2010年05月27日
キャンティーン(水筒)前編
初回投稿:2010年5月27日
更新日時:2013年6月21日
更新内容:所々微妙に編集
こんにちは、パイル二等兵と申します
ブログ投稿2回目の未熟者ですが宜しくお願いします。
早速今回からアウトドアで使用出来そうなミリタリーグッズを紹介して行きたいと思います
その前に一言
私の専門はベトナム戦争時の米軍装備でありまして、現用・最新装備には疎いです・・・
ましてや米軍以外の装備など、何の知識もありません・・・
更には「専門」などと書きましたが、ベトナム戦争マニアな方々の知識には遠く及びません・・・
なので私の紹介文には、偏った意見・間違った解説などがあると思います。
間違いに気付かれた方は、遠慮なく指摘して下さい
前置きが長くなりましたが、ここから本題です
人の生命活動に最も大切なもの・・・それは水!
その水を携帯する為のアイテム・・・それが水筒!!
と言うわけで今回は水筒、ミリタリー的に言うとキャンティーン(Canteen)です。
1QTキャンティーンセット
私が常用している米軍の1QTキャンティーンセットです。 ※1QT(クォート)=約950ml
ベトナム戦争が専門と言っておきながら、いきなり関係の無い時代の品で申し訳ありません・・・
水筒本体・水筒カバー・カップの3点で構成されています。
戦争映画では必ずと言っていい程、兵士が腰のピストルベルトに装備しています。
このセットとバーナーがあれば、何時でも何処でも煮炊きが出来ます
・・・では個別の解説です。
1QTプラキャンティーン
容量1QTのプラスチック製水筒です。 通常、プラキャンティーンなどと呼ばれてます。
水筒セットの中で最も重要な水筒本体・・・なのですが、コレはレプリカ
しかもキャップの締りが悪いのか、少し水漏れする粗悪品 ※本物は水漏れしません
キャンティーンカバーに入れて携帯するほか、
キャップの連結部にカラビナ等を通してぶら下げる事も可能です。
ちなみに中央に「水だけ入れろ、直火に掛けるな」的な注意書きがあります。
1QTキャンティーンカバー
ナイロン製の水筒カバーです。 通常、キャンティーンカバーなどと呼ばれてます。
製造年がほとんど消えて判読不能ですが、LC-2と呼ばれる1990年以降のものだと思います。
ちなみにLC-2の「LC」とは、「Load Carrying」の略ですかね?
表のポケットは浄水剤のビンを入れておく為のもので、ZIPPOが丁度入る大きさです。
内側がフェルト地(アクリル製?)になっており、若干の保温効果があります。
またこのフェルト地に水を含ませれば、若干の保冷効果もあります。
裏にはピストルベルトやリュックに装着する為の
スライドキーパーと呼ばれる黒い金具が付いています。
1960年代以降に採用された米軍装備は、ほとんどがスライドキーパー式です。
ちなみにアリスキーパーなどと呼ばれることもます。
キャンティーンカップ(ワイヤーハンドル)
持ち手がワイヤーのステンレス製カップです。 容量は約600ml。
通常、キャンティーンカップもしくはワイヤーハンドルなどと呼ばれてます。
製造年は1988年、20年以上前の品ですがミリタリー界ではまだまだ若手選手です
水筒にスタッキングできるシェラカップ、と言ったところでしょうか?
戦場で疲れきった兵士達は、
このカップで飲むコーヒーに心を癒される・・・
ストレス社会で疲れきった皆さんも、
このカップでコーヒーを飲んでみませんか?
以上で3点セットの解説は終わりなのですが、実はまだ続きます・・・
何故なら、本来はこの3点セットに2つ加えた5点セットが完全体だからです。
と言うわけで、残りの2点は次回紹介したいと思います
【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年5月現在の安値を表示しています
●1QTプラキャンティーン・・・1000円前後
●1QTキャンティーンカバー・・・1000円前後
●キャンティーンカップ(ワイヤーハンドル)・・・500~1000円くらい
【中古品が苦手な方はコチラを】
nalgene(ナルゲン) オアシス用ネオプレーンケース
今回紹介した1QTキャンティーンカバーと同じサイズのようですね。
nalgene(ナルゲン) オアシスBPA Free
今回紹介した1QTプラスチックキャンティーンとおなじサイズのようですね。
半透明で、しかもナルゲン・・・米軍実物よりも性能はコチラのほうが勝っていそうです。
エバニュー(EVERNEW) GI水筒1.1L
今回紹介した1QTキャンティーンセットとほぼ同じデザインですね。
水筒本体がアルミ製なのは惹かれます。
ワイヤーハンドルカップはスタッキング出来るのでしょうか?
