おはようございます、
パイル二等兵です
今回ご紹介致しますのは
手榴弾用のポーチです
(当然、普段お使いになる際は
手榴弾以外をお入れ下さい)
3連グレネードポーチ
制式名:CARRIER, GRENADE, 3 POCKET
製造国:アメリカ合衆国
製造年:1967年頃(DSA 100-67-C-3973)
サイズ:26×19cm ※平置き状態
カラー:OD(オリーブドラブ)
材質:コットン
ベトナム戦争時に
海兵隊によって使用された手榴弾用ポーチです。
一つのポケットに2個の手榴弾が入りますので、合計6個の携帯が可能。
連結は
ダブルフックワイヤー、ボタンは
リフト・ザ・ドットボタン(差込み式)になっています。
いかにも海兵隊らしい旧式の装備ですね
ベトナム関連の書籍やサイトで紹介されていることの多いアイテムですが、
当時の映像や写真ではあまり見かける機会がありません。
兵士には不評だったのでしょうか?
お陰で現在でも
デッドストックが簡単に安値で入手出来ます
1940年代製の
WWⅡモノも存在しますが、
そちらは海兵隊アイテムではなく
陸軍アイテムだったと思います。
続いて
使用例です
海兵隊用の
M1961ピストルベルトに、これまた海兵隊用の
M14用マガジンポーチを付け、
その下にブラ下げるのが一般的だと思います。
我が助手の装着画像を見ると、
レッグポーチのようでなかなかカッコいいのではないでしょうか?
但し手榴弾2個分の容量は中途半端ですし、差込式のボタンは開閉が素早く出来ないので、
実用品と言うよりは
雰囲気を楽しむアイテムだと思って下さい
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2連グレネードポーチ
制式名:CARRIER, GRENADE, 2 POCKET ※推測
製造国:アメリカ合衆国 ※推測
製造年:1940年代 ※推測
サイズ:19×18cm ※平置き状態
カラー:カーキ
材質:コットン
WWⅡ時に
海兵隊によって使用された手榴弾用ポーチです。
前出のモノの
2連タイプで、WWⅡらしく
カーキ色をしています。
この時期の海兵隊モノにありがちな、何のプリント文字も無いシンプルデザインですね
ちなみに
WWⅡ時の海兵隊専用アイテムには、
独特の形状(
ハの字)の
ダブルフックワイヤーが付いています。
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11連グレネードポーチ
制式名:CARRIER, GRENADE, 11 POCKET ※推定
製造国:アメリカ合衆国(EARL & WILSON 製)
製造年:1918年5月
サイズ:45×25cm ※平置き状態
カラー:カーキ
材質:コットン
WWⅠ時に使用された手榴弾用ポーチです。
一つのポケットに1個の手榴弾が入りますので、合計11個の携帯が可能。
エプロンの様に首から下げて装備します。 (AK用の
チェストポーチみたいな感じですかね?)
実際に使用されている写真を見たことありませんし、
やたらと綺麗な
デッドストックばかりが出回っているので、
これまた兵士には不評で使用されることが少なかったのでしょう
2011年10月12日追記
コメントで寄せられているように、
どうやら当時も弾丸が当たると大爆発する危険性を抱いていたようで、
結局WWⅠ以降は消えたようです。
使い辛さではなく、危険性からほとんど使用させなかったんでしょうね。
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WWⅠ~ベトナム戦争の手榴弾用ポーチは、他にも種類があるような気が
ご存知の方、ご教授お願いします!!
それでは今回はこのへんで