第20回定例露営訓練
まず最初にお詫びを
当ブログの『メッセージを送る』という欄からメッセージを送って頂いた方へ・・・
ブログ用のメールボックスに移動させ、後ほど手の空いた時に返信しようと思っていたのですが、
どうやら手違いで削除してしまったようです・・・誠に申し訳ございません。
確かご質問はシェルターハーフの入手方法だったかと記憶しております。
この場を借りて返事を書くことをお許しください。
私並びにメンバーの所有しているシェルターハーフは基本的にオークションで入手したものです。
ヤフオク等で「米軍 テント」と入力すれば出てきます。
気を付けないといけないのはフルセットかどうかです。
シェルターハーフ生地2枚、ポール6本、ペグ10本がフルセットになります。
ミリタリーショップで入手と言う方法もありますが、最近はあまり店頭に並んでいないようです。
もし更に詳しく入手方法や入手先を知りたい場合は、
お手数ですがもう一度『メッセージを送る』からメッセージをお送りください。
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こんにちは、
パイル二等兵です
今回は前回
『第17・18回定例露営訓練』に引き続き、
定例露営訓練の報告を致します
期せずして
野宿という過酷な体験をした
『竜王峡キャンプ村の波乱』『続・竜王峡キャンプ村の波乱』を
第19回とさせて頂きますので、今回の訓練は
第20回という言うことになります。
第20回定例露営訓練
日時:2015年10月
場所:直方オートキャンプ場
参加メンバー:パイル二等兵、シェフ伍長、ウインナー上等兵、民間人女性2人
コンセプト:赤十字職員から露営地に新鮮な食材が届いた
この日は我々・
合衆国海兵隊野戦喫茶分隊『Cafe Marines』の野営訓練地・
直方オートキャンプ場に、
アメリカ赤十字社(
American Red Cross:以下
ARC)のメンバー2名が支援にやって来ました。
※赤十字社は戦争や天災時における傷病者救護活動を中心とした人道支援団体です
※当ブログに登場するARCメンバー2人は実際にはARCに所属しておりません、あくまで妄想の世界の話です
露営地準備
①
ARCメンバー2人を迎え入れる為の
ポンチョタープを設置
②我々
Cafe Marinesの
シェルターハーフをオープンスタイルで設置
③それぞれのテントを向かい合わせにするように残りの
シェルターハーフを設置
露営地完成
完成形はこんな感じです。
個人的には
非常に満足のいくスタイルで、
冬場は真ん中に
ストーブ等の熱源を設置すれば
それなりに熱がこもって暖かくなるのではないでしょうか?
ARCからの食料支給
露営地も完成したのち、
ARCより
食料の支援がありました。
紙袋の中には
新鮮なジャガイモやベーコン、そしてコーヒーやチョコなどが・・・ (詳細は後述)
普段は
缶詰や
レトルトなのど
不味いレーションを口にしている我々にとって
新鮮な食材は何よりのご馳走
はやる気持ちを抑え、列に並び支給を受ける我々3人
ARC レーション
こちらが
ARCより支給された食材です。便宜上
ARCレーションと呼ぶことにします。
【内容物】
ジャガイモ(小3個)
ベーコン(3枚)
塩パン(1個)
コーヒー(2杯分)、ミルク・砂糖(各2個)
m&mチョコレート(1袋)
ドーナツ(1袋)
飴・ガム(各2個)
塩コショウ(少々)
ちなみに今回は支給された
ARCレーションを
メンバー各自で独自に調理することになっています。
パイル二等兵の調理
①
ジャガイモを刻み、
メスパンでボイル (熱源は
アルコールバーナー)
②
ジャガイモに火が通ったら、
ベーコンを投入
③
ARCメンバーが個人的に持ち込んでいた
ほうれん草を少し拝借し投入
完成
ARCメンバーが個人的に持ち込んでいた
固形コンソメを入れ、
塩コショウで味を調えたら
ジャガイモとベーコンのコンソメスープの完成
シェフ伍長の調理
①
ジャガイモを刻み、
メスパンでボイル (熱源は
アルコールバーナー)
②湯切りしてソテーしてるんでしょうかね?
その後の仕上げは確認忘れ・・・
ARCから
コンソメを受け取っていたので、恐らく
コンソメ味に仕上げたのでしょう。
ちなみに
シェフ伍長の「
シェフ」は『
地獄の黙示録』に登場する「
シェフ」に由来するものであり、
シェフ伍長本人が
シェフ(料理人)の技術を持っていると言うわけではありません・・・
むしろ
料理に対する苦手意識は誰よりも強いかもしれません
ウインナー上等兵の調理
調理用の熱源を所有していない
ウインナー上等兵(それが
仮隊員の所以の一つかもしれない)は、
私から
調理用ローソクを借りて調理・・・
ちなみに
調理用ローソクとは、私が
空き缶に
蝋を詰め
太めの芯を5本差したもの。現段階では
試作品レベル。
①
くわえタバコで
ジャガイモを切る
ウインナー上等兵・・・
仮隊員のくせに生意気である
②
調理用ローソクで
ジャガイモをボイル ※湯は沸騰せず、
最高で75℃くらい?
③
メスパンで
半生のジャガイモと
ベーコンをソテー、その後
塩コショウで味付けしたもよう
ローソクでの調理風景は、誰よりも
ベテラン感を醸し出していた・・・
仮隊員のくせに生意気である
ARCの調理
①我々が
アルコールや
ローソクで調理をしている中、
ARCは
ガスで調理・・・
さすが民間である
②個人的に持ち込んでいた
オリーブオイルや
洒落た調味料を加えソテーしたもよう・・・
さすが民間である
③
ジャガイモの
ニョッキまがいのものを
クリームスープで仕上げたもよう・・・
さすが民間である
実食
完成した食事を各々の
シェルターにて実食。
私の
コンソメスープは非常に満足に行く出来栄えでした
ちなみに
調理用ローソクを使用した
ウインナー上等兵の
ジャガイモとベーコンの塩コショウ炒めは誰もが予想した通り、
ジャガイモがシャリシャリしていてとても不味そうでした
ARCから特別な支給
食後のデザートに
ARCメンバー手作りの
タルトがサプライズ支給されました
ARCレーションに入っていた
コーヒーと共に美味しく頂きました
食後の昼寝
お腹が満たされた後はこれと言ってやることがなくなったので、各々
昼寝・・・
露営訓練は
テントを設営し、食事を作り、それを食べ終われば95%終わりと言っても過言ではないのです。
ちなみに残りの
5%は最後の撤収作業です。
訓練完了
かくして
第20回露営訓練は無事幕を閉じました・・・
【今回の教訓】
ジャガイモはしっかり茹でないと美味しくない
ローソクではお湯は沸騰しない
コンソメは最強の調味料
それでは今回はこのへんで
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