パイル工兵の発掘日記 04

パイル二等兵

2016年04月02日 10:53

パイル工兵の発掘日記 第4話「援軍来る!」

4名での測量作業をすること約1ヶ月・・・丘陵全体の地形図が完成した。

いよいよ次は謎の遺跡を掘り起こす・・・しかし我々はある一つの事を危惧していた・・・
測量だけで1ヶ月もかかった謎の遺跡を4名で発掘調査するには時間がかかりすぎるのでは!?・・・と。

そこでエージェントMは新たに10名程の傭兵を召集。
私も念の為に大して役には立たないが、忠実なる僕(しもべ)・ウインナー上等兵を召集した。





援軍が到着するまでにGTO曹長の2人はベースキャンプの増設に取り掛かった・・・

2棟目のユニットハウスにヨシズの屋根を取り付け、
更に道具置き場としてGK式テント(いわゆる運動会用テント)を設置して完成。





我が忠実なる僕(しもべ)・ウインナー上等兵がいち早く到着・・・

生意気にも我々と同じくウッドランドの迷彩服を身にまとい、生意気にも我々と同じく休憩する・・・

そうこうしている内に新たに雇った傭兵たちが世界各国より集結した。





総勢10数名の名うての傭兵たちが、謎の遺跡周辺の表土を剥ぎ、木の根を除去する。

ついに本格な調査が始まったのであった。

しかしこの時点でこの謎の遺跡が「ラ〇ュタ王の墓」であったなどと知る者はいなかった・・・
エージェントM女秘書をのぞいては・・・


続く・・・


パイル工兵の発掘日記」は不定期連載(おそらく10話くらい)となっていますので、気が向いたら掲載します。
ちなみにこの物語は3~5割フィクションです。 特にピンク文字の部分は完全にフィクションです。
【登場人物紹介】

パイル二等兵・・・海兵隊員ながら新人工兵として謎の遺跡調査に加わる。
GTO曹長・・・世界各地をまたにかける工兵の傭兵。今までに3千発の地雷を処理したとかしてないとか。
エージェントM・・・謎の遺跡調査を指揮するために政府秘密機関から派遣された謎の役人。
女秘書・・・エージェントMの美人秘書。公的秘書なのか、個人秘書なのかは謎である。

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