使い道不明なボトル
こんばんは、
パイル二等兵です
今回は
小ネタと言うか、
小物というか・・・
米軍のボトルです。
どれも中身が入っているので、中身を破棄して別の物を入れる容器として使うとオシャかもしれません。
今のところ
使い道不明なボトルですが、私は
単なるディスプレイとして捉えてます
バグジュース
制式名:INSECT REPELLENT
製造国:アメリカ合衆国(SEABOARD MFG. LABORATORIES, INC. 製)
製造年:1966年12月
サイズ:9.8cm(高さ)、2oz(容量) ※1oz(オンス)=28.3g
カラー:半透明
材質:プラスチック
米兵御用達の虫除け、通称
バグジュースです。
ベトナム戦争は基本的に
ジャングル戦であり、この
バグジュースは必需品だったようです。
当時の写真や映像、並びに
ベトナム戦争映画に登場する兵士は、
かなりの頻度で
ヘルメットに
ヘルメットバンド(ゴムのヒモ)でこのボトルを挟んでいます。
これは
半透明のボトルに紙のラベルが貼られているので、
初期型でしょうか?
その後
半透明のボトルに直接印字、そして
OD(オリーブドラブ)のボトルへと変化していったようです。
※確証の無い情報なので、参考程度に・・・
有効成分は表記によると「
N,N-Diethyl-meta-toluamide(N,N-ジエチル-メタ-トルアミド)」で、
通称「
DEET(ディート)」と呼ばれる虫除け成分です。
「
DEET」は
第二次世界大戦中の
ジャングル戦の経験に基づき
アメリカ陸軍で開発され、
1946年に採用されたようです。
ちなみに
1957年から
民間での使用も始まり、
現在では
ほとんどの虫除けスプレーに含まれているそうです。 (←アメリカだけの話かな・・・?)
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ライフルボアクリーナー
制式名:RIFLE BORE CLEANER
製造国:アメリカ合衆国(GEORGE SENN INC 製)
製造年:1969年頃(DSA 640-69-D-0282)
サイズ:9.9cm(高さ)、2oz(容量) ※1oz(オンス)=28.3g
カラー:OD
材質:プラスチック
銃身内用の
洗浄液です。
棒の先に布きれを巻き、このクリーナーを付けて銃身内をゴシゴシして汚れを落とすのだと思います。
上記
バグジュースと同じサイズですが、
コレを
ヘルメットバンドに挟んでいる画像はほとんど見たことありません。
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ウェポンオイル
制式名:WEAPONS OIL MEDIUM
製造国:アメリカ合衆国(BRAY OIL COMPANY 製)
製造年:1975年頃(DSA 75-C-1406)
サイズ:12.4cm(高さ)、2oz(容量) ※1oz(オンス)=28.3g
カラー:OD
材質:プラスチック
銃器用のオイル(潤滑油)、いわゆる
ウェポンオイルです。
銃器の駆動部の潤滑油、もしくは錆止めとして使用するのだと思います。
コチラは
バグジュースに次いで
ヘルメットバンドに挟んでいる頻度が高いボトルです。
M60マシンガン射手が
歯ブラシと共に携行しているイメージがありますね。
「
MEDIUM」の表記があるので、
SMALLや
LARGEのボトルも存在するのでしょうか?
ちなみにこのタイプのボトルの印字は
簡単に剥げます
なので細心の注意を払いながら保管しておかないと、
いつの間にか
黄色い文字が剥げ落ちて
単なる緑色のボトルになってしまいます・・・
1975年製・・・私と同い年・・・別にどうでもいい情報です
それでは今回はこのへんで
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