更新日時:2013年6月21日
更新内容:所々微妙に編集
こんにちは、パイル二等兵と申します
ブログ投稿2回目の未熟者ですが宜しくお願いします。
早速今回からアウトドアで使用出来そうなミリタリーグッズを紹介して行きたいと思います
その前に一言
私の専門はベトナム戦争時の米軍装備でありまして、現用・最新装備には疎いです・・・
ましてや米軍以外の装備など、何の知識もありません・・・
更には「専門」などと書きましたが、ベトナム戦争マニアな方々の知識には遠く及びません・・・
なので私の紹介文には、偏った意見・間違った解説などがあると思います。
間違いに気付かれた方は、遠慮なく指摘して下さい
前置きが長くなりましたが、ここから本題です
人の生命活動に最も大切なもの・・・それは水!
その水を携帯する為のアイテム・・・それが水筒!!
と言うわけで今回は水筒、ミリタリー的に言うとキャンティーン(Canteen)です。
1QTキャンティーンセット
私が常用している米軍の1QTキャンティーンセットです。 ※1QT(クォート)=約950ml
ベトナム戦争が専門と言っておきながら、いきなり関係の無い時代の品で申し訳ありません・・・
水筒本体・水筒カバー・カップの3点で構成されています。
戦争映画では必ずと言っていい程、兵士が腰のピストルベルトに装備しています。
このセットとバーナーがあれば、何時でも何処でも煮炊きが出来ます
・・・では個別の解説です。
1QTプラキャンティーン
容量1QTのプラスチック製水筒です。 通常、プラキャンティーンなどと呼ばれてます。
水筒セットの中で最も重要な水筒本体・・・なのですが、コレはレプリカ
しかもキャップの締りが悪いのか、少し水漏れする粗悪品 ※本物は水漏れしません
キャンティーンカバーに入れて携帯するほか、
キャップの連結部にカラビナ等を通してぶら下げる事も可能です。
ちなみに中央に「水だけ入れろ、直火に掛けるな」的な注意書きがあります。
1QTキャンティーンカバー
ナイロン製の水筒カバーです。 通常、キャンティーンカバーなどと呼ばれてます。
製造年がほとんど消えて判読不能ですが、LC-2と呼ばれる1990年以降のものだと思います。
ちなみにLC-2の「LC」とは、「Load Carrying」の略ですかね?
表のポケットは浄水剤のビンを入れておく為のもので、ZIPPOが丁度入る大きさです。
内側がフェルト地(アクリル製?)になっており、若干の保温効果があります。
またこのフェルト地に水を含ませれば、若干の保冷効果もあります。
裏にはピストルベルトやリュックに装着する為の
スライドキーパーと呼ばれる黒い金具が付いています。
1960年代以降に採用された米軍装備は、ほとんどがスライドキーパー式です。
ちなみにアリスキーパーなどと呼ばれることもます。
キャンティーンカップ(ワイヤーハンドル)
持ち手がワイヤーのステンレス製カップです。 容量は約600ml。
通常、キャンティーンカップもしくはワイヤーハンドルなどと呼ばれてます。
製造年は1988年、20年以上前の品ですがミリタリー界ではまだまだ若手選手です
水筒にスタッキングできるシェラカップ、と言ったところでしょうか?
戦場で疲れきった兵士達は、
このカップで飲むコーヒーに心を癒される・・・
ストレス社会で疲れきった皆さんも、
このカップでコーヒーを飲んでみませんか?
以上で3点セットの解説は終わりなのですが、実はまだ続きます・・・
何故なら、本来はこの3点セットに2つ加えた5点セットが完全体だからです。
と言うわけで、残りの2点は次回紹介したいと思います
【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年5月現在の安値を表示しています
●1QTプラキャンティーン・・・1000円前後
●1QTキャンティーンカバー・・・1000円前後
●キャンティーンカップ(ワイヤーハンドル)・・・500~1000円くらい
【中古品が苦手な方はコチラを】
nalgene(ナルゲン) オアシス用ネオプレーンケース
今回紹介した1QTキャンティーンカバーと同じサイズのようですね。
nalgene(ナルゲン) オアシスBPA Free
今回紹介した1QTプラスチックキャンティーンとおなじサイズのようですね。
半透明で、しかもナルゲン・・・米軍実物よりも性能はコチラのほうが勝っていそうです。
エバニュー(EVERNEW) GI水筒1.1L
今回紹介した1QTキャンティーンセットとほぼ同じデザインですね。
水筒本体がアルミ製なのは惹かれます。
ワイヤーハンドルカップはスタッキング出来るのでしょうか?
