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2013年02月23日

プラスチックキャンティーン

こんばんは、パイル二等兵ですニコニコ

装備品の一斉点検をしている今日この頃・・・
この機会に複数所有しているアイテムのデータベース化を進めようと思います。

今回は「プラスチックキャンティーン」(以下「プラキャンティーン」)ですピンクの星


【プラキャンティーン基本情報】
     制式名:1QT PLASTIC CANTEEN (?)
     製造国:アメリカ合衆国
     製造年:1960年代~
     サイズ:1qt(946ml)
     カラー:OD(通常)、デザートタン(砂漠用)
     材質:プラスチック

●1962年頃にそれまでの金属(アルミ・ステンレス)水筒に代わり採用された
●1960年代の物は製造過程で鉛が微量含まれているらしい ※都市伝説?
●古い物は添加物として鉛化合物が使われている可能性があるので、使用を控えた方が良い
●2000年以降には柔らかい素材(フレキシブル)の物も製造されている
●ガスマスク装着時にも水が飲める専用のキャップがある
●ある時期を境に「緑の強いOD」から「茶の強いOD」に色が変わる
●表面に「水専用」「火に掛けるな」と言う注意書きがある

それでは当方所有のプラキャンティーンを年代順にご紹介しますピンクの星
   ※今後新たに入手した場合、ここに順次追加


ABCON 1963
プラスチックキャンティーン
1963年ABCON社製のプラキャンティーン です。

ABCON社は1960年代を代表するプラキャンティーン製造会社だと思います。
「ABCON」で検索すると、いくつかの企業がヒットしますが、この製造会社との関連は不明・・・
米軍モノには珍しく「US」ではなく「USA」の刻印があります。

F.RADECKI氏の使用していたようですね。
状態は可もなく不可もなく・・・オーソドックスな中古品です。



APC 1964
プラスチックキャンティーン
1964年APC社製のプラキャンティーン です。

比較的状態が良いので、中古上と言ったところでしょうか?



ABCON 1966 ①
プラスチックキャンティーン
ABCON 1966 ②
プラスチックキャンティーン
1966年ABCON社製のプラキャンティーン 2個です。

1963年製に続き2度目の登場のABCON社。
米軍との2度目の契約を勝ち取ったのか、契約が継続していたのかは不明・・・

①は中古品、②は中古下と言った状態です。



M.W.,INC 1967 ①
プラスチックキャンティーン
M.W.,INC 1967 ②~⑤
プラスチックキャンティーン
1967年M.W.,INC社製のプラキャンティーン 5個です。

何故5個も持っているのか・・・?
購入当時(5年くらい前かな?)このロットのプラキャンティーンが格安で出回っていたからです。
しかもその時お付き合いさせて頂いていた元カノさんに5個全て買ってもらいました。
確か、喧嘩をした結果私の方が正しいと言う結論が出るも怒りが収まらず、
謝罪の証として買ってもらったのですが・・・今思うと、鬼畜の所業ですね

私はいつもこのプラキャンティーンを見る度に、元カノさんに心の中で詫びてますガーン
「つまらない喧嘩をした挙句、
意味不明な水筒を5個も買わせてすみませんでした!!」


え~状態は一応未使用品と言うことで購入しましたが、
保管時のスレなんかが散見できるので極美品と言ったところでしょうか?



ZARN 1969
プラスチックキャンティーン
1969年ZARN社製のプラキャンティーン です。

ZARN社製は1970年代、1980年代のプラキャンティーンでも確認できます。
10年以上に渡って米軍と契約し続けているのか、複数回契約を勝ち取ったのかは不明。
いずれにせよ、米軍契約の定番企業なのではないでしょうか?

状態は中古ですが悪くはないです、中古上と言ったところでしょうか?


【総評】
結局の所、1967年のM.W.,INC社製が大半を占めており、
データベースとしてはデータ不足ですね・・・
まァこの記事をUPしたことで、今後自分が入手すべき製造年が把握できたのでヨシとします。




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Posted by パイル二等兵 at 19:39│Comments(12)食器・水筒
この記事へのコメント
おはようございます、ハイエナです。

たくさんのキャンティーンをお持ちですね。

「プラ製キャンティーンの初期の物には鉛が含まれている」
という話は私も聞いたことがあるのですが、コレは都市伝説
なんでしょうかね?
Posted by ハイエナ at 2013年02月24日 09:58
上海亭の小魔王です、このキャンティーンコレクション、萌えますね!
私もホームページに年代別をUPしようかと思って早半年経っています。
参考にさせていただきます。
1969年、ZARN製は大量に出回り当時は未使用という触れ込みだったので私の装備の大半はこれにしています。一方、レプリカじゃないか?という都市伝説も^^;
Posted by 小魔王 at 2013年02月24日 19:36
 キャンティーン!!ナム戦好きの人には必須のアイテムですねー!!私もナム戦時代のキャンティーンを持っていますが、ここまで大量にはありません・・・・2000年製の物を野外に遊びに行く時使ってます!!なんだか雰囲気が違うんですよねー!!いかにも野外活動って感じがします!!
Posted by イッシー at 2013年02月24日 21:23
◎ハイエナどの こんばんは∠( ̄∧ ̄)

ん~無駄に数だけ増えましたね~ 恐らくこれからも増えるでしょう(笑)

