続・非常用バッグ
初回投稿:2010年6月19日
更新日時:2013年8月20日
更新内容:所々微妙に編集
こんばんは、
パイル二等兵です
今回は、以前取り上げた『
非常用バッグ』のビンテージバージョンをご紹介致します
M-1956フィールドパック
M-1956フィールドパックです。
1959年製、サイズは約21×20×12cm 。
ベトナム戦争初期を代表する装備の一つで、現在まで続くフィールドパックの元祖と言えます。
M-1956フィールドパック・初期型とも呼ばれています。
蓋には
USマーク、手提げ用の取っ手、名札を入れる為の小窓、
バヨネット(銃剣)を装着する為のアイレット(ハトメ)が付いています。
蓋を留めるストラップは短めです。
後のタイプから長くなっているので、戦地では短い事で不具合を生じたのでしょう。
しかし私個人としましては、短い方が邪魔にならず使いやすいと思います
裏側には
ピストルベルトに通す為のスライドキーパー、
サスペンダーに吊るす為のハトメ、
下部ストラップを収納する穴が付いています。
(私はハトメにショルダーストラップを取り付け、肩掛けカバンとして使用しています)
側面はスライドキーパー方式の装備品を装着出来る様になっています。
内側にはフラップが付いているだけのシンプルな構造です。 防水処理は何もされてませんね。
※使用例のモデルは我が助手・
イルマリス訓練兵
一応ビンテージ品ですが、激レアと言う程では無いので普段から使用出来ます。
コットン製で雰囲気もあり、小型バッグとしては最適です
特にショルダーバッグとして使用するには
ショルダーストラップを取り付ける間隔と、バッグ自体の大きさが丁度良いです
後のタイプ(
M-1961)はバッグ自体が若干大きくなっており、
M-1956に比べてバランスが少し悪いです
個人的に、このタイプのフィールドパックでは一番のお気に入りです
現在2つ所有していますが、手頃な価格で売り出されていたらまた買っちゃうでしょうね
良い物は、何個あってもいいんです!!
付属品です。
【左画像】
ウエストバッグにする為のベルト『
M-1956ピストルベルト』の横織りタイプ(初期型)です。
製造年不明(
1960年代)の
Lサイズ。
【右画像】
ショルダーバッグにする為の
ショルダーストラップ(
1950年製)と
ショルダーパット(
1951年製)です。
それでは今回はこのへんで
【今回紹介したアイテムのおおよその価格】 ※2010年6月現在の安値を表示しています
●M-1956フィールドパック・・・5000円前後
●M-1956ピストルベルト(横織り・Lサイズ)・・・3000~5000円くらい
●ショルダーストラップ(コットン製)・・・500~1000円くらい
●ショルダーパット(2個セット)・・・1000円前後
関連記事