近デジタルを取り入れております

なのでどのくらいデジタルでモノクロ仕上げ(トーン貼り)が出来るか挑戦してみました。
トーンの貼り方が良く分からなったのでYou Tubeの動画を参考にしましたが、
いまいちスタイリッシュにと言うか、合理的な作業が出来ませんでした・・・
ナイロン製カバーのボディーアーマーとコットン・ナイロン混紡生地のジャングルファティーグの色味の違い、
「ミッチェルパターン」と呼ばれる迷彩柄のヘルメットカバーの表現にこだわってみました。
アナログ作業なら絶対に「ミッチェルパターン」をトーンでやろうとは思いません。
【過程5】色を塗ってみる

トーン貼りはあくまでオマケで、カラー画像にするのが本来の仕上げです。
色の塗り方(使用する筆やその他諸々の設定等)が良く分かっていないので、とりあえずベタ塗りしてみました。
ベタ塗するとアニメのセル画っぽい仕上がりになりますね。
何となく装備品の名称の文字を書き直しました。
完成

と言うわけで一応プロフィール用の画像が完成しました。
重ねて言っときますが、自画像ではありませんのであしからず・・・
ちなみにこのイラストは、私が所属する『アズ漫画研究会』の冊子用にも提出しました。
今年の3月くらいに出るサークル創立50周年の図録に載るようです。
それでは今回はこのへんで

Posted by パイル二等兵 at 19:57│Comments(0)
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