鉛の件はまことしやかに話が出回っていますが、
信頼のおける情報源を知らないので、噂の可能性もあるのかな?・・・と。
1960年代のプラスチック製造に詳しい方がいれば聞いてみたいですね。

・・・と言いつつ、ちょっと検索したらWikiに載ってました!!
「合成樹脂安定剤として鉛化合物を使用、
有毒の為スズ系安定剤に切り替えられつつある。」

このことですね(汗) 都市伝説じゃなかったです(大汗)
Posted by パイル二等兵 at 2013年02月25日 00:43
◎小魔王どの こんばんは∠( ̄∧ ̄)

マニアは何故か同じものを数多く並べると萌えてしまいますね(笑)

是非とも小魔王どのも年代別にUPして下さい!!
私のキャンティーンだけではデータ不足感が否めません(泣)

1969年ZARN製にそのような都市伝説が!? んん知らなかった・・・

私の物は沖縄にてキャンティーンセットに組み込まれていた中古品です。
上海亭HPに掲載されてる1969年ZARN製には端っこに「4」の文字がありますね。
私のには「1」の文字があります。
「4」が削れて「1」になったのかと一瞬思いましたが、確認した所ちゃんと「1」でした。

・・・この数字何なのでしょう?
Posted by パイル二等兵 at 2013年02月25日 00:53
◎イッシーどの こんばんは∠( ̄∧ ̄)

おっしゃる通りナム戦装備の必須アイテムですね!
特に私の場合、アウトドアと言う観点からも必須です!! (それ故にこの数・・・)

野外活動でのキャンティーン使用は、趣味と実益を兼ねてますよね♪
キャンティーンセットをバッグに入れておくだけで、私の気分は米兵です(笑)
Posted by パイル二等兵 at 2013年02月25日 01:00
こんばんは、

キャンティーンもたくさんお持ちですね。!驚きました。

プラスティック製品ですので、かつての物には諸問題があると思います。食器等でも問題になったことがありますからね。

ところで、キャンティーンで思い出したのですがお友達で「赤のナルゲンオアシス」お持ちの方が、確かいらしゃいました。あれって日本では未発売の物なのでしょうか。?ネットで調べてみても「ブルーとグレイ」の2種類しか発売されていないようですが。?・・・・・
Posted by タロー at 2013年02月25日 18:19
◎タローどの こんばんは∠( ̄∧ ̄)

口にするものは、なるべく古いものは使わない方が無難ですね・・・
とは言え、金属製の物はガンガン使ってますが(汗)

「赤のナルゲンオアシス」についてシェフ伍長に聞いてみました!!
入手先はヤフオクだそうですが、今は出品してないそうです。

恐らく新色なんでしょうが、
現段階では個人輸入的な小規模入荷ではないでしょうか?
今後、正規輸入されて当たり前なアイテムになるかもしれません。
Posted by パイル二等兵 at 2013年02月26日 00:10
お疲れ様です~♪キャンティーンも年代や種類によってさまざまですが、鉛含有など都市伝説があったとは知りませんでしたw日本のホッカイロの由来が、朝鮮戦争時の米軍キャンティーンだと言うのはご存知でしょうか?当時米兵が、鉄の粉と大鋸屑、食塩水などを金属製キャンティーンへ入れてよく振って、酸化作用で発生する熱を利用したことが由来らしいです。現在、樹脂製のキャンティーンへ移行してからは水オンリーになってしまいましたが、水、御湯、兼用できるタイプは湯たんぽとしても使えますし、一つは持っておきたいですよね~wフレキシブルタイプは中身の量へ合わせて空気を抜き、チャパチャパ音がしないようにするため柔らかい素材を採用したのだとかw私は忙しすぎてブログ更新が滞っていますが、パイルさんが頻繁に更新されてるので、それを励みにがんばりますw
Posted by combatfox at 2013年02月26日 18:17
◎combatfoxどの こんにちは∠( ̄∧ ̄)

キャンティーンは兵士にとって重要なアイテムであり、当然歴史も長いわけで、
到底一人で網羅するのは無理だと感じました(汗)

鉛の都市伝説は以前から聞いてはいたのですが、
改めて調べると都市伝説ではなく事実に近いようです・・・

ホッカイロの由来は聞いたことあったような気がするのですが、
全然覚えてませんでした(汗) 朝鮮戦争ガラミだったんですね~

最近お忙しいんですねェ 農業で忙しい事は良い事のように思えます♪
励みになれるよう、なるべくブログ更新致しますので、頑張って下さいね!!
Posted by パイル二等兵 at 2013年02月27日 13:13
自分の中では1964年が初めてなものだと認識していたんですが、これを見ると1963年製のものなんて存在したんですね。これはいい物を見させていただきました。
Posted by 高桑三等兵 at 2013年03月06日 22:40
◎高桑三等兵どの こんばんは∠( ̄∧ ̄)

アルミキャンティーンが1962年まで(・・・かな?)なんで、
もしかするとその年の後半にプラ製が登場してる可能性があります。
ん〜どこかのサイトで1962年製プラキャンティーンを見た気が・・・

話は飛びますが、
ベトナム戦争以前は「軍モノ=US表記」と言う常識が通じず、
「USA表記」のモノがたまに存在します。
とは言え、60年代でこの表記はレアかもしれません。
Posted by パイル二等兵 at 2013年03月07日 02:52
 
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