続々・非常用バッグ

パイル二等兵

2010年06月20日 17:31

初回投稿:2010年6月20日
更新日時:2013年8月20日
更新内容:所々微妙に編集



こんばんは、パイル二等兵です

今回は前回『続・非常用バッグ』の別バージョンをご紹介致します


M-1961フィールドパック

M-1961フィールドパックです。1967年製、サイズは平置きで約33×28cm 。
M-1956フィールドパック・後期型とも呼ばれています。

ベトナム戦争を代表する装備の一つで、映画『フルメタルジャケット』にも登場しています。
ただしこのフィールドパックは主に陸軍が使用していた物で、
海兵隊の映画である『フルメタルジャケット』には少し違和感を感じます




初期型(もしくは前期型)と後期型の大きな違いが3つあります。

1つ目は全体的な構造が初期型は長方形なのに対し、後期型は台形で容量も増えています。
2つ目は蓋が平面構造から立体構造になっています。
3つ目はサイドのフラップが廃止され、代わりにゴム引きの防水シートが付いています。




M-1956フィールドパック初期型・後期型、勢揃いです
(ついつい安く売り出されていると買ってしまう・・・これからも増えるんだろなァ)


冒頭にも書きましたが、
フルメタルジャケット』は海兵隊の映画なのにやたらと陸軍装備なんですよね
今回のフィールドパック以上に違和感を感じるのが、ボディーアーマー(防弾チョッキ)です。

ベトナム戦争当時、海兵隊員はボディーアーマーの着用が義務付けられていましたので
映画でも全員ボディーアーマーを着用しています・・・・・・が!!
何故か海兵隊用のM55ボディーアーマーでは無く、陸軍用のM69ボディーアーマーなのです。
海兵隊員の中にはM69を着ていた者もいますが、それは少数です。

単にM55が全員分揃わなかっただけかな・・・?

昔の戦争映画は装備品に対して結構適当です・・・まあ俳優が装備してるとカッコいいですが


それでは今回はこのへんで



【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
  ●M-1961フィールドパック・・・3000円前後


あなたにおススメの記事
関連記事