お気に入りの迷彩シャツ

パイル二等兵

2015年11月03日 23:43

こんばんは、パイル二等兵です


ミリタリー好きな私ですが、普段街中で迷彩柄の上着を着ることはほとんどありません・・・

理由①普段カーゴパンツを愛用しているので、基本的に上着は非ミリタリーのものを選ぶから
理由②ジーンズを履いたとしてもOD単色の上着M65ジャケットユーティリティシャツ等)のものを選ぶから


早い話が迷彩柄の上着を着ると
ミリタリー感が強くなりすぎて、人目を気にしてしまうからです
(ファッションに関して我が道を堂々と歩くことが出来ない小心者・・・)

そんな私でもたまに着ている迷彩シャツがございますので、ご紹介したいと思います


KAMO社製ダックハンター柄シャツ

     制式名:不明
     製造国:アメリカ合衆国(KAMO 製)
     製造年:1960~1970年代
     サイズ:Mサイズ(日本サイズでLくらい)
     カラー:OD(ダックハンター柄)
     材質:コットン、ナイロン(リップストップ生地)

KAMO社製の民間用ダックハンター柄・テールドボトムシャツです。
(裾が丸くなっているのをテールドボトムシャツと言い、基本はシャツIN

ダックハンター柄の歴史は以下の通り・・・

WWⅡでダックハンター柄が米軍制式採用される(米軍初の迷彩)

1950年代に不評により米軍制式採用からダックハンター柄が姿を消す

民間メーカーがダックハンター柄を取り入れ、狩猟用の衣類を市販する
(「ダックハンター(鴨狩)」の呼び名はこれに由来)

1960年代前半(ベトナム戦争直前)にベトナム入りしていた米軍の軍事顧問や特殊部隊員が、市販のダックハンター柄の衣類を個人調達して着用


と言う流れですね・・・迷彩柄の逆輸入とでも言うのでしょうか?

フロッグスキン(カエルの皮膚)」や「レオパルド(豹)」や「ベオガム(豹のベトナム語)」などとも呼ばれています。
レオパルドベオガムベトナム戦争限定の呼び方ですかね。

WWⅡ以降・・・ダックハンター、フロッグスキン
ベトナム戦争時・・・ダックハンター、フロッグスキン、レオパルド、ベオガム

と言う感じかな。

厳密に言うと米軍装備市販品他国軍の装備などで柄の違いがありますが、
私は詳しくないのでよく分かりません


では詳細を見て行きましょう・・・




【画像①】
製造元のKAMO社はベトナム戦争で持ち込まれたダックハンター柄の衣料ではかなりメジャーなメーカーだと思います。
詳細は不明ですが現在は存在しないもよう・・・
赤色の「KAMO」と言う文字と緑色の銃と弓のマークがKAMO社のトレードマークです。
このデザインは1960年代以降に使われたようで、それ以前は赤色の「KAMO」と言う文字だけだったみたいです。

【画像②】
生地はリップストップ(破れが広がらない構造)で、一般的にダックハンター柄カーキ色ベース(参考画像)なのですがこれはOD(オリーブドラブ)色ベースになっています。
個人的にはODベースのダックハンター柄が気に入ってる点です

【画像③】
これからの時期はダウンベストの下に着るのが個人的には好みです
この組み合わせを北部九州で見かけたらそれは私です・・・
決して石を投げつけないように!



最後に一言、ダックハンターは非常に奥の深い分野です。
私は上辺だけの知識しかないので、
ここに書いている内容には間違いがあるかもしれません。
なので鵜呑みにせず参考程度に捉えて下さい。
そして間違いに気が付いた方は遠慮なく訂正コメント入れてくださいね!



それでは今回はこのへんで


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