米軍背嚢(バックパック)の歴史

パイル二等兵

2012年01月22日 00:00

※新規投稿記事ではないのでスルーして頂いて構いません


初回投稿:2010年10月25日
更新日時:2012年9月15日
更新内容:「-HAVERSACK-」を別記事に独立化


【2012年1月22日追記】
米軍背嚢をデータベース化しようと思い立って早2年以上・・・一向に進んでません。
色々と入手しているのですが、この記事への追加を怠っています。
入手する度に写真を撮り記事にアップする、と言う行為はズボラな私には続きません。
しかもこの記事に多くの画像を追加して行くと重くなり過ぎるでしょうし・・・
と言うわけで、画像は削除致します。
今後この記事は、背嚢紹介記事へのリンク集とお考え下さい。



数多くある米軍背嚢・・・
「どの様なタイプの物があるのか?」
「自分はどれを所有しているのか?」
「今後どれを入手すべきなのか?」
・・・を確かめる為、米軍背嚢データベース作成を思い立ちました。


興味のある方は続きをどうぞ
1945年までに採用された物を書き出してみました。(加筆・修正中)
また当ブログで紹介した記事へ行ける目次にもしようと思っています。
(現在どれも紹介してませんが・・・)

※「M19XX」は便宜上付けている場合があります。
※名称は制式名ではない場合があります。 
※原則として背負うタイプの物のみです。
※解説は最低限のものです。
※断定している文章でも、間違っている場合があります。(ご指摘お願いします)



HAVERSACK (M1885type)
※クリックすると詳細が開きます



HAVERSACK (M1910type)
※クリックすると詳細が開きます



FIELD BAG

M1936 FIELD BAG(初期型)
       ※入手済み(1943年・ATLANTIC PRODUCTS CORP 製)
将校・機甲部隊用のバッグ。空挺部隊でも使用された。
背嚢・雑嚢両方の使用が可能。 別名「MUSETTE BAG」。 ※MUSETTE=バグパイプ

M1936 FIELD BAG(後期型)
       ※未入手
装備連結用のハトメ付きタブが蓋に追加。

M1936 FIELD BAG(初期型・USMC)
       ※未入手
海兵隊タイプ。表のUSマークが無く、裏にUSMCのマークがある。
後期型の海兵隊タイプは存在しない気がする・・・

M1936 FIELD BAG(後期型・OD)
       ※未入手
ODの生地で製造された物?もしくは後染め?

※M1936についてはかなり勉強不足です・・・



MOUNTAIN RUCKSACK

M1941 MOUNTAIN RUCKSACK(初期型)
       ※未入手
山岳部隊用に開発されてたフレーム付きリュック。中央のポケットがジッパー式になっている。

M1941 MOUNTAIN RUCKSACK(後期型)
       ※入手済み(1942年・MEESE 製)
蓋が大きく、フレームが太く、そして中央のポケットがストラップ式になった。
「M1942」と呼ばれることもあるらしい。
フレームに2種類のタイプある。(それ以上ある可能性も)

M1951/M1952 MOUNTAIN RUCKSACK
       ※入手済み(1951年・PRODUCT 製)
形状は後期型と同じだが、生地がOD色になり、メインのストラップも革製になった。
M1951とM1952の違いは不明。(単なる製造年の違い?)

※MOUNTAIN RUCKSACKはローカルメイド品など様々なバリエーションがあるようです。



HAVERSACK (M1941type)
※クリックすると詳細が開きます



M1943 FIELD PACK

M1943 FIELD PACK(初期型・OD)
       ※入手済み(1944年・BRESLE MFG 製)
ダッフルバッグの様な筒状の背嚢で、通称「JUNGLE PACK」と呼ばれる。
「M1944 COMBAT FIELDPACK & CARGO PACK」の登場により、短い期間で姿を消す。
主にヨーロッパ戦線で使用?
テストサンプル的な最初期型もあり。

M1943 FIELD PACK(初期型・ダックハンター)
       ※未入手
形状は同じだが、ダックハンター柄の生地で製造された物。
主に太平洋戦線で海兵隊が使用?

M1943 FIELD PACK(後期型)
       ※未入手
メインの蓋が取り外せ、小型パックとして使用出来るらしい。
OD・ダックハンターどちらの生地で製造されているかは不明。

※JUNGLE PACKの分類については、いまいち良く分かってません・・・



M1944 FIELD PACK

M1944 COMBAT FIELDPACK & CARGO PACK
       ※未入手
海兵隊のM1941 HAVERSACK&CARGO PACKを参考に開発された陸軍用背嚢。
主に朝鮮戦争で使用された。

M1945 COMBAT FIELD PACK & CARGO PACK
       ※入手済み()
「M1944 COMBAT FIELDPACK & CARGO PACK」の改良型。
FIELD PACKの若干の大型化、パック同士の連結の簡略化がなされた。
CARGO PACKはクイックリリースストラップが排除された。
またCARGO PACK自体にエントレンチングツール(スコップ)を取り付ける為のパーツが
追加されているものもある。

COMBAT FIELD PACK OD-7
       ※入手済み(DSA-1)

※M1944/45についてはかなり勉強不足です・・・



M1956 FIELD PACK

EX 54-14 FIELD PACK
       ※未入手
1954年、新装備開発時に製作された試作品。
形状は後述の「M1956 FIELD PACK(初期型)」に似ているが、
フラップ部分に「QMC」、そしてその下に「EX 54-14」とスタンプが押されている。

M1956 FIELD PACK(初期型)
       ※入手済み
本来はウエストポーチのようにベルトに装着し、さらにサスペンダーで吊るす。
お尻の位置に来ることから別名「BUTT PACK」や「ASS PACK」とも呼ばれる。
アダプターを取り付けることにより背嚢としても使用できる。

M1956 FIELD PACK(中期型)
       ※入手済み
初期型の容量を若干大きくし、ゴム引きの防水ライナーを取り付けた改良型。
初期型が四角いのに対し、台形になっている。通称「M1961 FIELD PACK」。

M1956 FIELD PACK(後期型)
       ※未入手
中期型と形状は同じだが、ネーム入れの位置が上部から背面に移動している。

M1967 FIELD PACK
       ※未入手
中期型と形状は同じだが、ナイロンで出来ている。


LIGHTWEIGHT RUCKSACK



NVA RUCKSACK



OTHER THINGS

M1912 RATION BAGS
       ※未入手
2つのバッグから構成される、騎兵隊用の背嚢。
実験的に採用されるも失敗に終わり、その後は医療部隊が使用したもよう。

YUKON PACKBOARD
       ※未入手
木製フレームとコットン生地からできた背負子(しょいこ)。詳細不明。

PLYWOOD PACKBOARD
       ※入手済み(1944年・RED LION CABINET 製)
合板とコットン生地からできた背負子。1943年に採用され、1970年代初めまで使用された。
無線機や弾薬箱など収納しづらい物の運搬に利用。

ARVN RUCKSACK
       ※入手済み

ARVN RUCKSACK(タイ製)
       

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