Posted by パイル二等兵 at 13:02│Comments(4)
│食器・水筒
この記事へのコメント
こんにちは、
此方こそ宜しくお願いしますね~(^^)
とても2回目とは思えない、充実したレポですね~@@
大変判り易く、勉強に成ります!!
思わず欲しく成りそうな予感・・(笑)
他のセット品が気に成ります~続きが楽しみです。
此方こそ宜しくお願いしますね~(^^)
とても2回目とは思えない、充実したレポですね~@@
大変判り易く、勉強に成ります!!
思わず欲しく成りそうな予感・・(笑)
他のセット品が気に成ります~続きが楽しみです。
Posted by bakabon at 2010年05月27日 15:56
◎bakabonさん
こんばんは、コメントありがとうございます!!
他のセット品は、オマケ的であまり必要ない物かもしれませんが
一応紹介しようと思っています。
期待せずにお待ちください(汗)
こんばんは、コメントありがとうございます!!
他のセット品は、オマケ的であまり必要ない物かもしれませんが
一応紹介しようと思っています。
期待せずにお待ちください(汗)
Posted by パイル二等兵 at 2010年05月27日 22:04
気になったので調べているうちにこんなページを見つけました。
ttp://en.wikipedia.org/wiki/All-purpose_Lightweight_Individual_Carrying_Equipment
斜め読みしただけなんでよくわからないのですが、どうやら1965年から始まった
LINCLOE(Lightweight Individual Clothing And Equipment)というプログラムのなかで
LCE(Load-Carrying Equipment)という言葉はあった様なのですが、それが最終的に
ALICE(All-Purpose Lightweight Individual Carrying Equipment)という様式に到達した際に
LC-1という規格が登場した様です。しかしその略号の意味するものが前述のLoad-Carryingを継承したものなのか
時折登場するComponentsという概念からくるLoad Componentsの意味なのかはっきりしません。
私はてっきりLightweight Carryingのことだと思って調べ始めたんですけどね。
ttp://en.wikipedia.org/wiki/All-purpose_Lightweight_Individual_Carrying_Equipment
斜め読みしただけなんでよくわからないのですが、どうやら1965年から始まった
LINCLOE(Lightweight Individual Clothing And Equipment)というプログラムのなかで
LCE(Load-Carrying Equipment)という言葉はあった様なのですが、それが最終的に
ALICE(All-Purpose Lightweight Individual Carrying Equipment)という様式に到達した際に
LC-1という規格が登場した様です。しかしその略号の意味するものが前述のLoad-Carryingを継承したものなのか
時折登場するComponentsという概念からくるLoad Componentsの意味なのかはっきりしません。
私はてっきりLightweight Carryingのことだと思って調べ始めたんですけどね。
Posted by Hanley at 2010年11月12日 18:13
◎Hanleyさん こんにちは!
Wikiのページ見ました。 ん~英語が分からない・・・
翻訳機能を使っても、専門用語が多いせいか意味不明(汗)
誰か日本語のページ作ってくれないかなァ?
LINCLOEと言うプログラムがあったんですね~
それで、1960年代からLC-2までの装備品が似ているのかァ
個人的にはLoad-Carrying Equipmentと言う言葉はよく聞くので、
何となくですが「LC」=「Load-Carrying」の方がしっくりきますね・・・
ん~それにしても、米国のWikiにもハッキリと書かれていないとは、
日本国内で「LC」が何の略か触れていないのも納得できます。
Wikiのページ見ました。 ん~英語が分からない・・・
翻訳機能を使っても、専門用語が多いせいか意味不明(汗)
誰か日本語のページ作ってくれないかなァ?
LINCLOEと言うプログラムがあったんですね~
それで、1960年代からLC-2までの装備品が似ているのかァ
個人的にはLoad-Carrying Equipmentと言う言葉はよく聞くので、
何となくですが「LC」=「Load-Carrying」の方がしっくりきますね・・・
ん~それにしても、米国のWikiにもハッキリと書かれていないとは、
日本国内で「LC」が何の略か触れていないのも納得できます。
Posted by パイル二等兵 at 2010年11月13日 13:49