パイル工兵の寒冷地発掘05
こんばんは、
パイル工兵です
今回は前回に引き続き
『パイル工兵の寒冷地発掘』をお送りいたします
前回までの記事はこちら
『
パイル工兵の寒冷地発掘01』
『
パイル工兵の寒冷地発掘02』
『
パイル工兵の寒冷地発掘03』
『
パイル工兵の寒冷地発掘04』
※所々フィクションが織り交ぜられていますので全て鵜呑みにしないで下さい
幽閉
私・
パイル工兵が発掘任務を
当ブログにて
外部に漏らしていることが、
ついに
某政府機関に
バレてしまった!!
私は
某政府機関の
特務警察に捕まり、
雪深い幽閉施設へと送られた。
幽閉施設にはすでに
GTO曹長がいた。
彼は
某政府機関の
秘密を知りすぎたと言う理由から幽閉されたらしい・・・
長年の工兵生活が逆に彼の命を危険にさらすこととなったのだ・・・
かくして我々2人は極寒の幽閉施設にて、強制労働の刑に服すことに・・・
強制労働①
氷点下の幽閉施設で我々が課せられた
強制労働・・・それは
謎の遺跡から発掘された遺物の洗浄であった。
凍りつくような水の中に手を入れ、
泥まみれの遺物をブラシで綺麗にしていく・・・
強制労働②
黙々と遺物を洗浄する私と
GTO曹長・・・
いつ終わるとも分からない
強制労働に
絶望の表情がうかがえる・・・
強制労働終了
幽閉施設には時計が無く、どれだけの時が経ったか分からないが、
我々2人は与えられた
遺物の洗浄を全て終わらせた。
この様子を
監視カメラで見ていたのか、終わると同時に
フィクサーTが遺物の回収にやってきた。
これで強制労働は終わる・・・やっと家族のもとへ帰れる・・・
そう思ったのもつかの間、
フィクサーTは我々2人を残したまま去って行った・・・
強制労働は終わったが、
幽閉生活はまだ終わらない・・・
私は今現在(2018年2月13日)、
たまたま持込むことが出来たスマホでこのブログを綴っている・・・
このブログを見た方々がいつか我々を救出してくれると信じて・・・
~完~
※持ち込んだスマホで助けを呼べ・・・なんて野暮なことは言いっこなしだゼ!
【登場人物紹介】
フィクサーT
今回の現場の
指揮官であり、前回まで指揮を執っていたエージェントMの上司にあたる。
あらゆる個人情報が秘匿事項となっており謎の存在。
某政府機関を裏で牛耳っているとか、いないとか・・・
エージェントM
某政府機関から派遣された
闇の役人。
今回は担当を外され正規メンバーではない為、ほとんど顔を出すことはない。
ちなみに彼の
2代目女秘書も不参加である。
GTO曹長
世界各地をまたにかける
工兵の傭兵。
ウッドランド迷彩がトレードマーク。
今までに3千発の地雷を処理したとか、してないとか・・・
ガーディアンI
世界各地をまたにかける
塹壕堀の専門家。
どんな地質でも規定通りの塹壕を構築する職人気質の工兵で、
「ガーディアン(守護神)」の異名をとる。
サボ兄・サボ弟
世界各地をまたにかける
破壊工作の専門家兄弟。
「サボ」とはサボチュア(saboteur)のことであり、日本語で「破壊工作員」の意味。
タリバンが構築した山岳要塞の約8%は彼ら兄弟が破壊したとか、していないとか・・・
パイル工兵
本来は海兵隊の
コーヒーを淹れる専門家であるが、たまに工兵としての経験を積もうとしている。
工兵としての知識・技術・経験は半人前以下である。
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