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Posted by naturum at

2016年02月19日

パイル工兵の発掘日記 02

パイル工兵の発掘日記 第2話「陣地構築」

謎の遺跡調査に着手する前にまずベースキャンプの設営の任務が
新人工兵・パイル二等兵とベテラン工兵・GTO曹長に言い渡された。

ベースキャンプの設営とは言え、すでに政府秘密機関から2棟のユニットハウスが支給されていたので、
このユニットハウスに日除け用の屋根を設置するだけだが・・・





材料はこれまた政府秘密機関から支給されたヨシズと、近くの竹林から切り出した竹。

タープを張る要領でユニットハウス前にヨシズの屋根を設置する。
新人工兵ながら、多少アウトドア活動していた経験が役に立った。





ひとまず完成した屋根。

夏の照り付ける日差しからユニットハウスを守ってくれるだけではなく、テラス席感覚で小休止もできる。





ユニットハウスと謎の遺跡のある丘陵との間は谷のようになっている・・・
そこで移動しやすいように階段を作ることとなった。

ベテラン工兵・GTO曹長主導のもと、手際よく階段を築いていく・・・
暑い中の肉体労働が心地いい。

小一時間ほどで長期間使えるであろう階段は完成した。





かくして半日ほどかけ私とGTO曹長はベースキャンプを構築した。

これから数ヶ月、我々はここを拠点に謎の遺跡の調査へと挑むことになるのだった・・・


続く・・・


パイル工兵の発掘日記」は不定期連載(おそらく10話くらい)となっていますので、気が向いたら掲載します。
ちなみにこの物語は3~5割フィクションです。

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Posted by パイル二等兵 at 00:50Comments(0)工兵日記

2016年02月18日

パイル工兵の発掘日記 01

パイル工兵の発掘日記 第1話「一報来(きた)る」

あれは確か梅雨が明け、本格的な暑さが到来する頃だった。
自宅でアイスコーヒーを飲みながらスイーツを楽しんでいた私・パイル二等兵のもとに1本の電話が入った・・・

電話の相手の素性は明かせない・・・政府秘密機関のエージェントMとだけ言っておこう。
電話の内容は今は話せない・・・とある土地の調査依頼とだけ言っておこう。

私は着の身着のまま現地へと飛んだ・・・





そこには木々を伐採され、丸裸になった丘陵が・・・どうやらここに何かある・・・私の兵士としての直感が働いた。

エージェントM、Mの女秘書、そして他にも依頼を受けた傭兵1名の計4名で付近を捜索する・・・





丘陵のふもと沿いに歩く・・・伐採されてはいるが、丘陵は一面草に覆われている。

歩くこと約5分・・・丘陵にあるものが現れた・・・





明らかに人工的に空いた穴・・・

私がいぶかしげにその穴を覗いていると、エージェントMが口を開いた・・・

「その穴は古代人が遺した謎の遺跡だ・・・・・・我々はここを掘り起こし、調査する為に集まった」

・・・どうやらこの私は工兵として雇われたようだ。
後に知ることとなるのだが、もう一人の傭兵はGTO曹長と言う長年工兵として経験を積んだベテランの傭兵であった。

かくしてエージェントM女秘書、ベテラン工兵・GTO曹長、新人工兵・パイル二等兵謎の遺跡調査が
始まったのだった。


続く・・・


パイル工兵の発掘日記」は不定期連載(おそらく10話くらい)となっていますので、気が向いたら掲載します。
ちなみにこの物語は3~5割フィクションです。  


Posted by パイル二等兵 at 17:15Comments(0)工兵日記