第20回定例露営訓練

パイル二等兵

2015年10月18日 15:51

まず最初にお詫びを
当ブログの『メッセージを送る』という欄からメッセージを送って頂いた方へ・・・
ブログ用のメールボックスに移動させ、後ほど手の空いた時に返信しようと思っていたのですが、
どうやら手違いで削除してしまったようです・・・誠に申し訳ございません。

確かご質問はシェルターハーフの入手方法だったかと記憶しております。
この場を借りて返事を書くことをお許しください。

私並びにメンバーの所有しているシェルターハーフは基本的にオークションで入手したものです。
ヤフオク等で「米軍 テント」と入力すれば出てきます。
気を付けないといけないのはフルセットかどうかです。
シェルターハーフ生地2枚、ポール6本、ペグ10本がフルセットになります。

ミリタリーショップで入手と言う方法もありますが、最近はあまり店頭に並んでいないようです。

もし更に詳しく入手方法や入手先を知りたい場合は、
お手数ですがもう一度『メッセージを送る』からメッセージをお送りください。


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こんにちは、パイル二等兵です


今回は前回第17・18回定例露営訓練に引き続き、定例露営訓練の報告を致します

期せずして野宿という過酷な体験をした竜王峡キャンプ村の波乱』『続・竜王峡キャンプ村の波乱
第19回とさせて頂きますので、今回の訓練は第20回という言うことになります。


第20回定例露営訓練

日時:2015年10月
場所:直方オートキャンプ場
参加メンバー:パイル二等兵シェフ伍長ウインナー上等兵民間人女性2人
コンセプト:赤十字職員から露営地に新鮮な食材が届いた


この日は我々・合衆国海兵隊野戦喫茶分隊『Cafe Marinesの野営訓練地・直方オートキャンプ場に、
アメリカ赤十字社American Red Cross:以下ARC)のメンバー2名が支援にやって来ました。

※赤十字社は戦争や天災時における傷病者救護活動を中心とした人道支援団体です
※当ブログに登場するARCメンバー2人は実際にはARCに所属しておりません、あくまで妄想の世界の話です




露営地準備

ARCメンバー2人を迎え入れる為のポンチョタープを設置

②我々Cafe Marinesシェルターハーフをオープンスタイルで設置

③それぞれのテントを向かい合わせにするように残りのシェルターハーフを設置



露営地完成

完成形はこんな感じです。

個人的には非常に満足のいくスタイルで、
冬場は真ん中にストーブ等の熱源を設置すればそれなりに熱がこもって暖かくなるのではないでしょうか?



ARCからの食料支給

露営地も完成したのち、ARCより食料の支援がありました。

紙袋の中には新鮮なジャガイモやベーコン、そしてコーヒーやチョコなどが・・・ (詳細は後述)
普段は缶詰レトルトなのど不味いレーションを口にしている我々にとって
新鮮な食材は何よりのご馳走

はやる気持ちを抑え、列に並び支給を受ける我々3人



ARC レーション

こちらがARCより支給された食材です。便宜上ARCレーションと呼ぶことにします。

【内容物】
ジャガイモ(小3個)
ベーコン(3枚)
塩パン(1個)
コーヒー(2杯分)、ミルク・砂糖(各2個)
m&mチョコレート(1袋)
ドーナツ(1袋)
飴・ガム(各2個)
塩コショウ(少々)


ちなみに今回は支給されたARCレーションメンバー各自で独自に調理することになっています。



パイル二等兵の調理

ジャガイモを刻み、メスパンでボイル  (熱源はアルコールバーナー

ジャガイモに火が通ったら、ベーコンを投入

ARCメンバーが個人的に持ち込んでいたほうれん草を少し拝借し投入



完成

ARCメンバーが個人的に持ち込んでいた固形コンソメを入れ、
塩コショウで味を調えたらジャガイモとベーコンのコンソメスープの完成



シェフ伍長の調理

ジャガイモを刻み、メスパンでボイル  (熱源はアルコールバーナー

②湯切りしてソテーしてるんでしょうかね?

その後の仕上げは確認忘れ・・・ARCからコンソメを受け取っていたので、恐らくコンソメ味に仕上げたのでしょう。

ちなみにシェフ伍長の「シェフ」は『地獄の黙示録』に登場する「シェフ」に由来するものであり、
シェフ伍長本人がシェフ(料理人)の技術を持っていると言うわけではありません・・・
むしろ料理に対する苦手意識は誰よりも強いかもしれません



ウインナー上等兵の調理

調理用の熱源を所有していないウインナー上等兵(それが仮隊員の所以の一つかもしれない)は、
私から調理用ローソクを借りて調理・・・

ちなみに調理用ローソクとは、私が空き缶を詰め太めの芯を5本差したもの。現段階では試作品レベル

くわえタバコジャガイモを切るウインナー上等兵・・・仮隊員のくせに生意気である

調理用ローソクジャガイモをボイル ※湯は沸騰せず、最高で75℃くらい?

メスパン半生のジャガイモベーコンをソテー、その後塩コショウで味付けしたもよう

ローソクでの調理風景は、誰よりもベテラン感を醸し出していた・・・仮隊員のくせに生意気である



ARCの調理

①我々がアルコールローソクで調理をしている中、ARCガスで調理・・・さすが民間である

②個人的に持ち込んでいたオリーブオイル洒落た調味料を加えソテーしたもよう・・・さすが民間である

ジャガイモニョッキまがいのものをクリームスープで仕上げたもよう・・・さすが民間である



実食

完成した食事を各々のシェルターにて実食。

私のコンソメスープは非常に満足に行く出来栄えでした

ちなみに調理用ローソクを使用したウインナー上等兵ジャガイモとベーコンの塩コショウ炒めは誰もが予想した通り、
ジャガイモがシャリシャリしていてとても不味そうでした



ARCから特別な支給

食後のデザートにARCメンバー手作りのタルトがサプライズ支給されました

ARCレーションに入っていたコーヒーと共に美味しく頂きました



食後の昼寝

お腹が満たされた後はこれと言ってやることがなくなったので、各々昼寝・・・

露営訓練テントを設営し、食事を作り、それを食べ終われば95%終わりと言っても過言ではないのです。
ちなみに残りの5%は最後の撤収作業です。



訓練完了

かくして第20回露営訓練は無事幕を閉じました・・・

【今回の教訓】
ジャガイモはしっかり茹でないと美味しくない
ローソクではお湯は沸騰しない
コンソメは最強の調味料




それでは今回はこのへんで


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