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2013年10月21日

使い道不明なボトル

こんばんは、パイル二等兵ですニコニコ

今回は小ネタと言うか、小物というか・・・米軍のボトルです。
どれも中身が入っているので、中身を破棄して別の物を入れる容器として使うとオシャかもしれません。
今のところ使い道不明なボトルですが、私は単なるディスプレイとして捉えてますピンクの星


バグジュース
使い道不明なボトル
     制式名:INSECT REPELLENT
     製造国:アメリカ合衆国(SEABOARD MFG. LABORATORIES, INC. 製)
     製造年:1966年12月
     サイズ:9.8cm(高さ)、2oz(容量) ※1oz(オンス)=28.3g
     カラー:半透明
     材質:プラスチック

米兵御用達の虫除け、通称バグジュースです。

ベトナム戦争は基本的にジャングル戦であり、このバグジュースは必需品だったようです。
当時の写真や映像、並びにベトナム戦争映画に登場する兵士は、
かなりの頻度でヘルメットヘルメットバンド(ゴムのヒモ)でこのボトルを挟んでいます。

これは半透明のボトルに紙のラベルが貼られているので、初期型でしょうか?
その後半透明のボトルに直接印字、そしてOD(オリーブドラブ)のボトルへと変化していったようです。
   ※確証の無い情報なので、参考程度に・・・

有効成分は表記によると「N,N-Diethyl-meta-toluamide(N,N-ジエチル-メタ-トルアミド)」で、
通称「DEET(ディート)」と呼ばれる虫除け成分です。

DEET」は第二次世界大戦中ジャングル戦の経験に基づきアメリカ陸軍で開発され、
1946年に採用されたようです。
ちなみに1957年から民間での使用も始まり、
現在ではほとんどの虫除けスプレーに含まれているそうです。 (←アメリカだけの話かな・・・?)



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ライフルボアクリーナー
使い道不明なボトル
     制式名:RIFLE BORE CLEANER
     製造国:アメリカ合衆国(GEORGE SENN INC 製)
     製造年:1969年頃(DSA 640-69-D-0282)
     サイズ:9.9cm(高さ)、2oz(容量) ※1oz(オンス)=28.3g
     カラー:OD
     材質:プラスチック

銃身内用の洗浄液です。
棒の先に布きれを巻き、このクリーナーを付けて銃身内をゴシゴシして汚れを落とすのだと思います。

上記バグジュースと同じサイズですが、
コレをヘルメットバンドに挟んでいる画像はほとんど見たことありません。



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ウェポンオイル
使い道不明なボトル
     制式名:WEAPONS OIL MEDIUM
     製造国:アメリカ合衆国(BRAY OIL COMPANY 製)
     製造年:1975年頃(DSA 75-C-1406)
     サイズ:12.4cm(高さ)、2oz(容量) ※1oz(オンス)=28.3g
     カラー:OD
     材質:プラスチック

銃器用のオイル(潤滑油)、いわゆるウェポンオイルです。
銃器の駆動部の潤滑油、もしくは錆止めとして使用するのだと思います。

コチラはバグジュースに次いでヘルメットバンドに挟んでいる頻度が高いボトルです。
M60マシンガン射手歯ブラシと共に携行しているイメージがありますね。

MEDIUM」の表記があるので、SMALLLARGEのボトルも存在するのでしょうか?

ちなみにこのタイプのボトルの印字は簡単に剥げますガーン
なので細心の注意を払いながら保管しておかないと、
いつの間にか黄色い文字が剥げ落ちて単なる緑色のボトルになってしまいます・・・

1975年製・・・私と同い年・・・別にどうでもいい情報です汗


それでは今回はこのへんでニコッ




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Posted by パイル二等兵 at 00:03│Comments(6)雑貨・その他
この記事へのコメント
バグジュースは兵隊の権利として米軍でも認められておりましたが、ベトナム戦争時のジャングル戦マニュアルでは匂いがきつく、敵に発見されるリスクが高まるとして原則使用が禁止されていました。映画などでもヘルメットに指してる映像を良く見ますし、当時の資料や写真でもやはり良くそういった光景を目にしますが、実際の運用は定かではありません。しかし私が知り合いの元米兵?お爺さんから聞いた話だと中隊規模くらいの場合には使用が許可されたそうです。というのも小隊規模以下の際、パトロールや偵察、特殊作戦時 敵に先に発見されれば=全滅のリスクが高かった為だそうで、その隊の指揮官の技量にも寄るでしょうが、ベテラン兵やジャングル戦訓練センターを出た士官は基本的に使用を禁止していたようです。ウェポンオイルは当初機関銃主が主に携行していましたが、ベトナム戦争時それまでの武器からM16に変わり、適切なメンテナンスを定期的に行わないと作動不良を起こしやすかった為、ベトナム戦争後期頃には各兵士が小分けにしたウェポンオイルを支給されていたようです。
Posted by combatfox at 2013年10月21日 08:20
◎combatfoxどの おはようございます∠( ̄∧ ̄)

バグジュースはニオイで敵に発見されやすいのは、聞いたことありましたが、
原則禁止なんですね・・・
だから中身入りの未使用品が大量に出回っているんでしょうかね?
実際にニオイを確認してみたい気が(笑)

小分けしたウェポンオイルはどの様なものに入れて携帯したんでしょうね?
Posted by パイル二等兵 at 2013年10月23日 07:52
どうも!ご無沙汰しております。上海亭の小魔王です。
なかなかマニアックな記事ですね。
私もさほど探究していないので定かではありませんが、
半透明ボトル(紙ラベル)⇒半透明ボトル(印字)⇒
ODボトル(印字)で認識しています。

オイルですが、M60射手がヘルメットに挟んでいるのは
LARGEタイプがよく見かけます。
こちらも初期は半透明(印字)です。
そういえばMEDIUMの半透明は見たことがありませんね。
SMALLは見たことがありませんが、
缶のタイプだとSMALLがあったと思います。
今度ブログにでもUPしますね~。
Posted by 小魔王 at 2013年10月24日 19:54
ご無沙汰しています!!

M1カービンやM2カービンはストックに小型オイル缶が入ったような・・・・
うろ覚えですけど。

M-16もクリーニングキットがストックに内蔵できたと思います。
クリーニングロッドも分割式だと思うけど、クリーニング用の棒をXM177カービンにテープで止めているシールズの隊員の写真を見たことが有ります。
よく折れたんでしょうかね??
Posted by オムラムオムラム at 2013年10月24日 19:54
◎小魔王どの こんばんは∠( ̄∧ ̄)

こちらこそ、ご無沙汰しております!!

これ系のボトルは知識不足でして・・・
所有している物も比較的入手しやすいものばかりです(汗)

やはりLARGEやSMALLも存在するんですね!!
是非ともブログにUPして下さい、参考にさせて頂きます。
Posted by パイル二等兵 at 2013年11月01日 19:06
◎オムラムどの こんばんは∠( ̄∧ ̄)

こちらこそ、ご無沙汰しております!!

銃器に疎いもので、
M1カービンやM16等にオイルやクリーニングキットが収納出来ると知りませんでした(汗)

オイルがあるので、クリーニングロッドも是非入手してみたいですね。
Posted by パイル二等兵 at 2013年11月01日 19:10
 
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